品質にこだわりのあるあなたなら、
日本という国に
誇りを持っているかもしれません。
なぜなら、日本製のブランドスーツといえば、
世界も認める品質をもっているからです。
世界でも歴史が長い国、日本の物づくりに対する情熱は、
海外からやってきたスーツにも注がれており、着物に代わって正装となっている現代。
誠実できめ細やかな物づくりは日本の誇りです。
品質にこだわり、時代の流れに流されない
ジャパンメイドに信念を貫くブランドスーツを3つ紹介いたします。
NEWYORKER(ニューヨーカー)
ベーシックでありながらも
時代やトレンドのエッセンスをプラスしたスタイルがコンセプトです。
母体となるダイドーリミテッドの歴史と技術が物づくりの基盤となり
常に“上質”を追求しているブランドです。
日本の工場技術との融合によって生み出された
「JAPAN MADE PURODUCTS」を発信し、
毛織物の産地で有名な愛知県尾州地区の特殊素材を使った
スーツで一線を画すブランドに成長しています。
拘りは生地、縫製、ディテール、全てに注ぎ込まれており
生地は自ら牧場を経営し自社グループによる品質重視な織物生産、
そして製品になるまで徹底した、自社管理体制をとっています。
そして縫製は過剰なパットを除き肩から首、袖にかけて自然なラインを演出し、
仕立ての技術に特許まで取得するほどの拘りよう。
それは、スーツの着やすさと美しい仕立て上がりを実現するための追求です。
五大陸
織り、編み、染色、加工、縫製といった工程を全て日本で行っている純正の国産ブランドです。
コンセプトはイギリス、フランス、イタリア、アメリカの伝統を取り入れ、
日本の感性を落とし込んでいく仕立ては、
世界の良いところを謙虚に学ぶという日本人ならではの姿勢そのもの。
伝統継承の意もこめて歌舞伎界の五人がアンバサダーに抜擢されました。
「五大陸」の志は世界の紳士服の歴史に新しいページを加えること。
その世界観は歌舞伎俳優を通して表現され、
スタイリッシュで力強くエレガントさを伝えています。
D‘URBAN (ダーバン)
国内最高峰の規模と技術は、自社工場である宮崎ソーイングで作られ
日本人の体に合わせた“丸い”パターンと誠実な仕立てが特徴のスーツです。
数々の企業が日本を諦めアジアに工場を移す中、
一貫してジャパンメイドに拘ったからこそ
現在のダーバンの地位があると言っても過言ではありません。
良質の証でもある“百貨店バイヤーズ賞”を2013年まで11年連続で大賞を獲得し、
2015年にも大賞を獲得するほどの評価をされています。
まだ見ぬお客様を思って、
日々服作りに励んでいる職人の思いがスーツに落とし込まれていますね。
まとめ
時代の流れに流されず信念を持ち
一貫してジャパンメイドに拘り続ける3つのブランドスーツをご紹介しました。
消費者庁の定める“景品表示法原産国表示”によると、
生地は海外で作っても、
国内の工場で縫製すれば日本製と表示することができる、とあります。
それでも国内で縫製している衣料品は4%に満たない。
そんな中で、
(1)織り編み
(2)染色
(3)縫製の3工程
これらをすべて日本で行った商品は「J∞QUALITY」という認証が受けられ、
これが品格の高さを象徴する一種のステータスのようになっています。
「五大陸」「D’URBAM」はこの認証を受けるほどのクオリティ。
「NEWYORKER」は日本の工場技術との融合によって生み出された
「JAPAN MADE PURODUCTS」で独自の路線を切り開いています。
日本製であるという誇りと自信を持って着たいものですね。