夫は飲食店などを手掛ける会社の設計士。
建物が完成すると、パーティーに呼ばれることもある。
うちわのカジュアルパーティーなので、ジャケパンで行く事が多いのだけど、そろそろ新しいジャケットが欲しいみたい。
ありきたりではなく、人とはちょっと違うデザインや柄のジャケットを作りたいみたい。
デザイナーではないけど、人とはちょっと違うセンスを見せて印象付けるのは、私も賛成。
夫がオシャレなのは単純に嬉しいし、夫のセンスは将来息子にも引き継がれるしね。
それで、私も夫に見せようと、メンズ雑誌なんか買ったりしてるんだけど、この間買った雑誌に載っていた「アリストン」。
生地のデザインが他にはないものが多いみたいだし、アリストンで作っている人がチョイスするオプションがとにかくおしゃれ。
というか、アリストンで作る人がオシャレなのかな?
オーダーって、ともするとオジサンくさいデザインになっちゃうから、作るお店にもこだわりたい。
トレンドの形や素材をちゃんと押さえていて、なおかつ体形に合ったデザインをアドバイスしてくれるようなお店、ないかしら。
アリストンのオーダージャケットを、どこで作ろうかとお悩みですか?
アリストンはとにかく生地が豊富で、取り扱いも多いことで有名です。
その素晴らしい生地を活かして、旦那様に合った最高のジャケットを作ってもらいたいものですよね。
この記事ではアリストンのことや今年の流行、そしてアリストンを取り扱うお店についてもご紹介します。
それぞれ見比べて、旦那様に似合う最高のアリストンのジャケットを作ってあげてくださいね。
アリストンとは
アリストン(ARISTON)は日本ではどちらかというとマイナーなメーカーです。
というのも、ゼニアやロロ・ピアーナのように、自社で素材から作っているミルと違い、生地問屋といったイメージの、マーチャント(生地の商社)だからです。
マーチャントの良いところは豊富な生地を取り扱っているという点です。
マーチャントで有名なブランドといえば、ほかにフランスのドーメル、ベルギーのスキャバルなどがあります。
アリストンは1920年にナポリに設立されたインパラート社によるもので、初代はフェルディナンド・インパラートというイギリスの高級織物をイタリアに最初に輸入した人物。
インパラート社は、現在はナポリからヨーロッパ最大のショッピングモール、Nola(ノラ)へ移転し、高品質とファッション性をもつ生地コレクションに、さらにスピードデリバリーという特性も加えました。
アリストンの生地は日本でこそあまり知られていませんが、イタリアではゼニアと並ぶ高級生地ブランドで、Attolini(アットリーニ)、 Kitton(キトン) 、Isaia(イサイア)などの高級ブランドがアリストンの生地を取り扱っており、イタリアでは絶大な信頼と支持を得ています。
アリストンの特徴は、生地の豊富さ、素材の良さ、エレガントで繊細なことで、最も知られているシリーズ「4STAGIONI(スタジョーニ)」は、アットリーニの得意とするツイル織り。
オールシーズン着用することができ、普通の単糸のツイルと違って、双糸で織るダブルツイルのため、しわになりにくく丈夫です。
また、2016年春夏に発表されたジャケットコレクション「GIACCHE(ジャッケ)」は、大人の落ち着きと豊かな色彩を併せ持つ、粋なコレクション。
ウール、シルク、モヘア、コットン、リネンをブレンドした、清涼感と遊び心のある、ドライでざっくりとした肌触りです。
更になめらかで上品な光沢を携えたエレガントな生地に仕上がっています。
今年の流行はネイビー
2015年はチェックが爆発的に流行りましたが、2016年の今年は明るいネイビーが流行るとのこと。
ネイビーと一口に言っても無地やチェック、ストライプ、色もグレーがかったものからあかるいものまでさまざま。
ジャケットもネイビーを取り入れたチェックや単色のものを作ってみてはいかがでしょうか?
