ダンディズムコレクション ダンディズムコレクション
ジャケットの生地でシューズも仕立てる ダンコレのリンクコーデ 仕立て

【コーディネート】スーツの着こなしお悩み解決

ジャケットの生地でシューズも仕立てる ダンコレのリンクコーデ 仕立て
職場のファッションで、まわりから「浮いている」ことはないけれど、実は「冒険していない」「無難なものを選んでいる」だけという方も多いのではないでしょうか。

少しは自己主張を入れたいけれど、どうやって着回したらいいのかわからない。

いいモノを買うことはできるけれど、上手に着回せるかどうかは「経験」でしか身につかないこともわかっている。

このように、モノはもっているけれど着回しがわからないので、いつも無難なままという方が多いようです。

でも、せっかくいいモノを持っているのですから、そのままではもったいない。

的確な服を選んで着回しが出来ると、自然と自分に足りないモノも見えてきます。

そこで今回は、いいモノは持っているけれど、上手に着回せないという方へ、コーディネートの基本をお話します。

今回お話する基本を知っておくと、今持っている服には、他にどんな使い方があるのかを見つけることができるでしょう。

そして、その経験が、あなたの着回し力(コーディネート力)を上昇させ、職場でもプライベートでも自然な感じの主張が出来るようになるでしょう。

それでは、早速始めていきます。

寒暖差を味方にしよう

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冬から春。

寒暖差が大きくて、着回しするのが簡単じゃない。

寒さ対策に重点を置くと、社内に入ったときには暑かったり、反対に社内温度に合わせた対策だと、外出したときには寒すぎる。

何とか冬から春にかけて、寒暖差を味方にして、長く着回せるコーディネートはないものかと考えたときに、ムダ買いせずに体温調整してくれるアイテムがあります。

そのアイテムとは「3ピース(スリーピース)」です。

気温が10℃以下の場合には、ジャケットの内側にベストをINすると、見た目も身体も温かくなります。

たかがベスト1枚ですが、胴回りが覆われるので寒さ対策としても最高のアイテム。

ウォーミーな雰囲気も作れますし、重厚感もプラスされます。

反対に、社内勤務の場合には室温が20℃くらいになっています。

そんなときには、上着を脱ぐだけでOK。

上着を脱いでもベストがありますから、上着を着ているときと同じように、シックな装いをキープすることができます。

シャツの上にベストを1枚羽織っているだけで、エレガンスな印象にもなりますし、なんと言っても「品格」がアップするのは見逃せません。

このように3ピースがあれば、寒い日の外出も社内勤務も、あなたらしいおしゃれなイメージを演出できます。

また、春先になり気温が上がってきても、3ピースは活用できます。

3ピースのベストを使わずに、2ピース使いにするだけで一気に春らしい軽快な印象に変わります。

インのシャツを青色にすれば、より一層、春らしい印象に変身できます。

視覚的にも体感的にも「春」を感じさせるコーディネートが出来てしまいます。

3ピースには、まだ使い道があります。

3ピースのインに、あえてタートルを使うことで遊び着としてもOK。

3ピースのベストを使うと端正な紳士の遊び着に変化します。

また、2ピースにして使うとゆとりのある雰囲気が完成します。

3ピースは、結構便利にコーディネートできるアイテムです。

ベストがあるだけで温度にも対応し、見た目や季節感を表現する幅も広がります。

上手な着回しの基本アイテムとしては、「3ピース」を1着もっておくと大変重宝しながら、あなたらしい印象を使えることもできるでしょう。

職場で、できればジャケットは脱ぎたくない

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ジャケットを着ているときには、それなりに見えているけれど、室温や仕事の内容でジャケットを脱いでしまうと。

