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ジャケットの生地でシューズも仕立てる ダンコレのリンクコーデ 仕立て

大人だから持っておきたいダウンブランド6選

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防寒性はバツグンなんだけれど、なんだかあのモコモコしたシルエットがなんだか子どもっぽくてイマイチ好きになれない…。

もしかしたら、ダウンジャケットにそんなイメージを持ってはいませんか?

確かにダウンジャケットは防寒性を高めるためにダウン=羽毛が使用されているので、ボリュームが出て、野暮ったく見えてしまうアイテムです。

というのも、もともとアウトドアのために開発されたウェアですから、ファッション性よりも機能性を重視されてきたという歴史がありますからね…。

しかし、今では技術の進歩もあり、保温性はそのままに薄手でタイトなシルエットのダウンジャケットを作れるようになりました。

また、素材にもこだわり高級感を感じさせるダウンジャケットが各ブランドから毎年のように発表されるようになり、実は、大人の男性が使えるアイテムに変貌を遂げているのです。

もちろん、ジャケパンスタイルやスーツ姿の上から羽織ってもサマになるので、防寒性とファッション性を求めるならアウターにダウンジャケットという着こなしをぜひ、取り入れいただきたいもの…。

また、ダウンジャケットはオンだけではなくオフでも大活躍間違いナシのアイテムなので、クローゼットに一着あると何かと重宝するアイテムでもあります。

今回は、そんな大人の男性にこそ着こなして欲しい大人による大人のためのダウンブランドを6つご紹介いたしましょう。

高級ダウンの代名詞 モンクレール

引用:http://store.moncler.com/jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%BC_cod41236584wu.html#dept=fwsscnsf
引用:http://store.moncler.com/jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%BC_cod41236584wu.html#dept=fwsscnsf
モンクレールは1952年にダウンジャケットメーカーとしてフランス・グルノーブル郊外にある「モネスティエ・ドゥ・クレルモン(Monestier de Clermont)」という土地で創業され、その頭文字を取ってMonclerと名付けられました。

もともとは登山家に向けた装備であるテントやシェラフ、ウェアを手がける企業としてブランドがスタート。

しかし、フランス人として初めてヒマラヤ登頂に成功した世界的な登山家であるリオネル・テレイをアドバイザーとして迎え入れたことをきっかけに登山家向けにダウンウェアを作り始めたことがモンクレールの転機となりました。

登山家にとってしっかりと身動きが取れて、保温力に優れた装備というのは必要不可欠であり、最高峰の登山にチャレンジするためには生死に関わる問題。

そんな登山家たちの生命を守ることを使命として、モンクレールのダウン作りはツタートしたのです。

モンクレールはそれ以来、登山家のニーズに応えるダウン製品の改良を繰り返し、1954年にはイタリア・カラコラム登頂隊、翌1955年にはフランス・マカル登頂隊、さらに1964年にはアラスカ遠征隊に採用されることとなりました。

1960年代前半には、登山用ダウンウェアで培ったノウハウを応用し、スキーウェアの分野にも進出。

スキーウェアブランドとして認知されるようになると、これがきっかけとなり、1968年のグルノーブルオリンピックでは、フランスナショナルチームの公式ウェアにモンクレールのウェアが選ばれるようになりました。

1980年代に入ると、セレクトショップなどでもモンクレールのダウンジャケットが取り扱われるようになり、その保温性と品質の高さから徐々にファッションアイテムとして人気を博していきます。

特にイタリアではモンクレールのダウンは大人気で、モンクレールの売上の半分はイタリからの売上によることからもそれを見て取れるでしょう。

モンクレールが誇る品質の高さの秘密は、まず、AFNOR(フランス規格協会)から最高品質の証である「4Flcorons(キャトル・フロコン)」が与えられていることが挙げられますね。

さらに、そのダウンの各部位ごとに使用する羽毛の量も厳密に決められ、一つ一つ職人の手によって生産されているのが特徴です。

また、品質や機能性だけではなくダウンジャケットでありながら身体のラインがキレイに見えるそのデザインが人気を集める理由。

近年では、ダウンジャケット以外にもポロシャツなどのスポーツウェアを発表し、高品質に加えて、ファッション性の高いブランドとしてヨーロッパをはじめとする上流階級から支持を集めているブランドです。

