あなたは新しい腕時計を買おうと思い立ったとき、どうやって情報を集めますか?
インターネットで何でも情報を取れる時代ですが、腕時計は実物を見て、腕に着けてみてから納得して買いたいものです。
でも、いきなりお店に行っても、あまりの数の多さに目移りしてしまって、結局決められないなんてこともあるかもしれませんよね?
この記事では、スムーズに情報収集して、納得の一本を購入できるような3つのポイントをあげてみました!
情報収集について
腕時計の情報収集手段はたくさんあり、下手になんでも手を出すと、かえって混乱を招きかねません。
なので、情報収集のガイドラインとして以下の流れがおすすめです。
インターネットで収集する
まずはインターネットで当たりをつけます。
ある程度ブランドの目星がついているようであれば、そのブランドのホームページを覗いてみるとよいでしょう。
ブランドのホームページは各社趣向を凝らした様々なコンテンツを用意しています。
コレクションだけではなく、ブランドの歴史や技術的な解説など、そのブランドや腕時計のことを知るには最適です。
何も決まっていないようでしたら、Amazonなどの大型ショッピングサイトを見てみるとよいでしょう。
先にメンズ・レディース別などの大きなカテゴリで絞り、ある程度方向性が見えたら、ブランド、生産国、使うシーン、素材別など細かく絞り込んでいけば、探しているものにたどり着く可能性は高いと言えるでしょう。
見た目で選びたいのなら、Google検索の画像検索で「腕時計 メンズ」などのキーワードで検索すれば、たくさんの画像が出てきますので、その中で気に入った画像を選択して、さらにページへのリンクをクリックすれば、その腕時計の情報を得られます。
より絞り込みたければ「腕時計 メンズ 高級 スイス」などといった具合にキーワードを追加していけば、それに当てはまるものだけを探すことができます。
スイス時計協会(FH)のホームページなどは、スイスの時計に特化して、各ブランドのホームページへのリンクを始め、時計の豆知識や専門用語集など、よりマニアックな情報が得られます。
本で収集する
ある程度目的の腕時計が絞り込めてきたら、次は本による情報収集です。
書店に直接行って立ち読みしてから買うのがベストですが、雑誌であれば fujisan.co.jp などでサンプルが見られるので、そこで目次を確認して求める情報が載っていそうなものを購入するのがよいでしょう。
また、さらに詳しく知りたいなら、時計専門の書籍を購入するという手もあります。
本は専門のライターによってレビューが書かれているなど、役立つ情報が多いので、興味を惹かれたものを買ってみることをおすすめします。
時計店のイベントに足を運ぶ
インターネットと本で目当ての腕時計が絞り込めたら、最後に時計店に足を運んで実物を確認します。
時計店は頻繁にイベントを開催しているものです。
インターネットや雑誌の広告などでイベント情報を収集して、店を決めます。
時計専門店のスタッフは専門知識が豊富なだけでなく、たいてい腕時計好きな人が多いので、親身になって、あなたにぴったりな腕時計を選ぶ、強力なサポートをしてくれます。
最初の一本の選び方
最初の一本を選ぶのに決まりはありませんが、まずはシンプル三針のものを選ぶのがよいでしょう。
バンドは金属と革が主要で、金属は価格が高め、夏場に革はムレて辛いなど、人それぞれ思いは違うと思いますが、基本は革のバンドになります。
フォーマルな場面では黒の革バンドが、マナー的な扱いになっています。
最初の一本におすすめのブランド
オリス
100年以上の歴史があるスイスの老舗ブランド。
機械式にこだわりがあり、ラインナップも機械式のみ。
同価格帯の他ブランドの腕時計と比べて、高品質のムーブメント(時計の動作機構)を搭載していて、コストパフォーマンスが高い。
ハミルトン
アメリカで誕生し、現在はスイスのスウォッチグループ傘下となっている100年以上の歴史を持つブランド。
エルビス・プレスリーが映画で着用していたことで有名。
高品質で、コストパフォーマンスが高い。
購入時の注意点
必ず実物を見てから購入する
インターネットや雑誌などで見ている色味と実物は異なります。
ケースのサイズ、時計の重さ、腕に着けた時の感じや見た目など、実際に見て触れてみないとわからないことが多いので、購入後にイメージと違ったなんてことにならない様にしたいものです。
偽物に注意する
精巧にできた偽物はプロでも見分けるのが難しいと言われています。
返品や返金に対応していないなど、信用できない店や、個人売買での購入は避けた方が無難です。
海外では日本人狙いの悪徳業者が多いので、特に注意が必要です。
購入価格が高くなるデメリットはありますが、やはり正規販売店での購入が安心です。
プレゼントとして購入する時の注意点
腕時計はプレゼントとして購入されることが多い物の一つです。
どの腕時計を選ぶかは別として、金属バンドの場合、手首のサイズを知らないと、購入時にコマつめをして調整してもらうのが難しいでしょう。
かといって、購入前に相手に手首のサイズを測らせてもらうわけにもいかないので、革バンドの物を選んでおくのも無難と言えるでしょう。
まとめ
どんな物でも、購入前にあれこれと調べたり、考えたりしている時が一番楽しくワクワクするものですが、なかでも腕時計は男の物欲を掻き立てられる物の一つと言ってもいいでしょう。
あなたも楽しみながら情報を集め、最高の一本を手に入れてみてはいかがでしょうか?