残念ながら、多数の人たちと同じになってしまう。

2ピースやシャツとタイだけの姿に、もう少し自信を持ちたいなら。

特に40代のミドル世代におすすめなのが、単品のベストです。

単品ベストが1着あると、落ち着いた雰囲気になるだけでなく、形や素材を変えることで大きく簡単に印象を変えることが出来てしまいます。

まずは基本中の基本のベスト選びから。

(1)シングルタイプのベスト

誠実で清潔感あふれる人柄を見せられるのが「シングルタイプ」のベストです。

シングルタイプのベストは、デザインから見ても端正でエレガント。

左右対称のシンプルなデザインは、誠実感あふれる印象をもたらせてくれるでしょう。

スーツ姿のおしゃれの基本である「Vゾーン」の奥行きを深めてくれるので「デキル」男の印象間違いなしです。

ポイントは、ベストとタイの素材感を合わせておくこと。

そしてベストの色は、タイに含まれる色を拾うとイケてるコーディネートとして完成します。

(2)ダブルブレストのベスト

ダブルブレスト特有のデザインである、多めのボタンや深い前合わせ。

これらの装飾性もあって、Vゾーンに一層の深みが与えられます。

ダブルブレストのベストは、着ているだけで「華やかさ」「貫禄」がみなぎってきますし、威厳を感じさせる演出も可能です。

ダブルブレストのベストを選ぶときのポイントは、上着とベストの素材感をそろえること。

できれば、上着もベストもザラザラとした生地同士であわせると、存在感がアップするコーディネートが完成します。

(3)ニットベスト

「男は背中で語るもの」と聞きますが、ニットベストは背中で語る男性にぴったりのコーディネートを助けてくれるでしょう。

ニットベストは、すでに紹介した「シングルタイプのベスト」「ダブルブレストのベスト」とは違い、背中側も同じ素材のニットが使われています。

ニットという素材だけでも柔和なイメージが醸し出されますが、背中もニットとなると上着を脱いだときこそ、後ろ姿で優しさを演出することができます。

シングルタイプやダブルブレストとは違い、背中の素材がキュプラでないので、上着を脱いだとき背中に気恥ずかしさもありませんから、何か足りないなと感じる不安もありません。

ミドル世代には、取り入れほしいニットベスト。

これはおすすめのコーディネートです。

(4)ラペルトベスト

格式を高め、男性的な魅力と力強さをアピールしたいとき、コーディネートとしておすすめなのが「ラペル付きベスト」です。

他のベストとは違い「ラペル」が付いているで、これだけで格式高い印象になります。

ダブルブレストでラペルがショールカラーなら、大人の色気が一気にアップ。

大人の余裕と色気、そして前向きな印象が伝わりやすいコーディネートが完成します。

柄パンツを合わせてみたい

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いつもと違うコーディネートで「やってみたい」と思いながらも踏み切れないのが「柄パンツ」ではないでしょうか。

派手すぎないだろうか?

そもそも、どうやって合わせたらいいのか?

