クールビズの浸透とともに日本でも、
ジャケパンスタイルの男性をよく見かけるようになりました。
ビジネスシーンでのジャケパンスタイルを認めている会社や部署も年々増加傾向にあります。
しかし、スーツに比べカジュアル度が高いので、
あまり度が過ぎると、見る人によっては不愉快な思いをしてしまう可能性があります。
スーツにも身だしなみのNGがあるようにジャケパンスタイルにも、
ビジネスシーンではNGなことがあります。
では、ビジネスシーンにおけるジャケパンスタイルのNGには
いったいどんなものがあるのでしょうか?
ビジネスジーンにおける4つのジャケパンNGコーディネイトをご紹介いたします。
濃い色のシャツ
ジャケットとパンツはスーツでは着ないような色でもコーディネイトしても、
違和感はありませんが、シャツはそういうわけにはいきません。
黒や紺といった色の濃いシャツやシルク素材のシャツは危険な香りがしますので、
堅気のビジネスをされている方はNGです。
基本の白に近い、ブルーやピンクといった淡い色づかいのシャツを選ぶようにしましょう。
また、襟がキチンとあるもので、サイズは大き過ぎずジャストサイズを選びましょう。
ベルトと靴の色がバラバラ
ベルトと靴の色が違うとチグハグな印象を与えてしまい、
その部分にだけ目が行ってしまいます。
黒なら黒、茶色なら茶色で統一するのがベターです。
特に黒はそれだけで存在感がある色なので、
ベルトが黒で靴は茶色という組み合わせはとても違和感があります。
また、素材は革でできたモノを使用するようにしましょう。
ベルトはバックルが派手なものや編み込みのメッシュベルトはNGです。
靴もローファーやスリッポンは、ジーンズOKな会社くらいでないとNGのコーディネイトでしょう。
Tシャツはダメ
ビジネスシーンでジャケパンを着用するなら、
ジャケットの下は襟のついたシャツが着こなしのマナーになります。
なので、Tシャツの上にジャケットを羽織るのはNGです。
襟付きのポロシャツは会社や部署によって、意見が分かれるところなので、
先輩や上司の着こなしを参考にしてみても良いでしょう。
短パンも禁止
クールビズの旗振り役として環境省がアロハシャツOKと発表して話題になりましたが、
その環境省ですら短パンはNGです。
たとえ生足に自信があっても、
ビジネスシーンでは予算と同じくらい、足を出すことはやめておきしょう。
まとめ
今回、ご紹介したのはあくまで一般的なビジネスシーンでの4つのNGです。
同じジャケパンスタイルでも、営業職のように人と会う機会が多いと、
これよりもNG項目が増えるでしょうし、
プログラマーのような技術職のような方だとドレスコードもゆるくなるでしょう。
スーツよりもカジュアルになりがちなジャケパンスタイルは一概にどこまでがOKで、
どこからがNGといった明確な線引きがないのが難しいところです。
自分が着たいものを着ることがファッションではなく、
それを見た人がどう感じるかというのがファッションの基本です。
「相手のことを思いやる」デキル男は例外なく、これができている男性です。
そんなデキル男になるために日頃のファッションから心がけていきましょう。