「ダラダラと汗が流れる真夏でもウチの職場ではスーツじゃなきゃ…」
「夏を快適に過ごせるように、べたつかずにサラッと着れて通気性のいい洋服が欲しい…」
そんなあなたに今回は4つのウール生地をご紹介します。
これらの生地を使用している洋服を選ぶと、春先から真夏まで快適に過ごせます。では、早速ご紹介していきます。
トロピカル
トロピカルは羊毛の長い毛を揃えて平織りしたものです。
元々、イギリスで開発されて世界に広まりました。
そしてマレーシアやインドなどの亜熱帯付近で頻繁に使用されるようになり「トロピック(=亜熱帯)」と呼ばれるように。
それが名前の由来になっています。
目が粗くサラッとした生地は軽くて通気性もよく夏の定番生地として人気です。
近年では、夏の散歩や軽いショッピングからビジネスシーンまで幅広く使用されています。
トロピカル素材のアイテムを扱う注意点としては、変色や縮みの原因となるためアイロンがけを控えるようにしましょう。
タッサー
タッサーは縦糸と数倍太くした横糸を平織りしてできるウール生地です。
伸びにくく、シワになりにくいのが特徴です。
そのため、スポーツ用のパーカーやカーテンなどのインテリア、カジュアルなジャケットまで幅広く利用されています。
タッサー生地は上品な雰囲気があるため、街歩きの際にサラッとタッサー素材のジャケットを羽織るとオシャレでカッコいいです。
メッシュ
メッシュは網目のように織りを施したウール生地です。
スポーティーメッシュやパワーネット、リバーシブルメッシュなどメッシュ生地には様々な種類がありますが、共通しているのは軽くて通気性が非常にいいということです。
また、凸凹のある生地は肌への接触面積が少なくなるので、夏場の暑い時期に汗をかいてもべたつかず、日中サラッとした肌触りで快適に過ごせます。
そのためスポーツのユニフォームやバック、ジャケットなど幅広く使用されています。
ポーラ
ポーラはポーラ糸を平織りにしたものです。
(イギリスではフレスコと呼んでいます)。
別名クールウールとも呼ばれています。
目が粗く風通しがいいのが特徴で、夏用のスーツに使われる代表格です。
クールビズが取り入れられ、ビジネスファッションも多様化していますが、「ウチの職場はスーツを着用しないと…」という方も大勢いると思います。
その場合は、手触りサラサラで通気性も抜群なポーラ生地のスーツを着用すると、涼しく夏を快適に過ごせます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は春夏にピッタリのウール素材を4種類ご紹介しました。
いずれの生地も春先から30度を超える真夏まで活躍します。
洋服を購入される場合は、デザインやサイズだけでなく生地にもこだわってみてはいかがでしょうか?
そうすると周りから一歩抜け出たオシャレな男性になることができます。