圧倒的なフィルパワー「800」を誇る タトラス

引用:http://www.tatras.it/shop-man/down-jacket/boesio.html
引用:http://www.tatras.it/shop-man/down-jacket/boesio.html
ポストモンクレールとして注目を集めるのがタトラス。

2006年にミラノを拠点として生まれたタトラスはその美しいシルエットで人々を虜にし、あっと言う間にダウンジャケットの定番ブランドとしての地位を手に入れました。

ブランドのコンセプトは「in everywhere」。

普遍的テーマである「機能性」、「洗練された」、「唯一無二」という3つの切り口から造形美を追求していくことでブランドとしての魅力を発信しています。

タトラスの特徴はその他にも、使用する素材への強いこだわりがありますね。

主力商品であるダウンジャケットには伝統と歴史があり、世界的にも高品質で知られているポーランドのホワイトグースダウンのみを使用。

さらにダウン90%、フェザー10%という贅沢な割合で使用しており、これが軽さと保温機能、そして、美しいラインを実現している秘密となっています。

そのうえ、ダウンジャケットに使われる羽毛のかさ高性を示すフィルパワーが高いことも人気の秘密。

フィルパワーとは、1オンス(28g)あたりの体積が大きければ大きいほどダウンとして良質になり、通常、このフィルパワーが550以上であれば良品とよばれますが、タトラスのダウンジャケットに使われているフィルパワーはなんと「800」。

高品質であることを数字でもはっきり確認することができるのです。

また、機能性や素材だけではなく、デザイン面でもカジュアルとエレガンスが共存する大人のコーディネートに華を添える美しいシルエットが特徴的ですね。

このラグジュアリーなシルエットのデザインこそがタトラスが短期間で世界でも有数のダウンジャケットブランドに登りつめた秘訣といえるでしょう。

こんなに薄い見た目でも、その保温性はバツグン… カナダグース

引用:http://www.canadagoose.jp/shop/canadagoose/item/list/category_id/1
引用:http://www.canadagoose.jp/shop/canadagoose/item/list/category_id/1
1957年にカナダ北東部に位置するトロントで創業したカナダグース。

メンズから絶大な支持を得ているのは、質実剛健なその作りと独創的なデザインと”メイド・イン・カナダ”にこだわって生産する技術力の高さを挙げることができるでしょう。

その製品の品質の高さは創業当時からカナダ北部やシベリア、アラスカといった極寒地で生活する人々のほか、南極探検隊やエベレスト登山隊といったプロフェッショナルに製品を提供することで、彼らの実体験をもとにしたフィードバックを受け、常により良い製品を作り続けてきた結果です。

そんなカナダグースの人気の理由は、まず、すっきりとした見た目で大人っぽさを演出できる細目のシルエット。

ダウンジャケットといえば、どうしても「もっさり」としたイメージがありますが、カナダグースはフラットな表情なものが多く、すっきりと着こなすことができますね。

しかし、そんな美しいシルエットにも関わらず、寒冷地での使用にも耐えうる保温性の高さが人気を博する2つ目の理由。

ダウンジャケットに使われるフィルパワーは625~800という厳選した高品質のモノばかりを職人の手によって丁寧に作り上げられます。

また、細部にもこだわりが散りばめられていて、フロント部分はジッパーだけでなく比翼仕立てのアイテムがほとんどなので、風が入りにくく、中に着るインナーが多少薄手でも心配ありません。

また、引き手は手袋をしていても操作しやすいようブランドロゴ入りのひもが付属されており、こういった細やかなディテールの設計が使いやすさを実現しています。

さらに着こなしのアクセントとなるフード周りには、毛足の長い上質なコヨーテの毛皮であしらえ、ヘルメットの上からでもすっぽりかぶることができる大き目のフードとなっています。