また、オーダージャケットを作るときに気をつけたいのが丈とゴージ(襟の位置)。
今のトレンドは、足が長く見えるヒップの中央あたりのラインで、ゴージは高めです。
両方とも長かったり低かったりすると、オジサン臭く見えてしまうのでご注意を。
テーラー渡辺で扱うアリストン
3代続く、老舗のスーツ&シャツのオーダーメイド店。
「いつまでもスタイリッシュで格好良い」にこだわり、着る楽しさを提供しています。
テーラー渡辺では通常のスタンダード縫製の他に、「プレステージ縫製」と「ハイグレード縫製」があります。
・プレステージ縫製
マシンと併用し、フルハンドメイドに近い手間と時間をかけて行う縫製のことです。
着心地と丈夫さを兼ね備えたオリジナル縫製。
裏ポケットには、別名ジェッテッドポケットと呼ばれるもみ玉縁ポケットを施します。
もみ玉縁ポケットは内ポケットを表地に使用される共生地や別生地を、ポケットの淵に出来るだけ細く、揉むようにして作った玉縁ポケットのこと。
オーダーならではのハンドメイドによる松葉かんぬき使用で、縫い目を補強しています。
裏の胸ポケットはお台場仕立てになっているため、胸のボリューム感が増し、流行のイタリアンジャケットにふさわしい立体感が出ます。
・ハイグレード縫製
プレステージ縫製よりもうワンランク上の縫製で、芯地や裏地に高級素材を使用し、ハンドメイド部位をより多く取り入れた縫製。
袖を通したときに、その違いが分かります。
<SUMMER TWEED>
Virgin Wool&Silk&Linen お台場付きプレステージ縫製、本水牛ボタン
ウール&シルク:しなやかな着心地
リネン&シルク:ドライでざっくりとした質感でくつろいだ雰囲気
ウール&林縁&モヘア&シルク:なめらかで上品な光沢を備えたエラガントな着心地
リネン&シルク:ドライでざっくりとした質感でくつろいだ雰囲気
ウール&林縁&モヘア&シルク:なめらかで上品な光沢を備えたエラガントな着心地
<HOP SACK>
44%Wool 30%Silk 26%Linen
お台場付きプレステージ縫製、本水牛ボタン
ホップサック織とは、ビール製造に使われるホップを入れる麻布に似せた、ざっくりとした織物で、糸間をやや広めに開け、平織にした生地のことです。
元型はジュートやヘンプですが、こちらは選りすぐられたニュージーランド・メリノウールを使用。
通気性が良く、べとつかず、着心地と軽やかさが春夏のジャケットにピッタリな機能素材です。
<LUXURY CASHSILK>
73%CASHMERE 27%Silk
お台場付きプレステージ縫製、本水牛ボタン
ジャケットコレクションの中で、最も贅沢なマテリアルです。
サマーカシミアとシルクの実を使用した、ラグジュアリーな素材。
見る人をうっとりさせる滑らかさと豪華な風合いです。
<SUMMER TWEED>
76%Linen 24%Cotton
お台場付きプレステージ縫製、本水牛ボタン
柄は霜降り長のベーシックかつスタンダード、滑らかな肌触りのリネン&コットン生地です。
暑い日差しの中でも、サラリとした肌触りを持続させる麻の吸水性を活かし、快適なジャケットに仕上がります。
夏のワードローブに加えたい一品。
<SUMMER TWEED>
83%Silk 17%Cotton
お台場付きプレステージ縫製、本水牛ボタン
ニットの持つゴージャスなブークレ織りです。
伸縮性があり、大変柔らかな肌触りで着心地が良く、擦れても摩擦しにくいという耐摩擦性が特徴。
代官山TAGARUで扱うアリストン
代官山にある、スーツとシャツのイージーオーダー専門店。
ハイセンスな生地を扱い、丁寧な仕上げで知る人ぞ知るお店です。
アリストンの生地は、イタリアからの輸入在庫が即品切れになる程の人気ぶりとのこと。
袖先はターンナップにし、ボタンホールも1か所だけアクセントカラーに。
袖周りはハンドメイド仕様とのこと。
裏地はパープルで遊び心をプラス。
こちらのジャケットはデニム素材。
ゴージが高くラペルも広めです。
襟、フロント、ポケットがダブルステッチ。
裏地のペイズリーも効いています。
アリストンは珍しい生地が多いので、オーダージャケットでは遊び心を発揮できるのが特徴です。
Life Style Orderで扱うアリストン
「LINI E COTTON」シリーズ コットン100%迷彩柄
100%コットン無地
「world of jeans」コットン100%ジーンズ生地
春夏には欠かせないシアサッカー
「EXTRA」シリーズ
エクストラは130’Sの3PLY、160’Sのバージンウールダブルツイストの2部構成。
クラシック系ですが、モヘアの雰囲気を残しつつ、柔らかい風合いと軽い素材で出来ています。
Dressersで扱うアリストン
愛媛にあるファッション・スペシャライズド・ショップ。
服好きの大人の男性に向けたショップです。
「上品」「上質」をキーワードに、自分に合ったファッションを楽しみたい人に向けた発信をしています。
ウール、シルク、リネンの混合生地でシャリ感、ヌメリ感、適度な光沢のサックスブルー。
少しくすんだ感じがなんとも良い風合いを醸し出し、ネイビーに続く汎用性の高さと上品さが特徴。
ライトネイビーの無地。
VIRGIN WOOL100%、Super130’s DOUBLE TWISTEDの生地です。
夏のリラックスを象徴するナポリ感を出すのには最高の生地とのこと。
アリストンならではの高級感とリラックス感が演出できます。
ポロシャツと白パンのコーデや、リネンシャツとライトグレーのトロピカルスラックスのコーデなどを提案しています。
季節感のあるサマーツイード。
主な素材がシルクナタメ、光沢やなめらかさが違います。
ピンクやイエローのリネンシャツに、ライトグレーのトロピカルスラックスや白パンという、シンプルなコーデを提案。
ブラウンにパープルがかったサックスのラインが入った生地。
とてもかっこいいですね。
上品な色合いなのでどんなシチュエーションでも決まります。
まとめ
アリストンについてと、アリストンの生地を取り扱うお店についてご紹介しました。
トレンドを取り入れないといけないことはありませんが、ネイビーは元々スタンダードな色なので、長く着られるアイテムになると思います。
夏はリネンやモヘアなど、通気性が良くざっくりとした風合いで、着心地も涼しいものを作りたいですね。
また、アリストンの4stagioni(スタジョーニ)は度のお店でも一押しの生地。
最近は冬と3シーズンが主流ですが、こちらはオールシーズン着られる生地です。
双糸のダブルツイルのため、とても丈夫。
一つは持っていたいジャケットです。
さて、どんなジャケットを作るか、イメージが固まってきましたか?
あとは、イメージ通りのジャケットを作ってくれる、信頼できるテーラーを探しましょう。
最高の生地は最高のテーラーによってこそ生かされます。
皆とはちょっと違うデザインで、最高級のジャケットをまとって、堂々とパーティーに出かける旦那様をお見送りしてください。
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