想像してみてください。
あなたのパートナーは大事な打ち合わせのために、10日間の出張へ向かいます。
大事な取引先のことで頭がいっぱいなのに、スーツケースの車輪がスムーズに動いてくれなかったり、すぐにスーツケースの中から取り出したいものがあるのに、すんなりと物が取り出せなかったりと、余計なストレスばかりだったらどうでしょう。
また、ちょっと軽く打っただけなのに、スーツケースが大きく凹んでしまったり、固定したはずのものがスーツケースの中で散らばっている音がしたりするとイライラを引き起こします。
そんなときに限って別の問題に遭遇したり、トラブルに巻き込まれたりする場合が多いです。
出張の目的はビジネス。
ビジネスを円滑に広げていくために出かけるのに、その行程で躓きがあるのでは、せっかくの準備も台無しです。
旅仕度も全部含めて、気分よく出張へいくために基本中の基本であるビジネススーツケースにスポットをあてていきたいと思います。
スーツケースを選ぶ際に、必ず考慮しなければならないことがあります。
それは次の3つです。
1. 重さ
2. 強度
3. 大きさ
2. 強度
3. 大きさ
です。
まず重さ。
重さは軽ければ軽いほど良いのですが、4輪と2輪で重さが異なります。
2輪はハンドルを伸ばして斜めにして歩くスタイルで、4輪は立てたまま歩くことができます。
小回りがきくのは2輪ですが、歩いていて楽なのは4輪です。
重量とも関係するので、使いみちをよく考えて購入してください。
また、キャスターがスムーズに動くかも、ぜひチェックしてください。
キャスターが上手く回らないと、スーツケースの便利度が一気に下がります。
次に、強度。
ボディの強度はとても重要。
強度が強く、軽量なのが最適です。
最近多くのスーケースに採用されているポリカーボネートは強度もあり薄いのですが、表面はペコペコしています。
その外見の頼りなさからハードな表面のABSを購入する人もいますが、実はポリカーボネートの方が頑丈で優秀なのです。
また、軽量をアピールするメーカーが増えてきていますが、ただの薄い表面だけのスーツケースもあり、強度がないものもあるのでそれなりのブランドを選んだ方が安心です。
そして大きさ。
国内、海外、宿泊数によって荷物の量も変わります。
旅行関係のサイトには、宿泊数に応じておおよその大きさが記載されていますが、ビジネス出張だということを忘れないでください。
スーツや、スーツ用の靴、パソコンやパソコンまわりの機器など、ビジネス出張では家族旅行とは中身が大きく異なります。
以上の3つだけは、必ずおさえておいてください。
項目は3つですが、チェックするべき箇所がたくさんあって大変かもしれませんが、後悔のないスーツケース選びのために、しっかりと考慮していきましょうね。
ちなみにルイ・ヴィトンの公式チャンネルで公開されている、「The Art of Packing from Louis Vuitton」という動画があります。
この動画では、美しさをテーマとして、美しいたたみ方、美しいパッキングの仕方について描かれています。
さすがルイ・ヴィトン、まさにアートです。
【The Art of Packing from Louis Vuitton】
ビジネス出張では、パソコン機器等も持ち運びます。
壊れやすい機器をきちんと守ってくれる、定評のある安心のスーツケースブランドをチョイスしました。
どのブランドも、世界的に有名で信頼性のあるブランドばかりです。
有名人をはじめ、各界のやり手起業家たちも愛用しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
サムソナイト(Samsonite)
サムソナイトは、最軽量スーツケースのコスモライトのブランドです。
「指一本で持てる」トランクとして登場しました。
また、軽いだけでなく柔軟で超頑丈スーツケースだということも、テレビ番組の「ほこたて」内で証明されました。
【軽量かつ超頑丈なサムソナイト(コスモライト)スーツケース!人気おすすめブランド】
一度思い切り凹むのですが、その後のサムソナイトがすごい。
グングン元の形へ戻っていく様子がご覧いただけると思います。
これは、ポリプロボレンシートを何層にも重ねて作られる工法で、日常の衝撃だけでなく、温度や湿度にも強いとされています。
【Samsonite Enjoy Every Second 30 sec French】
サムナイトの公式サイトはこちら
http://www.samsonite.co.jp/index.html
http://www.samsonite.co.jp/index.html
ゼロ・ハリバートン(ZERO HALLIBURTON)
本家サイト全体のイメージといい、スーツケースの姿・形・佇まいが男性心をくすぐるというゼロ・ハリバートンです。
ゼロ・ハリバートンは、1969年に月面着陸したアポロ11号で「月面採取標本格納器」(月の石を採取する)として一躍有名になったそうです。
このような歴史も男性の物欲に響くのだそうです。
ゼロ・ハリバートンの特徴として、保証期間の長さがあります。
同じくスーツケースで有名なリモワの保証期間は5年間。
