毎日、着慣れないスーツを着て出勤をすることになりました。
慣れないのは夫だけでなく、私も慣れていないスーツの扱い方。
スーツがヨレヨレで夫の業績が下がって、また転職なんてことはもう嫌です。
私もスーツの扱い方を勉強しなきゃ。
何度も買い直すのもお金がかかります。
そこでこの記事では、スーツの応急処置とスーツを長く着ていくための日頃のケアについてまとめていきます。
困った!こんなときどうしよう
決して安いものでもないし、仕事で着るとなるといい加減なものではいけないし。
たとえ良いスーツを買っても、その後のお手入れがいい加減だと良いスーツも台無しにしてしまいます
緊急トラブルから、普段抱えるスーツへのどうしよう?を、解決していきます。
雨に濡れてしまった
こすると摩擦で生地が傷んでしまうので、こすらないように注意してください。
ジャケットかけるときは、木製のハンガーが水気を吸い取ってくれるのでおすすめ。
木製のハンガーがないときでも、ハンガーにタオルをかけてからスーツをかけると、水分をタオルが水分を吸い取ってくれて乾きが早くなります。
ジャケットもパンツも風通しのよい場所で乾かしてください。
パンツの折り目がなくなってきた
パンツにとってこのセンターラインが、キレイにきこなすための生命線になっているのです。
この消えそうなラインは、家にある普通のアイロンで対処できます。
片方ずつ腰から裾へ向けてアイロンをかけて行く際に、センターラインを丁寧にプレスしていきます。
このとき、別の部分に折り目をつけてしまわないように注意しましょう。
シワがとれない
着ていればシワがつくのも当たり前です。
アイロンのスチームを使ってシワをとっていきます。
パンツも同様にパンツハンガーにかけてやります。
横においてアイロンスチームをかけるのではなく、ハンガーにかけた状態でスチームを当てていくのがポイントです。
ハンガーにかければ、自分で伸ばさなくても自然と伸びてくれます。
その際には、シワのひどい部分や、背中、肘、膝などを重点的にあてていきます。
このとき、アイロンを直接スーツの生地にあてるのはやめましょう。
生地が傷んでしまいます。
パンツのセンターラインの折り目は、スチームをあてないようにします。
スチームをあててしまうと、パンツの折り目が弱くなってしまい、パンツ全体の形が崩れてしまいます。
スチーム直後のスーツはシワを伸ばせるチャンスです。
逆にその分、シワもつきやすいので間違ったシワをつけてしまわないよう、気をつけましょう。
乾ききるまで、そのまま待ちます。
もしアイロンのスチームでもシワがとれないようであれば、霧吹きで水分を与えてからスチームするようにしてみてください。
「スーツを濡らしても大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
きちんとスチームをあてて、その後しっかりと乾かせばピンとシワの伸びたスーツに戻ります。
シミがついてしまった
このとき、こすらないようにしてください。
生地が傷んでしまいます。
軽く叩いて、布にシミを染み込ませるようにシミを取り除きます。
ジュースやコーヒーなどの飲み物はこの方法で大丈夫です。
においがとれない
焼肉やラーメン、視察先の工場の油のにおいなど、あらゆるにおいを持って帰ってきます。
前出記事の「1.3 シワがとれない」の中でご紹介した、アイロンスチームを参考にしてみてください。
消臭と一緒にほのかな香りでにおいを消すこともできます。
スーツがテカテカしてきた
これは摩擦によって、生地の表面がこすれて凹凸がなくなることが原因です。
スチームアイロンをあてる
その特性を活かして、スチームをあてて繊維を活性化させます。
新しめのスーツであれば、この方法で十分効果があります。
お酢を使う
布にその酢水をふくませ、叩くようにして湿らせます。
その後、スチームをあてていき、軽くブラッシングをした後に陰干ししていきます。
メラニンスポンジを使う
その後、軽くブラッシングをします。
他の素材ですと、生地を傷めてしまうので注意してください。
出張・帰省でスーツがシワにならないか心配
出番の少ないスーツのしまい方
そんな、出番の少ないスーツをどうやって保管しておいたら良いのでしょうか。
保管する前にやっておくべきこと
自宅で汚れを落とすのではなくクリーニングに出す理由は、油を落とすためです。
汗や油は、クリーニングでないと落としにくいです。
また、クリーニングから戻ってきたスーツは、必ずビニールから出しておきましょう。
よく、クリーニングから戻ってきたスーツを、ビニールにいれたまま保管している人もいますが、それはカビの原因になります。
ビニールは湿気がこもりやすいので、ガーメントケースに入れて保管しましょう。
普段からこれをやっておけば大丈夫
ですが、普段から簡単なお手入れをしておくことでスーツをキレイに着続けられたり、長く愛用できたりすることも可能です。
毎日ハンガーにかける
これだけで、今日ついてしまったシワの大半は伸ばすことができます。
シワを伸ばすだけでなく、新しいシワを防ぐ効果もあります。
肩部分が肉厚で、肩先部分が少し前へカーブしているハンガーが良いでしょう。
できれば木製ハンガーがおすすめです。
ワイヤーのハンガーは避けましょう。
ジャケットが支えきれないのと、ジャケットの肩部分の型が崩れてしまう可能性があります。
パンツ専用のハンガーで木製が理想です。
ブラッシングをする
ショップ店員やテーラーが最も念入りにする作業でもあります。
繊維の隙間にホコリやゴミが溜まるのを防ぎます。
誇りや小さなゴミを取り払うことで、虫食いを防ぐ効果へ繋がっていくのです。
ブラッシングのメリット
一日着たスーツは、目に見えないところもホコリと汚れがたくさんついています。
それらを、生地を傷めずにホコリや汚れを手っ取り早く落とすことが可能なのです。
ブラッシングでスーツの繊維に空気を送り込むことで、着用することでつぶされてしまった繊維を起こすことができるのです。
長くキレイな状態を保つために、ブラッシングは不可欠と言われる理由はこれです。
クリーニングの回数も少なくて済むので、長い目でみると節約にも繋がります。
ブラッシングの方法
このとき、繊維の流れに逆らわないようにブラシをかけていきます。
一番大切なことは、毎日ブラシをかけることです。
毎日が大変であれば、少なくても週に3日以上はブラッシングをしていきます。
ブラシの選び方
この1本があれば、高級なスーツや着物にも対応できとっても便利。
やわらかくてしっかりと汚れが落とせます。
重さ、長さなど、毎日使うものなので疲れないブラシが良いでしょう。
おすすめのブラシ
以下の2つのブランドは、一般的な市場でみても少し価格も張りますが、1本買えばかなり長く使えるので、今後もスーツスタイルが基本となるビジネスパーソンにはおすすめです。
良い物を長く、ブラシもスーツと同じですね。
テーラーさんなどプロの愛用者も多い老舗、江戸屋。
1本1本丁寧に手植えされた、上質なブラシです。
スーツ、コート、着物、カシミアまで、オールジャンルに使える便利なブラシです。
(公式サイト http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html)
同じものを続けて着ない
スーツも一定時間休ませると、長持ち度もまったく違います。
何着かを着回すことで、お気に入りスーツの寿命を長くすることができます。
まとめ
あとは毎日のお手入れを続けること。
スーツは、「クリーニングに出すもの」としか捉えてなかったけれど、その前に自分でもできることがあったのですね。
スーツは消耗品ですが、お手入れ次第で愛着もって長く着ることができます。
ぜひ、今回のスーツのお手入れ方法を参考にしてみてください。
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