ジャケットを入手する際は、品質の良さにこだわりたいもの。
しかし、デザインやシルエット重視で、品質の悪いジャケットが溢れています。
そこで今回は、簡単にジャケットの品質を見分ける4つのポイントをご紹介します。
これで、あなたも品質の良いジャケットを見分けられるようになるでしょう。
ジャストサイズでストレスなし
品質の良いジャケットは、デザインやシルエットだけでなく着心地も優れています。
よくジャストサイズのジャケパンを羽織ると、腕を動かしたり胸をはると窮屈でストレスのかかるモノがあります。
しかし、本当に質の良いジャケットは、ジャストサイズでも違和感なく動けます。
もし、腕を上げ下げしたときや胸をはったときに違和感があるようなら、それは質の悪いジャケットです。
また、質の良いジャケットは体のラインに合わせて仕立てられています。
そのため、ジャケットの重さが肩の上で分散されます。
羽織った瞬間「軽く」感じるのが質の良いジャケットなのです。
逆に、羽織ったときに「重く」感じるのなら、それは質の悪いジャケットです。
まとめると、ジャストサイズで羽織った際に、ストレスを感じず軽い着心地のが質の良いジャケットです。
自然素材の生地
良いジャケットか否かは、生地素材で判断すると簡単に判断できます。
シルクやリネン、コットンなどの自然素材100%のジャケットは品質が高い傾向にあります。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が混じっているジャケットは、品質をそれほど重要視せずに仕立てられている可能性が高いです。
ただし例外もあり、サルトリア・ダルクオーレのジャケット(30万円)は通気性や伸縮性などの機能面を追及しているので、化繊が使用されています。
もし、気になるジャケットを見つけた場合は、品質表示タグをチェックしましょう。
ボタンホールに注目する
質の良いジャケットは、ボタンホールが手縫いで立体的に作られていることが多いです
質の悪いジャケットは、薄くて汚いボタンホールであることが多いです。
このような細かいディティールを大切にしているかどうかで、そのジャケットの質の高さが分かります。
ちなみに、手縫い仕様のボタンホールのジャケットは相当品質の高いジャケットだと判断してもいいです。
襟裏のディティールが本格的
実は、襟の裏には細かいディティールが施されています。
しかし、普通に生活していると襟の裏を見られることはないため、安っぽいジャケットほど襟裏のディティールを省略しています。
逆に、こだわりを持って作られたジャケットは、襟裏のディティールが本格的です。
襟裏を見る際は、次の2点に着目してください。
・カラークロス(フェルト)がついているか
・襟ヒゲがついているか
この2点を満たすジャケットは、質の良いジャケットである可能性が高いです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は質の良いジャケットの見分け方を4つご紹介しました。
・ジャストサイズなのにストレスがなく軽い着心地
・自然素材の生地を使用している
・ボタンホールが立体的(手縫いであればなお良し)
・襟裏にカラークロス、襟ヒゲがついている
これらを全て満たすジャケットは質の良いジャケットである可能性が極めて高いです。