グローブ・トロッターの保証期間は2年となっているなか、ゼロ・ハリバートンはなんと10年保証。
メンズスーツ世界三大ブランドのひとつとして、不動の人気を誇るブランドです。
【ZERO Air II – The lightest luggage in its class by ZERO HALLIBURTON】
ゼロ・ハリバートンの公式サイトはこちら
http://www.zerohalliburton.jp/
http://www.zerohalliburton.jp/
トゥミ(TUMI)
ビジネスバッグで不動の人気を誇るトゥミ。
女性にはあまり知られていませんが、機能性ではいうことなしのブランドです。
空港で荒く扱われるビジネススーツは、その耐久性が重要視されています。
トゥミは、リモワのポリカーボネートスーツケースに負けず劣らない強靭さを持っています。
ソフトフレームのスーツケースには、バリスティックナイロンを採用しています。
これは軍隊でも使っている素材です。
このバリスティックナイロンは、ポリカーボネートのスーツケースとは違って、荒々しく使っても傷が付きにくいのです。
トゥミの耐久性と人気はから、市場には偽物も多く出回っています。
修理が必要となった場合のことも考えて、正規代理店を通して購入しましょう。
正規店で買えば、1年間の無料保証がついてきます。
【Tegra-Lite® Max Continental Expandable Carry-On】
トゥミの公式サイトはこちら
http://www.tumi.co.jp/shop/default.aspx
http://www.tumi.co.jp/shop/default.aspx
リモワ(Rimowa)
男性に読まれるファッション雑誌で、スーツケース特集が組まれることが多いですが、必ず登場するのがリモア。
ダンディズムアイテムとして欠かせない旅アイテムなのです。
リモワはドイツ生まれの老舗メーカーです。
おそらく日本で一番人気のあるスーツケースブランドではないでしょうか。
たとえ出張や旅の途中にスーツケースに傷をつけてしまっても、シンプルで近代的なデザインのリモワには、良き思い出として、また勲章として誇らしく残ります。
高層ビルから落としても、中身をしっかりと守るたくましさで一生ものの相棒です。
【RIMOWA Electronic Tag】
リモワの公式サイトはこちら
http://www.rimowa.com/ja-jp/
http://www.rimowa.com/ja-jp/
グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)
1897年イギリス生まれのグローブ・トロッターです。
まずは、ひとつひとつ丁寧に手作業で作り上げていく様子を御覧ください。
【 Making of a Suitcase at the Globe-Trotter Factory, Broxbourne, Hertfordshire】
創業100年以上経った今も、ハンドメイドで作り上げていくこだわりです。
大量生産が当たり前の現代に、少量生産というスタイルを維持しているのです。
グローブ・トロッターとは「世界を飛び歩く人」という意味で、旅行愛好家の定番とされています。
女性にも人気があり、芸能人が持っているのを雑誌やテレビで見かけます。
グローブ・トロッターの頑丈さの秘密は、ヴァルカンファイバーと呼ばれるものにあります。
ヴァルカンファイバーは剣道の胴に使われている素材です。
頑丈さとデザインを兼ね備え、かつ、こだわりのある製法で作られるグローブ・トロッターは持っているだけでかっこいいアイテムです。
【The Making of a Globe-Trotter 英 ザ・テレグラフ “ラグジュアリー” 字幕版】
グローブ・トロッターの公式サイトはこちら
http://jp.globe-trotter.com/
http://jp.globe-trotter.com/
ブリックス(BRIC’S)
ブリックスはイタリアミラノ発の老舗ブランド。
見た目はレトロなデザインが多いブリックスですが、ポリカーボネイト製です。
ベルト部分はイタリアンレザーが使用されていて、持っていて高級感があります。
性別関係なく持てるデザインなので、大きい物を一つ、ブリックスで買っておき、共有して使うという夫婦もいます。
ビジネスだけでなく、ファミリーで海外旅行にも活躍してくれそうなスーツケースですね。
【Bric’s Incredibile Crash Test – Nulla sopravvive all’amore, eccetto…】
ブリックスの公式サイトはこちら
http://www.brics-japan.jp/
http://www.brics-japan.jp/
ロンカート(Roncato)
ロンカートは、世界中で愛用されているイタリアの高級キャリーブランドです。
世界50カ国以上で発売されています。
軽量なのに高品質なことで定評があり、セレブの間では定番のアイテムです。
丸美帯びたデザインが現代風で、単色モデルのスーツケースも都会的な印象を与えてくれます。
