大人男性にとって必須アイテムのジャケット。
街中できちんとジャケットを着こなしている男性を見かけると、「あの男性は仕事ができそうだ」
「周りに比べてイケてる男性だな」などとつい思ってしまいます。
ビジネス仲間や家族からはもちろん、気になる女性からも好印象をもたれる…それが、ジャケットをきちんと着こなしている大人男性です。
しかし、現実はどうでしょうか?
野暮ったいジャケット姿の男性を頻繁に見かけませんか?
彼らは、どこかジャケットに着られている感がありませんか?
垢抜けない印象をつい抱いてしまう男性をたびたび見かけてしまうのは私だけでしょうか。
いえ、きっとあなたもそのような男性をしばしば見かけていると思います。
その大半の理由は、ジャケットのサイズ感が悪いからです。
そこで今回は、ジャケットを選ぶ際のフィッティングについてお伝えします。
この知識さえあれば、ジャケットをカッコよく着こなせる大人男性の仲間入りです。
サイズの基本
ジャケパンは、身体にジャストサイズのモノを選ぶのが基本です。
もともとジャケパンは、スポーツウェアが出目であるため、スーツに比べ少し大きめのサイズを選びがちです。
ゆったり感を出すのは悪くはありませんが、「砕けてもいいだろう」と思い締まりのない姿になっている男性を見かけると、つい「あの男性、ジャケパンに着られてる感あるな」と感じてしまうことも…
まずは、身体にピッタリのサイズが基本になります。
以下はジャケット・パンツのサイズ表です。
特に、ワンサイズ上のジャケットを選んでしまう男性が大半ですので注意をしましょう。
メンズ(テーラード・ジャケット)
また、あなたの体型によって肩や胸まわり、着丈のサイズが変わってきますので今から、ジャストフィットのジャケットを選ぶときにチェックすべき6つの要素をお伝えします。
チェックすべき4つの要素
肩合わせ
ジャケットは肩のサイズ感が大切です。
ココがズレテいると、たとえボリオリやアルマーニなどのブランドショップで15万円するジャケットを購入しても、「どこか野暮ったいな…」という印象を相手に与えてしまいます。
そこで、肩が袖付け部分にしっかりと収まっているかチェックしましょう。
ワンサイズ上のジャケットを来た場合は、肩の部分が落ちて見えます。
もし、肩を横から指で軽くつまんでみて、親指の第一関節まで袖付けをつまめたらワンサイズ小さめのモノに変えましょう。
また、袖付け部分が肩の内側に入っているように見え、実際に袖付け部分を上からつまめたら、ワンサイズ上のジャケットに変えましょう。
この際、背中にシワができていないのなら、それはジャストサイズです。
胸まわり
まず、ボタンを閉じた状態で立ち上がります。
そして右手(左手)を握り、ジャケットの内側にこぶしをいれてみてください。
その状態でこぶし1個分入ればジャストサイズです。
また、最近では細めのスタイルも人気があります。
もし、あなたが細めのスタイルで着たい場合は、こぶし半分くらいを目安にしてください。
袖丈
ジャケットの袖丈に関しては様々な説があります。
しかしここでは、ストンっと軽く腕をおろしてシャツが1~2cmほど顔をだしているのなら、それをジャストサイズとします。
もし、シャツが2cm以上出ている場合、もしくは全く出ていない場合はジャケットのサイズを変えましょう。
着丈
ヒップがギリギリ隠せる(もしくは、ヒップの8割が隠れる)着丈の長さをジャストサイズとします。
ヒップを全て出すほど短い丈(ショート丈)のジャケットもありますが、30代を過ぎている大人男性には少々若すぎます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はジャケットのサイズについてお伝えしました。
特に大事なのがジャストサイズのジャケットを選ぶことです。
その際は、肩合わせ、胸まわり、袖丈、着丈の4ポイントをチェックしましょう。
これさえ気をつければジャストサイズのジャケットを選ぶことができ、ビシッとカッコよく着こなせるでしょう。