どんな風にバランスを考えてコーディネートすればいいのか、経験者でないとわかりづらいところが多いですね。

でも、実は基本を知っていると柄パンツと柄ジャケットを、自然な感じでコーティネートすることが可能です。

まず意識することは、ジャケットよりもパンツの方が、柄が占める面積が広いということ。

パンツは他のアイテムで隠れる部分が少ないため、柄パンツは常に目に入ってくると思っておきましょう。

では、どうやって目立つ柄パンツをコーディネートするのかというと、柄で柄を馴染ませます。

具体的に言うと「柄の強弱」を意識してパンツとジャケットをコーディネートするということです。

よくやりがちなのが、柄パンツに無地のジャケットを選ぶ人も多いですが、それだと柄パンツだけが強調され、パンツだけに目が行く残念なコーディネートになります。

ですから、あえて柄パンツには柄のジャケットを選ぶことで、柄と柄を馴染ませるようにしましょう。

大事なことは一方の柄が強ければ、もう一方の柄を控えめにすることで、上下のバランスを取ることです。

パンツがやや強めの柄の場合、ジャケットは遠目無地柄を選ぶ。

ジャケットが大柄なら、パンツは無地調を選ぶ。

ジャケットがやや強めの柄なら、パンツはマイクロ柄を選ぶ。

基本的には、下が強い場合、上は全体的に引き算に。

これを意識して柄パンツのコーディネートをすると、全体的に上手な組み合わせが出来上がります。

間違っても、やってはいけないのは、上下ともに「強い柄」を合わせること。

上下とも強い柄の場合、上下どちらの魅力を出したいのかを考えて、魅力を伝えたいのとは反対の柄を控えめにしましょう。

ドレッシーからカジュアルまでOKなスーツは?

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コーディネートと言っても、それぞれのシーン用にスーツを買い足すのはちょっと。。。

確かに仕事メインで使うスーツを、シーンに合わせて買い足すのは気が進まない方もいらっしゃることでしょう。

そんなあなたにぴったりなのは、汎用性の高い「起毛生地」のスーツです。

ドレッシーな場面から休日カジュアルまでOK。

カジュアルダウンで着回せるので、内勤日にも活躍してくれます。

表面が僅かに起毛していながら、遠目無地に見えるくらいのグレンチェックの生地を選びましょう。

そしてスーツのスタイルは、クラシック過ぎずモード過ぎないもの。

これなら、様々なシーンに着回すことができます。

(1)ドレッシーな場面でのコーディネート

ドレッシーな場面では端正な印象を演出したいところです。

白のタブカラーシャツに光沢のあるタイをきちんと締めましょう。

Vゾーンをより立体的に見せるために、タイバーを使ってドレス感をアップしてもいいですね。

重要な商談など、ここ一番に自信を持って相手と向き合えるコーディネートです。

(2)出張や外回りでのコーディネート

スーツの素材に合わせたネクタイを選びましょう。

スーツの素材とネクタイの素材が合っていると、柔らかい印象を生み出すことができます。

特にストライプのネクタイなら、きちんと感もありますので、親しみやすく品格もある演出が可能。

そして忘れてはいけないのは、白のポケットチーフ。

ちょっとしたおしゃれですが、ビジネスの装いとしては抜群な効果があります。

(3)内勤の日のコーディネート

上着とシャツの間に、クルーネックのニットを挟みましょう。

クルーネックニットがあるだけで、和らいだ雰囲気になりますから周りとの親近感もアップします。

足下もプレーントゥの靴ではなく、サイドゴアなどのブーツを選べば、抜け感抜群のコーディネートが完成します。

大人の余裕と柔らかな印象。

抜け感のあるビジカジスタイルは、あなたの新しい一面を伝えることになるでしょう。

(4)気軽なパーティや女性との会食のコーディネート

細かな柄が入った、シャンブレーシャツを選びましょう。

首元にはネクタイではなく、スカーフを首に巻いて立体的で華やいだ雰囲気を。

足元はローファーでおしゃれなカジュアルを演出。

大人の華やぎ感を大事にしながら、エレガンスな印象を与えるコーディネートです。

(5)休日カジュアルのコーディネート

上着のインには、タートルネックのニットを活用しましょう。

リラックス感とすっきりとしたドレス感もあるので、休日カジュアルと言いながらも、休日でも手を抜かないドレススタイルに変身できます。

足元には、スエード素材のものを選ぶと、それだけで一気にカジュアルを演出できます。

休日のくつろぎ感と品格。

レストランでの食事などにぴったりのコーディネートと言えるでしょう。

悩ましいベルトと靴の関係性

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服のコーディネートが出来ても、実際に出掛けた先で鏡に映った自分を見て「えっ?」となることありませんか?