また、縁にワイヤーが入っているので、いかなる状況でもフィットさせることができるので、雨や風の進入を防いでくれます。

そして、袖口には長めに設計されたリブ編みのニットカフを採用することで、袖口から侵入する冷気を完全にシャットアウト。

高い保温性を保つ機能性が高いディテールとなっています。

そんなラグジュアリーな見た目と高機能を備えるカナダグースのダウンは、タウンユースにもぴったりハマるアイテムであることは間違いナシ。

普段の着こなしに羽織るだけで一段も二段もオシャレさがアップするアイテムです。

良質な食事と環境で育ったグレイグースのダウンのみを使用 デュベティカ

引用:https://duvetica.fen.co.jp/aw/man/
引用:https://duvetica.fen.co.jp/aw/man/
デュベディカはモンクレールの社長であったジャンピエロ・バリアーノが2002年に設立したブランドです。

ブランド創設から10年あまりですが、今ではモンクレールと肩を並べるブランドにまで成長しました。

ブランド名の由来は、フランス語でダウンを意味する「デュベ(DUVET)」とイタリア語で倫理・道徳を意味する「エティカ(ETICA)」を組み合わせて作られた造語になります。

ダウンジャケットで最も重要となるダウンの素材には、100%フランス産のフォアグラ用に飼育される最上級のグレイグースのダウンを使用。

では、なぜ、フォアグラ用に飼育されたグレイグースがダウンに最適なのかといいますと、その秘密はグレイグースの育て方にあります。

グレイグースは、自由に動き回ることができる広大な敷地の中で育てられ、自然素材を使った栄養たっぷりのエサを食べて育てられます。
そんなグレイグースの中でも健康なグレイグースの胸元の産毛だけをダウン素材として使用しているのです

また、通常、ダウンの生産目的のために育てられるグースは狭い小屋に押し込められることがほとんど。

食べ物や環境が他のグースと比べて、ストレスが少ないので、その品質に雲泥の差が生まれるのです。

また、デュベティカは素材だけではなく縫製もヨーロッパの中でダウン縫製の最高レベルの技術が保証された工場のみを選択。

こうした徹底的な品質の高さの追求とそのデザイン性の高さがデュベティカを人気ブランドへと押し上げた理由です。

また、2007~08年シーズンより個別識別ナンバーとしてIDナンバーが振り分けられています。

このIDナンバーこそが最高級の品質を証明するとともに世界で唯一の製品として管理・製造されている証といえますね。

ダウンの弱点であった「水」を克服する新技術が自慢 ナンガ

引用:http://nanga-schlaf.com/products/detail.php?product_id=141
引用:http://nanga-schlaf.com/products/detail.php?product_id=141
ナンガは近年、注目を集める日本発のダウンジャケットブランド。

とはいっても、もともとダウンジャケットを作っていたブランドではなく、昭和16年に会社がスタートした当初はこたつ布団や敷き布団の加工を行っていました。

その後、生産拠点を海外にシフトしていく大手寝具メーカーの下請けとして仕事をこなす中で、その技術と羽毛への知識の高さから寝袋を作るメーカーへと転身していきます。

当初は思うようになかなか売上が伸びませんでしたが、その品質の高さから徐々に愛用者を増やし続け、ナンガの知名度を広げていき、現在では日本を代表する寝袋&ダウンウェアメーカーへと成長。

ナンガブランドの特徴といえば、そのすべての製品が日本国内の工場で作られていることでしょう。

国内生産を貫き、製品へのこだわりがナンガの強みといえますね。

そのナンガの代名詞ともいえる技術がオーロラテックス。

オーロラテックスとは、多数の細い穴が空いたポリウレタン防水コーティングを施したナイロン生地。

ダウン製品には、防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題があったのですが、オーロラテックスを採用することで、この問題を解消することが可能になりました。

ですので、ナンガのダウンはそれまでの弱点であった水濡れにとても強く、天候を気にせず使うことができますね。

また、ダウンは高品質になれば金額も高価になりがちですが、ナンガのダウンジャケットはフィルパワー700以上にも関わらず、3万円台で手に入るコストパフォーマンスの高さも人気の秘訣。

さまざまなブランドとのコラボ作品もあり、コストパフォーマンスが良く、高品質なダウンジャケットをお探しならおすすめのブランドです。

ダウンジャケットに3つの革命を起こした 水沢ダウン

引用:http://www.descente.jp/features/mizusawa_down/
引用:http://www.descente.jp/features/mizusawa_down/
ナンガとともに今、注目を集める日本発のダウンブランドといえば、水沢ダウンです。

