たとえば、冬にコートを着たときに上品に背負えるリュック。
たとえば、街中を自転車で走るときにオシャレに見えるリュック。
柄シャツにも似合うリュック。
このようなシチュエーションで、ナイロンのリュック以上に活躍してくれるのがレザーリュック。
トレンド関係なく、長く愛着を持って使っていける大人のアイテムです。
そろそろ、そんなレザーリュックがひとつ欲しくなってきました。
私は女性らしい小物やガーリーなアイテムよりも、男性寄りのテイストの物の方が好みなので、夫と共有できるバッグが多いです。
リュックもそのひとつ。
ナイロンリュックは、同じブランドの同じリュックを色違いで持っていて、二人で共有して使っています。
夫と共有できるレザーバッグを探そうと思っているのですが、日常だけでなく、夫が通勤にも使えるリュックならなおさら良いと思います。
両手があくと楽ですし、ビジネスで使えるレザーリュックならリゾート地でサイクリングするときにも重宝しそうです。
子供の保育参観や遠足などの幼稚園の行事にも、夫が持っていけそうですね。
ナイロンリュックも丈夫だし、カジュアルテイストで気軽に使えて便利なのですが、どんな服装にも合うというわけではなく、スーツスタイルには全く合わせられません。
そこで、きちんと感の出せるレザーリュックを欲しいと思い始めたのでした。
私が夫に選ぶレザーリュックの条件は次の通りです。
(1)タウン用としても、ビジネス用(通勤用)としても使えるもの
(2)チープな印象にならないレザーリュック
(3)柔らかくて手触りの良いレザーリュック
(4)出し入れするときにストレスのかからないもの
(5)女性の私が使っても大きすぎないレザーリュック
(2)チープな印象にならないレザーリュック
(3)柔らかくて手触りの良いレザーリュック
(4)出し入れするときにストレスのかからないもの
(5)女性の私が使っても大きすぎないレザーリュック
以上5点がそろうレザーリュックがあると、私も夫も大満足です。
この記事ではこれらの希望を重視して、大人の背中に似合うレザーリュックに注目していきます。
レザーリュックを選ぶメリット
レザーは大人の証。
着こなしがカジュアルになりすぎてしまったときに、レザーリュックを持つことでグンとまとまり、カジュアル感を薄れさせてくれる優れものなのです。
チェックシャツやTシャツ、チノパンやジーンズに合わせても、上品なコーデに早変わり。
いつもナイロンのリュックの人も、レザーリュックがひとつあればコーデに合わせて持ちかえる楽しさを味わえます。
大人の男のレザーリュックは、カジュアルをカジュアル過ぎない程度に抑えて、かつ上品にみせてくれる使えるアイテムです。
レザーリュックの選び方
リュックにもいろいろな種類があります。
トレッキングやハイキング用、本格的な登山用、ショッピングなどに使うタウン用など、用途によって多様です。
ここでは、休日を考慮したレザーリュックの選び方についてまとめていきますが、レザーリュックなので通勤用としても使えるものがほとんどです。
収納力
大きすぎるリュックはNGです。
日常や通勤で使う大きさは、それほど大きくなくてよいはず。
大きすぎるリュックは、重くなってしまい使用から遠ざかってしまいます。
また、街中でも人や物とぶつかってしまい、行動するのにとても不便です。
20リットル前後の大きさのリュックを選びましょう。
カラー
リュックは、スポーツ店などで売られているアウトドアブランドのものと、鞄専門店やセレクトショップ等で扱われているリュックがあります。
今回は、レザーリュックをセレクトしたいので、スポーツ店ではなく鞄専門店などへ選びにいくと思いますが、その際はブラックやキャメルなど、落ち着いたカラーのレザーリュックを選びましょう。
アウトドアブランドのリュックはカラフルで派手目ものが多いです。
それはアウトドアを考慮して作られたリュックなので、危険を避けるためにわざと目立つ色に仕上げられています。
レザーリュックは日常用、またはビジネスの際に使えるバッグとしてセレクトしたいので、衣類とバランスをあわせなければなりません。
まぶしいカラー使いのものだと、洋服のコーデに合わなくなってしまいます。
レザーリュックをセレクトするときは、無難にブラックやブラウン等の色にしておいたほうが良いです。
