あなたは一着650万円のスーツを見たことはありますか?
また、「「世界で最も贅沢な服地」は何かご存知ですか?
これらの生地素材を使用したスーツやジャケットに身を包めば、一瞬で異彩を放つワンランク上の男性になるでしょう。
それでは、早速それらの生地素材をご紹介していきます。
ビキューナ
ビキューナという南アフリカ大陸アンデス地方に生息するラクダ科の希少種を原料にした生地です。
柔らかなわたげ、肌に吸い付くような感触が心地よいのが特徴です。
その秘密は毛の細さにあります。
人の髪の毛が200ミクロン、カシミヤは14.5~16.5ミクロン、ビキューナは10~14ミクロンです。
そのため、カシミア以上に肌触りが良いのにも関わらず、カシミヤよりも軽いのです。
そんなビキューナは高額で取引されている高級生地です。
ミクロンビキューナスーツをアルマーニで購入しようとすると650万円以上は必要になります。
ぜひ一度、ショップに足を運んでビキューナ生地をそっと撫でてみてください。
その手触りに、虜になること間違いなしです。
キャメル
キャメルは、アジアに生息するラクダを原料にした生地です。
キャメルの生産量は羊毛と比べると、たった0,14%という希少素材です。
その生地は保湿性に優れ、シルクのような光沢と暖かみのある色が特徴です。
そんなキャメル生地を使用したスーツに身を包むと、周りのビジネスパーソンよりもワンランク上の男性に見られるほど存在感を増します。
その分、キャメルを着こなす難易度は高いです。
しかし、モノにできた瞬間、あなたは異彩を放つようになるでしょう。
ヴァンキッシュⅡ
ヴァンキッシュは、フランスの高級服地ブランド“ドーメル社”が2006年に発表した「世界で最も贅沢な服地」と呼ばれている最高級生地です。
同年に世界各地でイベントを開催し300着限定で販売されました。
実は、パミュナとビキューナという2つの最高級生地を配合することは非常に難しく、多くの研究を必要としました。
そしてたどり着いたのがパミュナ80%ビキューナ20%という配合率です。
そんなバンキッシュがさらに進化したのがこのバンキッシュⅡです。
何十年と高級品に接し、本物を知り抜いている目利き達までもがため息を漏らすほどの贅沢な生地です。
(画像はヴァンキッシュⅡです。パシュミナ60%ヴィキューナ30%ジャコウ牛の毛10%)
カシミア
「繊維の宝石」と呼ばれるカシミア。
カシミアヤギ1頭からわずか150~250gしか取れません。
その毛質は細く、上品な光沢と柔軟で独特のぬめりを感じる肌触り、保湿性と保温性を兼ね揃えている高級素材の代表格です。
(毛質の太さは、人の髪の毛が200ミクロンなのに対し、カシミヤは14.5~16.5ミクロン)。
クオリティの高い洋服に身を包みたいのならカシミア素材を使用したものがオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は秋冬に活躍する高級生地を4種類ご紹介しました。
いずれもワンランク上の男性に相応しい生地素材です。
これらを使用したジャケットに身を包むと、一瞬で異彩を放つ魅力的な男性になるでしょう。
一生モノになりますので、奮発して購入してみるのもいいかもしれません。