以前に奮発して買ったスーツ。
いま着てみると、デザインもサイズも自分に合ってない。
「捨てるしかないのかな?でも気に入っていたしもったいないし」
こんな風に考えていませんか?
実はスーツはお直し(リメイク、リフォームと呼ぶこともあります)することができるんです。
捨てずにスーツを復活させよう!
・スーツお直しのメリット
・お直ししたい場合どうしたらいいのか
・お直しするときに気をつける点
あなたのクローゼットやタンスの中には、サイズやデザインが合わなくなって眠ってしまっているスーツがあったりしませんか?
スーツは安いものではありませんので、中々捨てることもできずにそのまましまっているだけになってしまうことも。
でもそれではせっかくのスーツがもったいないですよね!
そこで挙げられる方法が「スーツのお直し」です。
今回は、スーツのお直しはどこでできるのか、お直しするときに気をつけることはなにかなど、スーツのプロ目線で解説していきます。
もちろんダンコレでもスーツのお直しを行っていますので、お気軽にご相談くださいね!
スーツお直しのメリットとは
(1)体型変化
スーツのお直しを考えられている方の多くは、「体型の変化」ではないでしょうか。
ウエストまわりが、ちょっと辛くなったとか、胴まわりの余裕がなくなってきたとか。
こういった自然現象による体型の変化が原因で、お気に入りのスーツが着られないというのは大変残念なことです。
しかし、スーツのお直しをすることで、少しずつウエストまわりや胴まわりにゆとりを持たせることができると、あきらめていたお気に入りのスーツを明日からでも着て行くことができます。
(2)デザイン
スーツは同じように見えていますが、流行のデザインというものがあります。
例えば、少し前のスーツのデザインはシルエットが若干ダブついていたかもしれません。
しかし現代的なシルエットはというと、スッキリとしてコンパクト、胴まわりを詰めた絞ったシルエットが特徴的です。
もし少し前のシルエットのスーツをお持ちで、
「お気に入りだったので簡単には捨てたくない。でも、いまどきじゃないので着るのも恥ずかしい。」
という場合にはスーツのお直しをすることで、いまどきなシルエットに変化させて着ることができるでしょう。
(3)お気に入りを遊びスーツへ
少し前のシルエットのスーツを仕事ではなく、遊びで使うために個性的なお直しを楽しむこともできます。
チェンジポケットをつけたり、裏地を変えたり、他の柄の生地を部分的に取り入れたりして「遊び感」を出すこともできます
お直ししたい場合はどうしたらいいの?
お直ししたい場合、次の4つの方法があります。
(1)購入したお店に相談
まずは、お気に入りのスーツを購入したお店に相談してみましょう。
販売しているということは、お持ちのスーツについて詳しく知っているはずですから、あなたが思っているお直しをできるのかどうか判断してくれるはずです。
(2)百貨店に入っている洋服のリフォームに相談
百貨店には、店内で販売している洋服をお直ししているお店があります。
こういったお店は、高級商品も扱うことがありますので、あなたのお気に入りのスーツのお直しを安心して相談しやすい場所になります。
(3)スーパーに入っている洋服のリフォームに相談
お店の人の技術によりますので、出来映えの差が激しいです。
ただ、費用は百貨店よりも低い傾向にあります。
(4)オーダースーツを理解している洋服のリフォーム店
こういったお店、あります。
高級洋服リフォームの専門店なので知識や技術を経験から多く持っているため、お直しについてアドバイスをもらいながら相談できるでしょう。
また、オーダースーツをメインに扱っているお店なら、スーツの作りを理解していますので、あなたのお直しができるのかどうかを相談しながら、適切な方法を検討することもできます。
お直しするときに気をつけたいこと
お直しするときには、次の2つのポイントに気をつけましょう。
(1)どうしたいのか
あなたがどのようにお直ししたいのか、ここを明確にしておきましょう。
お直しの方向性が決まっていないと、いくら時間をかけて相談しても良い答えを見つけることができません。
(2)一部分だけを直さない
ジャケットの腰回りを詰めたい。
袖を出したい。
股上を浅くしたい。
こういったお直しを希望されることが多いですが、どれも一部分だけ直してOKとはなりません。
スーツは全体のシルエットのバランスや着心地、使い勝手も大事ですから、一部分をお直しすることで影響を受ける部分の対処もしておかないといけないのです。
スーツのお直しは全体のバランスが大事です。
そういう意味では、スーツのお直しを依頼するなら、オーダースーツを理解しているお店を選ぶのが得策です。
まとめ
合わなくなったスーツをお直しで復活する場合、スーツ全体のバランスに気をつけましょう。
余裕を持たせるにしても、詰めるにしても、一部分だけのお直しでは逆にかっこわるくなることもあります。
スーツの作りに詳しく、きちんとした採寸ができるお店に依頼することで、あなたが考えている出来映えを実感できるでしょう。