そろそろクールビズの季節。
社内でクールビズ化が進んできたけど一体どのような格好をすればいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか。スーツならとにかく上下を揃えて着ればそれなりの装いができます。
しかし、クールビズではノージャケットが基本。
そこでセンスある着こなしとダサい着こなしに最も差が出るのがワイシャツです。
もしかして、
いつものワイシャツでネクタイを外しただけのスタイルをしていませんか?
毎日着るからと消耗品のように量販店の三枚セットのワイシャツを買っていませんか?
仕事のできる男はそのようなワイシャツは着ることはません。誰もが直感的に、見た目で印象を決めるということを知っているからです。
そこで今回はその他大勢の一人ではなく、できる男と一目置かれるような上質で高級なワイシャツブランドを5つご紹介します。
できる男の高級ワイシャツブランドご紹介(クールビズ編)
世の中には数多くの高級ワイシャツブランドが存在します。
今回は特にオススメのブランド5つの歴史や特徴をご紹介いたします。
芸術的な逸品「ルイジボレッリ」
1957年イタリアナポリで創業。創立者はルイジ・ボレッリ氏であり彼のシグネチャーブランドでした。最初は母のアンナがシャツの仕立て仕事をしていたのがきっかけでした。
その後、シャツ作りのメーカーを息子のルイジ・ボレッリ氏が創設。次の代を引き継いだファビオ・ボレッリ氏は研究を重ね、今でも専門の職人たちがまるでアートを生み出すようにシャツを製作しています。
現在も創立当初と同じ手法でシャツを作り続け、クオリティに対する配慮も厳しく行われています。
一番の魅力はその驚くほど快適な着心地です。
すべてハンドメイドで最高の布地を使っているため、シャツに袖を通したときの気持ち良さが違うので夏の暑い日も快適に過ごせます。
世界のトレンドをリードする「フィナモレ」
1925年イタリアナポリで創業。祖母のカロリーナが数人のお針子たちとともにナポリ中心部に小さなアトリエを開き、厳選された顧客のために100%ハンドメイドのシャツを作り始めたのがきっかけ。
イタリアの多くの素晴らしいシャツ工房がそうであるように息子たちに引き継がれ世界に誇るブランドに成長しました。
フィナモレの魅力はヴィンテージ感があり、独特のカッタウェイ、そして洗練さと暖かさの狭間をゆく高度な手縫いです。
また百貨店やセレクトショップのオリジナルシャツ、スーツ量販店など多くのブランドがフィナモレの「衿が後ろに下がっていくような形」の独特なシャツを作っており、世界のトレンドをリードするブランドでもあります。
そんなフィナモレの代表的なモデルとして、SERGIO(セルジオ)があります。
セルジオはコットン100%でできているシャツなのですが、それでいて実にキツく感じずフィットするのでクールビズのシャツに最適です。
ナポリシャツの名品「バルバ」
1964年イタリアナポリでアントニオ・バルバとヴィットリオ・バルバ兄弟が創業。設立当初は小さなアパレル工場でした。
ブランドとして成長を遂げるのは90年代初頭で、長年培った手縫いやカッティング技術を生かした商品展開を広げました。
オーナー自体が細身なこともあり、アームホームが細く、全体が細身シルエットなので日本人の体型にフィットするのでとりわけ日本での人気が高いブランドです。
ブラックレーベルとゴールドレーベル2つのラインがあります。ゴールドレーベルはハンドワークで作り込まれておりやや高価。
研究熱心でトレンドを先取りした生地を積極的に取り入れます。また見た目やフィティング向上のため、毎シーズンごとにパターン、縫製をミリ単位で微修正するところも魅力です。
またバルバは衿が柔らかいことも特徴です。
芯地を接着しない非常に柔らかい衿で、夏の暑い日にも首元は快適なのでクールビズのシャツにオススメです。
手縫いを凌駕したマシンメイド「フライ」
1962年イタリアポローニャで創業。イタリアを代表するドレスシャツブランド。イタリア、スペインから厳選した最高級素材を使った「究極のマシンメイドドレスシャツ」と称されています。
生産効率を高める為でなく、手縫いでは実現できない細かくて耐久性のある美しいステッチを施すために、あえてマシンを使うブランドです。手縫いだらけのイタリアブランドの中で強い存在感があります。
複雑な微調整が必要とされるマシンを使いこなせる熟練職人を抱えるからこそ作ることのできるシャツは最高級の逸品。各国首脳、有名人や芸能人をはじめ、世界の一流ビジネスマンから愛されているブランドです。
ワイシャツシャツ一枚で存在感をアピールしたいクールビズシャツにぴったりのブランドです。
ジェームズボンド愛用「ターンブル・アッサー」
1885年ロンドンでレジナルド・ターンブルとアーネスト・アッサーという2人の職人によって創業。上流階級向け紳士服屋から始まりました。
映画007でジェームズボンドが着用したことから、世界にシャツブランドの名を確立。
カシミヤのように滑らかでミルクのような光沢が特徴の「シーアイランドコットン生地」(カリブ海の5つの島でしか採取できない幻のコットン)を使用したモデルが魅力です。
英国の伝統的な要素を持ちながらも現代の流行にもフィットする細めなシルエットの設計が十八番です。
オーダーメイドサービスがあり、好きな袖や衿でオーダーメイドが可能です。
既製品の場合、袖が合わないといった恐れがありますが、オーダーメイドすることで解消できます。またクールビズで他の人と似たりよったりになるのを避け、自分だけの唯一のシャツをつくることもできます。
クールビズのワイシャツマナー3点
クールビズのワイシャツはただ着ればいいというわけではありません。
ビジネスの場面で好印象を与えるためのマナーを3点ご紹介します。
ワイシャツは半袖ではなく長袖を選ぶ
半袖のワイシャツは日本特有のもので基本的にビジネスのシーンではNGです!
第一ボタンを開けて首回りをさわやかに
クールビズでも正装と考える企業が増えたので基本的にワイシャツの第一ボタンをあけてOK!
衿元をあけた方がさわやかでスッキリしたイメージで好印象です。
インナーはVネックを選ぶ
第一ボタンを開けるのでインナーは深めのVネックを着用し肌着が見えないようにして清潔感のある印象にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はクールビズの高級ワイシャツブランド5選、クールビズのワイシャツマナー、クールビズ向きの衿型を5つご紹介しました。
・ルイジボレッリ
・フィナモレ
・バルバ
・フライ
・ターンブルアッサー
・フィナモレ
・バルバ
・フライ
・ターンブルアッサー
どれも上質で高級なブランドで、金額が高く感じる人もいるかもしれません。
ですが、本物には理由があります。
芸術の逸品 ルイジボレッリ
世界のトレンドをリードする フィナモレ
ナポリシャツの名品 バルバ
手縫いを凌駕したマシンメイド フライ
ジェームズボンド愛用 ターンブルアッサー
また、おすすめのブランドの他にも、クールビズのワイシャツマナーとして
・長袖
・Vネック
・第一ボタン
・Vネック
・第一ボタン
についても説明しています。
この記事からお気に入りのブランドが見つかり、あなたのワイシャツ選びのお役に立てれば嬉しい限りです。
では最後にナポレオンの名言を・・・
「人はその制服どおりの人間になる」