そういう場合、ほとんどの原因は「ベルトと靴」の関係性にあります。

「ベルトと靴は色を合わせろ」というのが基本ですが、色を合わせているのに「アレッ?」なることもあり、ベルトと靴の合わせ方に悩まれている方もいらっしゃるようです。

そこで、ここではベルトと靴の合わせ方のポイントをお話します。

まず、基本中の基本を、おさらいしておきましょう。

例えば、黒の革靴に茶色のベルト。

これは色が合っていないので、野暮ったく見えてしまいます。

ベルトと靴は「同色系」でまとめるのが鉄則であることは、ご存じの通りです。

この鉄則はOKでしょうか。

では、次に鉄則を守っているのに上手いかない理由をお話します。

その理由とは「素材」です。

ベルトと靴の色が同じ(同色系)だったとしても、チグハグな印象を受けるときは、ベルトと靴の「素材感」が統一されていないことがほとんどです。

例えば、

ブラウンスエードの靴を選んだ場合には、ブラウンスエードのベルトを選ぶ。

この素材感を統一するだけで、色だけを合わせたときよりも、断然エレガンスな印象にまとまります。

また、他にもベルトと靴の合わせ方があります。

色を合わせるという鉄則はそのままに、素材を合わせるのが今お話したことです。

色と素材を合わせることを覚えたら、次には「ドレス度」で合わせることを覚えたいですね。

例えば、足元がチャッカブーツの場合、ベルトはドレス度の高いベルトではなく、カジュアル感のあるベルトを選びたいところ。

チャッカブーツの素材にもよりますが、スエード素材やエラスティックベルトなど、程良いカジュアル感を合わせて軽快な雰囲気を作りたいですね。

そして、上級になると、靴の装飾具合でベルトを合わせるということも出来ます。

足元が装飾の高いウィングチップシューズなら、ベルトにはレザーメッシュを選ぶなど、ベルトにも靴に近い装飾性のあるものを選ぶと、統一感が出てスキのない佇まいが完成します。

ベルトと靴の合わせ方は、まずは鉄則を守ること。

そして、次の段階として「素材感」を合わせることを意識してください。

これだけで、統一感がガラッと変わって、自信を持って出掛けることが出来るようになります。

パンツと靴下って重要です

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すべてのコーディネートは出来ているハズ。

でも、ウィンドウに映った自分を見ると、何かがおかしい。

ベルトと靴も合っている。

スーツだから上着とパンツも問題ない。

シャツとネクタイも大丈夫。

そんなときに感じる違和感の原因は「靴下」にあることが多いです。

靴下はパンツと靴の橋渡しの役割をしています。

ということは、パンツ→靴下→靴と連続性がなければ、まとまりが出にくくなります。

上級者には、あえて靴下をアクセントにする人もいますが、それはなかなかハードルが高いコーディネートと覚えておきましょう。

まず、私たちがやるべきことは、靴下にはパンツと靴の中間色を選ぶことです。

例えば、パンツがネイビーで靴が黒の場合なら、靴下にはダークネイビーを選ぶ。

パンツがライトグレーで靴が黒の場合なら、靴下にはミディアムグレーを選ぶ。

このように靴下には中間色を選ぶことで、パンツから靴への連続性が出て、靴下だけが浮いたような印象になることを回避できます。

ポイントは「連続性」です。

これを意識してコーディネートすると、着こなしに馴染む靴下を選ぶことができます。

まとめ

無難な職場でのファッションから一歩抜け出すには、着回しを上手にするコーディネート力が必要です。

しかし、今回お話しましたように、基本を押さえるとそんなに難しいことではありません。

いきなり雑誌に載っているような上級者を見て、マネをすると痛い目にも合いますが、まずは基本をひとつひとつ確認しながらコーディネートをしていくと、着回しに足りないものが見えてきます。

ブラウンのベルトが足りないから、今までの着回しはイマイチだったのか。

ということがわかれば、ブラウンのベルトを買い足すだけで、着回しのバリエーションが増えるということです。

基本のコーディネート方法を活用して、もっと上手にたくさんの着回しに足りていないものを見つけてください。

それが、コーディネート力をアップし、おしゃれになる秘訣とも言えます。

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