夫の同僚がオーダースーツを作ったらしく、
夫もオーダーのスーツに興味を抱き、
「どんな種類がいいかな」と言い始めました。
夫も40歳をすぎて、
「オーダースーツのひとつも持っておいた方がいいだろう」と意気揚々。
薬品会社勤務で営業担当の夫には確かにスーツは戦力になります。
オーダースーツについて調べていると、
オーダーと呼ばれるスーツのなかでもさらに3つの種類があるということを知りました。
価格帯も、納品までの期日もそれぞれのようです。
ここではオーダースーツの種類をテーマに、
はじめてでもストレスなくオーダーできるようまとめてみました。
パターンオーダースーツ
パターンオーダーは、ゲージ服と呼ばれる試着品を使ってサイズを選んでいく方法です。
3つのオーダー方法の中で一番価格も安く、
納期も早いので、はじめてオーダーにチャレンジする人におすすめ。
パターンオーダーが安いのは、既製品の工場と同じラインで作られることが多いからです。
オーダースーツのよいところは、
自分の体に合ったものを作ることができるところですが、
選択肢が多ければ多いほど、迷いや混乱があって時間のロスも生まれることがあります。
パターンオーダーなら、選択肢もきちんとありながら、
パターンが多すぎて戸惑うことは少ないのでストレスなくオーダーできるのです。
イージーオーダースーツ
イージーオーダースーツは、工場にある100〜500種類くらいの型紙のなかから、
体型にあったものを組み合わせて作り上げていくスーツのことです。
既製のスーツのなかで、気に入った生地がない、
一般的な体型だけれど部分的にアレンジしたいという人に向いています。
フルオーダーに比べると価格も手頃でありつつも、
既製服とはまったく違った着心地のよいスーツを作ることができます。
フルオーダースーツ
フルオーダースーツは、最も自分のこだわりを反映して作ることができるオーダー方法です。
ハンドメイドオーダー、ピスポークオーダーとも呼ばれています。
以前は、一人の職人がひとりひとりの体に合わせて、
手ですべて塗っていたのですが(ハンドメイドフルオーダー)、
最近は機械で裁断や縫製をすることも多くなってきました(マシンメイドフルオーダー)。
フルオーダーは完成前に、
採寸をもとにひとりひとりに合わせて作った仮縫い状態のスーツを着て、
細かい部分まで微調整をおこなうので、
出来上がったスーツは体に吸い付くような自然で楽な着心地のスーツに仕上がります。
オーダースーツの種類は店によって違う?
オーダーの種類は、これといった線引きやルールがあるわけではありません。
なので、オーダー名はお店によって異なることがあります。
例えば、ハンドメイドオーダーやカスタムオーダーという名前でありながらも、
実際はパターンオーダーだったりします。
スーツをオーダーで作る時は、オーダー方法の名前だけで判断するのでなく、
しっかりとお店の人の話をきいて確認しましょう。
まとめ
オーダースーツの種類は3種類で、
それぞれに特徴はあっても既製ではないものを買う、
自分用に作る、という気持ちが夫の働く意欲を掻き立てているようです。
女性もアクセを自分の好きなようにデザインしてオーダーするとテンション上がりますよね。
「オーダースーツ」には、着心地や外見のレベルアップだけでなく、着る人の心理も上げてくれる効果があります。
フルオーダーとなると、価格だけでなく、完成までの時間もかかります。
オーダースーツの最初の一着は無理をせず、選んでいくことをおすすめします。