「若者」とはもう呼ばれなくなり、結婚や子供と背負うものが増え、より一層仕事に励まなければ。
アラサーとはそんな時期ではないでしょうか。
そして仕事着はスーツ。
あなたはどんなスーツを着ていますか?
もしかして、20代に買ったスーツをまだ着ていますか?
責任ある立場になっている場合、さすがに新入社員のようなスーツはためらわれるものです。
でしたらこれを機に、自分のために作られたオーダースーツを仕立ててみるのはいかがでしょう。
オーダースーツと聞くと、イメージが湧かない人も多いかもしれませんが本記事では
「フルオーダー」というオーダー方法について説明します。
オーダースーツとは?
仕上がった状態でお店で売られているスーツを「既製服」と呼ぶのですが、
オーダースーツとは自分の体格やボディラインに合わせて作られた特注品です。
そして「オーダースーツ」といえば「フルオーダー」。
フルオーダー
名の通り、全てを自分だけの仕様に注文する方法です。
既成の型紙は使用せず、型紙から特注します。
こうして作られるフルオーダーのスーツは着心地が抜群で、
長時間着ていても疲れない、と言われます。
またフルオーダーは他のオーダー方法と違い、
生地以外にも裏地、ボタンといった細かい部分も特注することが可能です。
これこそがフルオーダーの最大のメリットで、文字通り全ての要素を特注することができます。
しかし、スーツに関する知識が豊富な方もいれば、
専門用語や知らなかった項目が多い方もいるでしょう。
そんな場合でも安心で、仕立て屋さんでは店員さんが分かりやすく説明し、
要望や好みを的確にオーダーに反映してくれます。
しかし、そんなフルオーダーにもデメリットがあり、
どうしても費用と納期がかかってしまいます。
仕立て屋さんでの寸法や生地選び、デザイン決めから詳細の打ち合わせは数時間かかりますし、
完成までは2ヶ月前後かかることでしょう。
費用も数十万規模になりますし、オーダー内容によっては
100万円以上になることもあり得ます。
それだけの納期と費用をつぎ込むからには、仕立て屋選びには注意を払いたいところですね。
お勧めの生地「カノニコ」とは?
カノニコは1936年に創業したイタリアの老舗生地メーカーで、
高いコストパフォーマンスが人気の生地です。
その品質は折り紙付きで、アルマーニ、バーバリー、ヒューゴボスといった
世界的に有名なアパレルブランドにも生地を提供しています。
特徴は高級感溢れる光沢で、多くのファンを魅了する要因となっています。
機能面も優れており、軽く、柔らかい生地なので、
着疲れせず動きやすいスーツに仕上がると評判です。
そんなカノニコですが、コストパフォーマンスに優れていることでも有名で、
他のブランドに比べると場合によっては半値近く安くなることもしばしあります。
フルオーダーですと生地以外にもたくさんのオプションが用意されているので、
コストパフォーマンスに優れたカノニコを生地に選び、
浮いた予算で他のオプションを付けるなんていうのもアリではないでしょうか。
まとめ
アラサーに差し掛かると大人の振る舞いが求められるもの。
せっかくのオーダースーツなら、最上級のフルオーダーで一家の主にふさわしいスーツを仕立ててみてはいかがでしょう。
納期と費用は他のオーダー方法よりも多くかかってしまいますが、生涯着れる極上の一品が仕上がります。
ハードルは高いですが、それでもオススメしたいフルオーダーのスーツです。