この生地ではスーツを清潔に長く保つコツをお話します。
もちろん、スーツと言っても、一着数十万円するブランドものから3万円以下で購入できるもの、レーヨン、シルク、麻、綿など様々な素材のものなど様々ありますが、基本的な手入れ方法は同じです。
清潔なスーツを着用するのは、大人の男性にとって大切なことですよね。ぜひ、今回の内容を試してみてくださいね。
ポケットから重いモノを取り出し型崩れを防ぐ
スーツには3つポケットがついています。
内ポケット、脇ポケット、胸ポケットです。
脇ポケットと胸ポケットには基本的に物を入れません。
入れるとしてもポケットチーフくらいですよね。
ただ、内ポケットにはスケジュール帳・タバコ・スマホなどついつい入れてしまいます。
もちろん、物を入れてもかまいませんが、スーツの型が崩れる原因になります。
なので、スマホやスケジュール帳などの重いものは基本的に鞄に入れるようにしましょう。
また、スーツを脱いだ際は、忘れずにポケットから物を出すように心がけましょう。
そうすることで、スーツの型崩れを防ぐことができ、長期間ビシッとスーツを着こなせます。
お風呂場で楽にスーツのシワを取る
朝から晩まで仕事をしていると、ウールのスーツでもシワができてしまいます。
特に、涼しい素材で人気のリネンを使用したスーツは、それこそシワくちゃになります。
シワくちゃのスーツを着ているだけで、ビジネスシーンはもちろんのこと女性とのデートでも悪印象を与えてしまいます。
仕事が終わり、帰宅してスーツを脱ぐと毎回シワができている…
そんな時は、スチームハンガーをかけるのも手です。
しかし、もっと簡単にできる方法があります。
まず、お風呂場を熱湯シャワー2~3分出し続け、ムワッと熱い蒸気で満たします。
その中に、スーツをハンガーで吊るします。
この作業を寝る前にするだけで、朝仕事前には蒸気が乾き、シワがとれています。
もちろん、スーツだけではなく、シャツやパンツ、ネクタイなどにもこの方法は効果的です。
なので、出張に行った際に、トランクの中に詰めてシワシワになった物を楽してキレイにしたい時にもオススメの方法です。
脱いだら必ずハンガーに吊るす
仕事でクタクタ…仕事仲間と飲みに行って酔っ払った…。
そんな時はスーツをハンガーにかけるなんて面倒くさいことはせずに、ソファーの上に適当に放ったり、食卓のイスにかけたりして、そのまま布団に向かいたくなりますよね。
しかし、そうするとスーツの形を長期間維持できなくなります。
また、翌朝はシワのついたスーツで仕事に向かうことにもなります。
面倒ですが、帰宅したらスーツをハンガーにかけることが大切です。
その時、薄いハンガーではなく、きちんと厚みのあるハンガーにかけるようにしましょう。
パンツは専用クリップのついたハンガーがありますので、それを使用しましょう。
「この人ニオウ…」を防ぐためこまめに消臭する
出勤から始まり、デスクワークや営業まわり、お昼休憩や同僚と飲みにいったりと、朝から晩まで活動していると、タバコ・食べ物・汗・体臭など様々なニオイがスーツにつきます。
「この人ニオウ…」と思われないように、こまめにお手入れすることが大切です。
スーツを消臭したい時は、ファブリーズやリセッシュなどの繊維の消臭効果がある物をオススメします。
スーツをハンガーにかけて、ファブリーズをシュッシュッとかけるとスーツに付着したニオイも軽減されます。
一日着たら、二日休ませることで傷みを軽減させる
普段スーツを着用しているビジネスマンの方なら、季節ごとに3着以上はスーツを所有していると思います。
お気に入りのスーツがあるかもしれませんが、同じスーツを毎日着るよりも、毎日スーツをローテーションさせて、一日着たら、二日休めることが大切です。
そいうすると、シワも取れ、痛みも軽減されるので、スーツを長期間着用できます。
シミを防ぐため、週に一度はブラッシング
スーツが毛玉やペットの毛などで汚れたらブラッシングをする方は多いのではないでしょうか。
しかし、一日でもスーツを着ると、かなりのホコリが付着しています。
なので最低でも周に一度はブラッシングを行いたいです。
ブラッシングには、スーツにシミができるのを防いだり、生地を傷めないようにする効果があります。
ブラッシングの基本は、ホコリを外に掃きだすイメージで、スーツの上から下に向かってブラシをかけます。
注意点として、高級な生地には毛先が柔らかいブラシを使用します。
また、グレーの時に目立つ小さな白いゴミは、衣類用粘着ローラーがあるのでそれを使用します。
(ガムテープやコロコロローラーだと生地を傷める恐れがあります)。
収納時のカビ・虫食いをスーツカバーで防ぐ
春夏秋冬と季節により着用するスーツは替わります。
季節にあわないスーツはタンスの奥に収納していると思います。
ただ、タンスの奥に収納すると、湿気によるカビと虫により少なからずダメージを受けます。
いざ着用しようとしてタンスからスーツを取り出すと、カビが生えていたり、小さい虫食い穴があったり…
という経験をあなたもしたことはありませんか?
それを防ぐ為にスーツカバーにしっかりとスーツを入れ、次の季節がくるまできちんと収納しておきましょう。
消耗しやすいパンツ スペアを最初に作っておく
実は、パンツは上着よりも長持ちしません。
あなたも「上着はまだ着れるのに、パンツがダメになったので、もうこのスーツは着れない…」という経験をしたことはありませんか?
上半身に比べ下半身の方がよく動くので、お尻やスネの生地が薄くなりやすいのです。
そこで、スペアのパンツを最初に作っておくことをオススメします。
そうすれば、「パンツが着用できなくなったから上着も着れない」という事態を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したことを意識するだけで、清潔感溢れるスーツを着用することができます。
スーツを清潔感よく着こなしている男性を見るだけで、相手はあなたに大人の魅力を無意識に感じてしまうものです。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。