ブランド
リュックを選ぶ際に、レザーならばなんでもよいわけではありません。
質の良い丈夫なレザーを選ばなければ、長く愛用することもできません。
バッグ専門ブランドや、メジャーなブランドのレザーリュックは、長い間使い続けても形が崩れることなく、買った時の形状を長期間保って使うことができます。
また、使い続けるうちに光沢も増してきて、愛着も湧いてきます。
人気のある商品というのは、それなりに質の高さ、機能の良さ、デザイン性を持っているからです。
ブランド名だけで選んだからといって必ず自分の好みと合うとは限りませんが、質の良さ、デザイン性の良さを判断するひとつの材料として、レザーリュックを選んでみても良いと思います。
迷ったらココ!おすすめブランド7選
レザーバッグ選びで迷ったら、このブランドで失敗なし。
上質でファッション性も高く、買って後悔しないブランドをご紹介します。
トゥミ(TUMI)
トゥミは男性には超有名なバッグブランド。
スーツケースやトラベルケースは、王道の座にあります。
丈夫さ、機能面に関しては文句なしのブランドです。
そんなトゥミのレザーリュックですが、男らしいカッチリとしたボディでありつつ、甘すぎないカーブが施してあって、そのバランスが秀逸。
外側も内側も、ちょうどよい位置に、ちょうどよい大きさのポケットがついていたり、細かい部分にもチャックがついていたりと、トラベルスーツを得意とするブランドならではの配慮がなされています。
背負った時の背中での収まりもちょうどよく、ストレスなく使うことができます。
思いやりのあるブランドですよ。
ブランド内のリュックは、ブラックやグレー、ブラウンが主流なので、パートナーの欲求にかなうリュックがみつかるのではないでしょうか。
【 Alpha 2 Tumi T-Pass® Business Class Leather Brief Pack®】
トゥミの公式サイトはこちら
http://www.tumi.co.jp/shop/default.aspx
http://www.tumi.co.jp/shop/default.aspx
フェリージ(Felisi)
フェリージのレザーリュックは、革製品特有の自然のシワやしなやかさをそのまま活かせるデザインに仕上がっています。
イタリアのバッグブランドだけあって、革製品にはこだわりがあり、職人のハンドメイドで作られています。
派手なカラーのものは少なく、落ち着いた印象のバッグが多いので、全体的に大人ブランドとしてのイメージがあります。
以下、フェリージ製品のそれぞれの工程が、手作業で丁寧に作られている様子がうかがえる動画です。
【Felisi bags and belts】
フェリージの公式サイトはこちら
http://www.felisi.net/
http://www.felisi.net/
ポーター・吉田かばん(PORTER)
男女問わず大人気のポーターのレザーリュック。
安心のメイド・イン・ジャパンです。
街を歩いていると、ポーターのリュックをみない日はない、というくらいポーター愛用者であふれていますね。
リュックだけでも幅広いラインナップですが、レザーリュックも人気があります。
やわらかい肌触りで、機能も優れたリュックは使い心地もよくデ、ザインもシンプルなので洋服にも合わせやすいです。
【JAPAN MADE with PRIDE 職人の方々のカバン作りをご紹介。】
ポーターの公式サイトはこちら
http://www.yoshidakaban.com/index.html
http://www.yoshidakaban.com/index.html
アニアリ(aniary)
シンプルでドレッシーなデザインが売りの、アニアリのレザーリュックです。
アニアリは、日本の革製品ブランド。
やわらかいレザーで使い勝手もよく、片方に肩がけしてもオシャレに使えるようなデザインに作られています。
まさに、「大人のために作られたリュック」です。
アニアリのレザーリュックは、10色以上のラインナップがあり、他のブランドではないようなカラーも揃えられています。
普段着のアクセントに、差し色として使用しても良いですね。
【アニアリ AL バックパック リュック 01-05000 ANIARY Antique Leather Back Pack】