最軽量のジッパーケースとして脚光も浴びていますが、機能性・耐久性もしっかりと守っています。
イタリアらしいエレガントな雰囲気は、出張の気分を高めてくれるでしょう。
【RV Roncato Box – La rivoluzione nel viaggio】
ロンカートの公式サイトはこちら
http://www.roncato.com/r5/en/
http://www.roncato.com/r5/en/
ハーシェルサプライ(HERSCHEL SUPPLY)
日本ではセレクトショップでよく見かけるハーシェルサプライ。
2010年にスタートしたカナダ生まれのブランドです。
ハーシェルサプライは、登山や旅行からインスピーレションを受けているだけあって、デザインはクラシカルなものが多いです。
流行に左右されず、時代を問わず愛され続けてきたブランドだからこそ長く飽きずに使い続けていくことができます。
まだ日本ではそれほど知名度がないですが、一部のファッショニスタの間では要チェックアイテムなので、今後人気が高まること間違いなしです。
ビジネス出張でも、パートナーの移動をスマートに助けてくれるアイテムです。
【#WellPacked Bellhop: The Travel Collection】
ハーシェルサプライの公式サイトはこちら
https://www.herschelsupply.com/
https://www.herschelsupply.com/
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
ルイ・ヴィトンのスーツケースは、誰もが憧れるスーツケース。
ルイ・ヴィトンの人気は女性だけではなく、男性もステータスとして所持したいと思っています。
このヴィトンのスーツケースのアイテムひとつで、歩くときの顔つきや、背筋がシャンと伸びるようです。
ヴィトンを所持することで、その人の歩き方まで変えてしまうという凄みは、ルイ・ヴィトンというブランドが持つ影響力の強さではないでしょうか。
国内へ、海外へとビジネスで飛び回るパートナーの横で、荷物の収納だけにとどまらず、強い気持ちをも備えてくれるでしょう。
【Louis Vuitton Desert Philosophies with Matthias Schoenaerts – On Acting and Experience】
グッチ(GUCCI)
1950年代、グッチのスーツケースは、ステータスの象徴とされるほど人々の憧れの存在だったといいます。
交通手段が今ほど発達していなかった時代のスーツケースは、旅アイテムとして最も重視されていたのです。
ですが、昨日やスタイルは変われど出張の多いビジネスパーソンにとってもスーツケースは立派なビジネスアイテムの一つです。
グッチ特有の品のあるクラシカルな風貌は、空港内をさっそうと歩くスタイルにはピッタリ。
歴史と実績のあるデザインと機能で、充実した出張を過ごせるでしょう。
グッチの公式サイトはこちら
http://www.gucci.com/jp/home
http://www.gucci.com/jp/home
パスファインダー(Pathfinder)
アメリカ発のパスファインダーは、パイロットをはじめとする航空関係者に人気のブランドです。
特に海外出張の多いビジネスパーソンに支持されています。
航空関係者に愛用者が多いだけあって、使いやすさはバツグン。
本体にはファスナーポケットが両サイドについていたり、蓋裏にも大小のポケットがついていたりと、収納面も機能的。
旅を知る人の要望に、きちんと答えてくれるビジネス用スーツケースです。
【Pathfinder Revolution Plus 29in Expandable Spinner w/Suiter-】
パスファインダーの公式サイトはこちら
http://www.josawa.co.jp/buggage/pathfinder/index.html
http://www.josawa.co.jp/buggage/pathfinder/index.html
まとめ
いがかでしたか?
スーツケースは、ビジネスをスムーズに進めるための大切なアイテム。
新しく購入する時は、耐久性や使い勝手をよく考慮して決めていってくださいね。
出張の用意ですが、「準備しておいて」とパートナーに頼まれる人も多いと思います。ある程度はあなたがやっておいても、最終チェックはパートナーと一緒にすすめてください。
我が家でもよくあることなのですが、スーツケースの中のどこに何を入れておいたのかを、きちんと説明をしておかないと旅先でパートナーが混乱してしまいます。
また、出張の準備の大半を、パートナーでなくあなたが準備をすることを考えると、スーツケースを検討するときは夫婦で一緒に百貨店や専門店へ出かけて行くほうがよいでしょう。
あなたがパッキングしやすく、パートナーが取り出しやすいスーツケースを探すと、出張準備や出張中の出し入れがより便利になります。
重さ、強度、大きさを基準にして、より快適にビジネスを広げられるよう、あなたとパートナーに合ったビジネススーツケースを選んでみてくださいね。