もはや夏のファッションアイテムとして定番になっているサングラスですが、ビジネスシーンでは、一部の芸能人やスポーツ選手を除くと、まだまだ定着していないのが現状です。
しかし、目に悪影響を及ぼす紫外線対策として、サングラスをかけることは重要です。
またあなたも、眩しくて眉間にしわが寄った顔で街を歩くのは、できれば避けたいと思っているのではないでしょうか?
そんなビジネスシーンでのサングラスの合わせ方をご紹介します。
なぜサングラスが必要なのか?
フロンガスによるオゾン層破壊については、もはや常識となっていますが、それに伴い地上に届く紫外線の量が増えていると言われています。
波長によって3種類に分類されている紫外線のなかでもUVB(中波長紫外線)が、日焼けなどの皮膚への影響と角膜炎などの目への影響があるとされています。
紫外線が角膜や水晶体に長時間当たると、角膜炎や白内障を引き起こす可能性があります。
紫外線は4月から9月にかけて特に強まります。
また快晴時を100%としたとして、薄曇りの時は約80%、曇りの時は約60%の紫外線量とされているので、曇っているからといって油断はできません。
そして、車の運転時は、まぶしいと視認性も悪くなり、交通事故につながるリスクも増えるので、安全運転のためにもサングラスは必需品です。
スーツに合わせるためのポイント
目の色素の違いのため、より日光をまぶしいと感じる欧米人の住む欧米諸国では、ビジネスシーンなどのスーツ着用時にサングラスをかけるのは一般的ですが、まだまだ日本では芸能人やスポーツ選手を除いて、ビジネスシーンでの着用に抵抗を感じる方も多いと思います。
しかし、幾つかのポイントを抑えた上で、ビジネスシーンにおいてもしっかり目を保護したいものです。
では、ポイントを上げていきます。
・業種や職種などにもよりますが、基本的に通勤時や取引先への移動時は、会社や訪問先に 入る直前に外すようにします。
・顔の形や大きさを考慮して、見た目のバランスが不自然にならないようにしつつも、あま りレンズが大きいものは避けた方が無難です。
(小さすぎると紫外線カットの効果が下がるので注意)
・ミラーレンズや目の動きがわからなくなるような濃いレンズは避けます。
(レンズの濃さと紫外線カット量は関係ありません。)
・紺色のスーツには茶色系(べっ甲、木目調など)、茶色のスーツには青色系のフレームが 相性がよいです。
・メタルフレームのものはマット仕上げ(ツヤ消し加工されたもの)を選ぶと、品を損なわ なくなります。
スーツに合うサングラス
ティアドロップ
「涙のしずく」に似たレンズの形のティアドロップ型は、クールな印象を与えます。
細めの形や明るめの色のスーツに合わせやすいです。
かけた時に眉毛が見えないものを選ぶのがポイントです。
主に面長の顔の人に向いています。
スクエア
自然な感じがするスクエア型は、派手になりすぎない、堅めのイメージを保ちたい人に向いています。
スーツやワイシャツの色を控えめにすると、より落ち着いた感じになります。
主に丸顔の人に向いています。
ウェリントン
いろんなシーンに合う汎用性の高いウェリントン型ですが、クリエイティブな職種の方など、わりとカジュアルなもの(ジャケットとパンツなど)でもOKな人に向いています。
フレームのデザインとしては、オーソドックスで、古典的な雰囲気があります。
日本人の顔と相性がよいとされています。
まとめ
いかがでしたか?
人種や文化の違いから、なかなかビジネスシーンでの着用が難しいサングラスですが、目を保護する目的で考えると、今後は欧米諸国のように日本でも当たり前になってくるかも知れませんね。
クールや知的など、自分のイメージの演出にも役立つサングラス。
あなたも、仕事用のサングラスを検討してみてはいかがでしょうか?