アニアリの公式サイトはこちら
http://www.aniary.com/
http://www.aniary.com/
グッチ(GUCCI)
グッチのリュックといえば、バンブーリュックが有名ですが、バンブー以外にも人気のあるリュックはたくさんあります。
人気の秘密は、主張しすぎないデザイン、シンプルさにあります。
スーツスタイルでもプライベートスタイルでも合わせやすく、無駄な膨らみのないシャープなシルエットは、大人の男性のアイテムとして最適です。
【The Gucci Artisan Corner】
グッチの公式サイトはこちら
http://www.gucci.com/jp/home
http://www.gucci.com/jp/home
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)
ひと目でルイ・ヴィトンと分かるモノグラムもいいですが、シンプルなデザインのヴィトンもおすすめです。
ヴィトンのメンズレザーリュックは小ぶりなものが多く、タウン用として最適です。
世界で一番有名なブランドともいえるルイ・ヴィトンですが、その圧倒的な高級感で他のアイテムをも引き立ててくれます。
【Josh Backpack from Louis Vuitton】
ルイ・ヴィトンの公式サイトはこちら
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
土屋鞄製造所
土屋鞄のレザーバッグやレザー小物は、最初からやわらかく使い心地もよいです。
レザーは使っていくうちにやわらかくなっていくものが多いですが、土屋鞄のレザーは違います。
レザーに触れると、手に吸い付くような感触をすぐに実感することができるのです。
もちろん経年劣化も楽しめます。
月日とともにツヤと深みが増していくのをみると、育てている感が大きくなって愛着が増加していきます。
また土屋鞄のレザーリュックは軽いことでも定評があります。
普通、オールレザーのバッグは重量があるのですが、このブランドのリュックは軽いのです。
土屋鞄はリュックの他にも、財布、バッグ類全般、ステーショナリーなど革小物を中心に展開していますが、他の小物も土屋鞄ブランドで揃えるファンも多く、リピする人が耐えないという魅力たっぷりのブランドです。
【 tsuchiya-kaban【winter morning】 】
土屋鞄製造所の公式サイトはこちら
http://www.tsuchiya-kaban.jp/
http://www.tsuchiya-kaban.jp/
ヘルツ(HERZ)
こちらも日本製のブランド。
商品はすべて受注生産という徹底ぶり。
大量生産にはない、丁寧な仕事ぶりがヘルツを愛用している人へと響きます。
ヘルツの公式サイトはこちら
http://www.herz-bag.jp/webshop/
http://www.herz-bag.jp/webshop/
コーチ(COACH)
老若男女に人気のお馴染みのコーチ。
他ブランドに比べると、レザーリュックのラインナップがかなり豊富です。
品の良いツートンカラーやカラーバリエーションもたくさんあります。
カジュアルテイストでデザインに遊び心があっても、レザー素材なので見た目の品の良さと、柔らかい使い心地を長く保つことができます。
【My Style, My Backpack | #CARRYCOACH】
コーチの公式サイトはこちら
http://japan.coach.com/top/CSfTop.jsp
http://japan.coach.com/top/CSfTop.jsp
まとめ
リュックといえばナイロン素材が圧倒的。
だから、レザーリュックは私が考えているほど選択肢はないかもしれないな、と思っていましたが、きちんと探せばたくさんありました。
有名ブランドにも、いつもハンドバッグやお財布ばかりに目がいっていたのですが、上質なレザーリュックがたくさんありました。
もしあなたも、カジュアル過ぎないリュックを探しているのであれば、大人デザインだけでなく、素材がレザーのリュックを探してみてください。
お気に入りの大人リュックがみつかるかもしれません。