ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネルなど、高級ブランドがひしめくファッションの都フランス。
女性向けのバッグや財布などをイメージされる方が大半だと思いますが、今では立派なファッションアイテムとなったメガネに関しても、フランスならではのおしゃれで時代の先端を行くものが生み出されています。
ファッションにこだわる男性の、外せないアイテムの一つメガネ。
仕事バリバリのデキる男なら、オフではさらにおしゃれなメガネをかけたいはず。
この記事では、そんなあなたのために、数あるフランスのメガネブランドの中から選び抜いた3つをご紹介します。
この記事を参考に、あなたのプライベートをさらに充実させる、フランス製メガネを手にしてみてはいかが?
LAFONT(ラフォン)
1923年に、創業者のルイ・ラフォンがパリのマドレーヌに、眼鏡店「ラフォンブティック」をオープン」させたのが、ブランドの始まりでした。
創業者ルイの息子で、後に3代目となったフィリップ・ラフォンの妻ロランスは、服飾やインテリア用途のテキスタイル(布地・織物)をデザインする、テキスタイルデザイナーでした。
そのロランスのデザインが、創業者ルイ・ラフォンに評価され、メガネのデザインを任されるようになり、やがて初めてオリジナルコレクションを発表しました。
ロランスは、当時黒や茶色のフレームが主流だったのに対し、鮮やかな色遣いのテキスタイル柄などをデザインに取り入れました。
その洗練されたデザインや色遣いのセンスは、「ヴォーグ」などのファッション雑誌で取り上げられたのを機に、世界中から高く評価され、世界的なブランドとなりました。
その後も斬新なデザインを発表し続けたロランスが2012年に亡くなり、アシスタントだった息子のトーマ・ラフォンが4代目になりました。
デザイナーとしてのDNAを受け継ぎながらも、より男性的なメンズコレクションや過去のモデルをリファインした復刻モデルを発表するなど、注目を集め続けているブランドです。
alain mikli(アラン・ミクリ)
1978年に、デザイナーのアラン・ミクリにより創業されたブランドです。
パリの眼鏡学校を卒業後、眼鏡店に勤めたものの、独自のメガネをデザインするために1年で退職しました。
「絶対に真似できない」と評される独特の色遣い、市松模様のアセテートフレーム、左右非対称のフレームなど、斬新なデザインのメガネを次々と発表しました。
今ではすっかりファッションアイテムとしても認知されているメガネですが、視力矯正の道具としてのメガネにファッション性を取り入れた功績は高く評価されています。
その個性的なデザインから、俳優、サッカープレイヤー、ミュージシャンなどに愛用者が多いことでも知られています。
J.F.REY(ジェイエフレイ)
1995年にマルセイユで、ジャン・フランソワ・レイによって創業されたブランドです。
フランスの有名なメガネ産地「ジェラ地方」に生まれ、祖父の代からメガネ工房を営んでいるという環境に育ったため、幼少の頃からメガネに興味を持ち始め、自然とメガネデザイナーになった、と言われています。
1978年に自身のブランド「IDC」を立ち上げた後、その実力が認められ、フランスの雑誌「ELLE」の表紙になるなど、次々と前衛的なデザインのメガネを発表してきました。
アセテート生地の独特なカッティング、立体的なメタルフレームのデザインなど、従来のメガネのデザインと一線を画す、芸術的なメガネは年間100モデル以上も発表され、世界20数ヵ国で販売されています。
2004年、フランスのパリで開催され、アイウェア界のアカデミー賞と呼ばれている、SILMO展にて「SILMOd’Or(シルモドール)」のグランプリを受賞しているなど、フランスを代表するブランドです。
まとめ
以上、フランスのメガネブランドを3つご紹介しました。
いずれもファッションの都フランスらしい、おしゃれで芸術的なメガネブランドばかりです。
目を見張る色使いの「ラフォン」、奇抜なデザインの「アラン・ミクリ」、立体的なデザインが目を引く「ジェイエフレイ」
あなたも周りと差をつけたいなら、これらの個性的なメガネを身につけてみてはいかがでしょうか。