「新品レザージャケットの表面がツルツルでどうも気に入らない・・・」
「すぐにでもレザー特有の円熟した味わいを楽しみたい」
そんなあなたに朗報です。
今回は、長年連れ添った相棒のようなレザージャケットをすぐにでも手に入れたいあなたのための記事です。
オススメの加工方法やなめしの種類、皮と革の違いなどをお伝えします。
今からの時間を通して、あなたのお眼鏡にかなうジャケットを見つけるお手伝いができたらと思います。
加工方法により変わるレザー
レザージャケットと一口に言っても加工方法により味わい、手触り、着心地、保温性などが変わります。
革の表面がつるつるとしたモノ。
わざと水洗い加工をしてシワをつけたモノ。
あえて色むらを出して着古した雰囲気を演出したモノ。
このようにレザージャケットを魅力的に見せる加工法は様々あります。
しかし、着込めば着込むほど体温と共に体になじみ、表面にも独特の雰囲気がでるレザーの特徴から考えても、手入れを重ね長年愛用したレザーが放つ円熟した味わいに勝てるモノはないのではないでしょうか。
とは言っても、手入れをしながら長年着込むのは手間がかかります。
そこでオススメなのがヴィンテージ加工されたモノです。
これだとはじめて羽織るレザージャケットでも、長年連れ添った相棒のような雰囲気を演出できます。
もし、あなたがレザー初心者にして熟練者の雰囲気をまといたいのならヴィンテージ加工はオススメです。
皮と革の違い
実は、レザーには「皮」と「革」の2種類があります。
あなたはこの2種類を「同じ」だと思っていませんか?
実は違うんです。
ここで「皮」と「革」の違いについてお話します。
「皮」とは動物の表面を覆っている状態、または動物の皮をはいで何も加工していない状態の事を指します。
「革」とは生皮をなめし加工した状態を指します。
ではなぜ、「皮」をなめし加工して「革」にするのでしょうか?
動物からはいだ皮を放置しておくと腐ったり固くなったりして製品として使い物になりません。
そこで革本来のしなやかさを保つためになめし加工するのです。
ちなみになめし加工にも、タンニンなめし、クロムなめし、混合なめし、油なめし・・・など様々な種類があります。
ぜひ、なめし方法からこだわってあなたのお眼鏡にかなう一着を見つけていただけたらと思います。
では、どんななめし方法があるのか見ていきます。
多様化するなめし方法
近年はなめし方法が多様化しており、皮をどのようになめすかでレザーの味わいが異なります。
レザージャケットにこだわる大人の男は、なめし方法にも敏感なはず。
以下の表を見て、どのようななめし方法があるかチェックしてみてください。(引用 ベラトラックス)
最初から渋い雰囲気のダメージ加工
最後にダメージ加工について少しお話します。
ダメージ加工とは、レザーをヴィンテージ風に見せる加工方法です。
ムラができるように染めたり、表面をやすりでけずったり・・・
職人が手間をかけて使い古した雰囲気を演出するための、なんとも贅沢な製法です。
ただ、手間暇かけて加工しているため値段も高めです。
その分、入手時点で渋い雰囲気を演出できるます。
もしあなたがすぐにでも円熟した雰囲気を持つレザージャケットに身を包みたいのならダメージ加工はオススメです。
まとめ
今回はレザーについての基本的な事をお伝えしました。
「皮」と「革」の違い、なめし方法、初心者でも円熟した雰囲気をまとえるヴィンテージ加工・・・
ぜひ、あなたのお眼鏡にかなうレザージャケットを見つけて、こなれた大人のおしゃれを楽しんでください!