水沢ダウンは岩手県奥州市(旧水沢市)にある”水沢工場”で作られていることから、そう呼ばれるようになりました。

この水沢工場を手がけるのはスポーツブランドである「デサント」。

そのデサントの中でも機能性とデザイン性を追求した「オルテライン」の中から生まれたのが水沢ダウンになります。

水沢ダウンはダウン界の革命児ともよばれますが、その革命の始まりは2011年に行われたバンクーバーオリンピック日本代表選手団のオフィシャルスポーツウェアとして採用されたのがはじまりでした。

では、その水沢ダウンが起こした3つの革命についてご説明いたしましょう。

まず、一つ目がダウンジャケットの弱点である水を克服したことです。

ダウンジャケットに求められるのは、何より保温性ですよね?

ですので、表地と裏地の間に羽毛を入れ、その三層を縫い合わせることでボリューム感があり、保温性が高いウェアが作られてきました。

しかし、この縫い合わせるという行為にダウンジャケット特有の弱点があります。

というのも、縫い合わせることで生地に小さいながらも穴を開けてしまうことになってしまうからです。

その小さい穴に水分が侵入することで中綿の劣化が始まります。

また、その縫い合わせたステッチ部分からダウンが抜け落ちてしまうというのもダウンジャケットにありがちな問題でした。

しかし、水沢ダウンはこの問題を熱接着ノンキルト加工という針を使って縫わずに、表地と羽毛、さらに裏地という三層を特殊な技術によって重ね合わせることに成功しました。

また、穴がないことで雨や風を完全に防ぐことができるので、保温性は格段に高くなりましたね。

次に、二つ目の革命が防水性を高めるシームテープの開発。

熱接着ノンキルト加工がすべての箇所で使えるわけではなく、どうしても縫製が必要な箇所も出てきます。

たとえば、脇のあたりは縫製しないと十分な強度が保つころができません。

ですので、どうしても縫製が必要になるのですが、そんな縫製されたところにはシームテープ加工と呼ばれる技術が採用されています。

シームテープ加工とはその名の通り、縫い目にテープを貼り付けることで、縫い目を密閉してしまうことですね。

こうすることで、ダウンジャケットには一切の縫い目=穴がなくなることとなります。

そして、最後がストリームラインとよばれる水沢ダウン独自のデザインです。

胸やフード部分にストリームラインを施すことで、雨天時などダウンについた水の流れをコントロールできるようになっているのです。

このストリームラインに沿って、水が流れていくことで水に侵されずに済みますし、フード部分はサイドに流れるようになっているので、安全な視界の確保にもつながります。

また、体温調整が出来るような機能も兼ね備えており、水と熱に強いのが水沢ダウンの特徴といえるでしょう。

ただ、これだけ高機能のダウンジャケットでもダサいとイマイチですよね?

しかし、水沢ダウンは機能面でもなくデザイン面にも力を入れていますので、スポーツウェアとしてではなく、ファッション性の高さからセレクトショップでの取扱量も増加するばかり。

ダウンジャケットのデザインは流行に左右されるものではありませんから、一生モノのダウンをお探しなら、長く着ることができる水沢ダウンはいかがでしょうか?

まとめ

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防寒性が高いアウターの代表格であるダウンジャケット。

ただ、そのモコモコしたシルエットから敬遠していた男性も少なくないのでは?

しかし、今では、タイトでラグジュアリー溢れるデザインのダウンが販売され、ぜひ、大人の男性が着こなせるダウンがたくさん販売されています。

ラグジュアリーダウンの代表格ともいえるモンクレール。

その流れを汲むディベティカやタトラスは世界のセレブからも愛用されているブランドですね。

また、カナダグースや日本発のナンガや水沢ダウンといったブランドは最先端の技術を詰め込んだ高品質ダウンブランドといえるでしょう。

ダウンジャケットといえば、カジュアルシーンを思い浮かべがちですが、今回、ご紹介したブランドのダウンならジャケパンはもちろん、スーツにもハマるアイテムばかり。

ぜひ、あなたも大人ダウンをお試しください。

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