20代、30代では気にならないかもしれませんが、40代に入ってくると将来のことが気になりだすことでしょう。
人生の先輩たちの話を聞いていても
・あのときやっておけば良かった
・あのときどうしてやらなかったのか自分で不思議
・もう今からは遅いから
諦めと後悔が入り交じった、何とも言えない話を聞きつつ、「もしかすると自分も同じことを10年後には言っているのかも」と心配になってしまうかもしれません。
そこで今回は、40代でやっておきたいことをお伝えしていきます。
1. 運動 2. 食生活 3. 人間関係 4. 学び 5. まとめ
1.運動
40代にとってやるべきことのトップは運動です。
人は20代を境に筋力や筋肉量が少しずつ低下していきます。
これは自然現象ですから仕方ありません。
しかし、自然現象だからと言って放っておくと、どんどんと筋力や筋肉量が低下し、
50代、60代になるころには40代のときのように、スピード感をもって歩くことができなかったり、少し長い階段や坂道を移動しようとするとすぐに息が切れてきたり、比較的に早くに脚がだるく感じたりするようになります。
これはあまり聞きたくありませんが「老化」を示しています。
もしあなたが50代、60代になっても若々しく見え「老けない」自分を保ちたいなら、まずは筋肉量を増やしつつ筋力アップを行うことがおすすめです。
最近では、スポーツジムも増えていますから、お仕事帰りでも利用しやすくなっています。
昔から言われていることですが、一駅手前で降りて歩く距離を伸ばすのも有酸素運動になり脂肪燃焼に役立つでしょう。
また、筋トレなどこれまでやらなかったことを始めると、
トレーニングを通して「自分の得意なこと」「自分の不得意なこと」の特性がわかってきますし、普段の生活でどういった部分に力を入れて暮らしているのかもわかってきます。
40代は運動をし、これから迎える人生をカッコイイ体とキビキビした動きで楽しく乗り越えていきましょう。
2.食生活
運動と深く結びついていますし、年齢を重ねるとともに気になる生活習慣病予防にも効果を期待できるのが食生活の見直しです。
3食食べているからといって、誰もが体に必要な栄養をきちんと取れているとは限りません。
体に必要な三大栄養素である
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
のうち、簡単に取れるのは、脂質と炭水化物です。
脂質はランチや夕食にこってりとした味の濃い
・ラーメン
・脂身の多い焼き肉
・唐揚げ
こういった、多くの40代が好むものを気にせず食べることで取れています。
炭水化物もランチや夕食で簡単に取れます。
・ごはんをお腹いっぱい食べる
・麺類を食べる
・粉ものを食べる
・パンを食べる
外食で食べられるものの大半は炭水化物が多く含まれていますし、食べておいしいと感じやすい食べ物の多くは炭水化物を含んでいます。
このような理由から脂質と炭水化物は、どちらかというと過剰に摂取している傾向の方が多いです。
そして過剰に摂取することで、生活習慣病になる可能性が高まりますし、健康診断などでメタボ認定されてしまうこともあります。
残りの栄養素「タンパク質」ですが、これが以外に摂取しづらいのです。
タンパク質というと
・お肉
・お魚
・大豆
こういった食品に多く含まれていますが、お肉には脂質も多いためタンパク質を取ると同時に脂質も多くとってしまう可能性が出てきます。
そこで40代がタンパク質を積極的に摂取するためにおすすめなのが、お魚と大豆食品から摂取することです。
このように体が健康であるために必要な三大栄養素だけでも、40代からは意識して食べることで、胃腸も整い、筋肉や体の細胞も増え、自律神経が乱れにくい体質へと変化できることでしょう。
3.人間関係
40代になると人間関係にも変化が必要です。
どうしても経験や知識の豊富さによって、固定概念ができてしまいますので、柔軟な発想をする広い年齢層の方とお付き合いするのが良いでしょう。
また、人と関わるときには20代、30代のように自分のことをアピールするようなやりとりではなく、相手の話を丁寧に受けて止めて聞ける「聞き上手」な人を目指してもらいたいと思います。
これは相手が男性であっても女性であっても同じです。
というのも、そもそも人は相手の話にはあまり興味がありません。
多くの人の興味は「自分」なのです。
ですから「話す」よりも「聞く」ことを優先すれば、相手は気持ちよく話し始めあなたのことを信頼してくれるでしょう。
4.学び
40代になると「なんでも知っている」と思い込んでしまう人もいます。
これが100年、200年前ならそうかもしれません。
しかし現代は、次々と新しい技術や仕組みが生まれている時代です。
最近の話題であれば
・AI
・機械学習
・ドローン
・フィンテック
・ブロックチェーン
ほかにもありますが、5年前には無かったようなことが登場し、私たちの生活へ入り込んできています。
このような状況ですから「もう学ぶことはない」などと考えることはできません。
常に学びを続け、新しいことへ挑戦することが簡単にできるのですから、自分から知らない世界へ飛び込むことが必要です。
5.まとめ
40代でやっておくべきことを紹介しました。
40代になると体力的にも気力的に降下する時期に入っていますから、意識しないとダラダラと暮らしてしまう可能性もあります。
しかし、50代60代、70代になったとき「あのときやっておけば良かったな」と後悔しないためには、今からやり始めることが大切です。
人は失敗しても後悔はしません。やらなかったことで後悔するのです。