20代に憧れた大型バイク。
特に外国車は手の届かない存在だった。
そんなあなたも50代になると、様々なシーンで余裕が出てくるものですよね。
ですから50代に入ると、あなたと同じように大型バイクデビューされる方が増えているのです。
そして、この年代からデビューされる方は「外国車」を選ばれる傾向が高いもの。
ワイルドで「ザ・バイク」ともいえるアメリカの「ハーレー」。
走り屋気分が満載のイタリアメーカー「ドゥカティ」。
そして、冒険心あふれる少年のような心をお持ちの方が選ぶのが「BMW」。
特に「BMW」の二輪で名車といっても過言ではないのが「The GS」として32年間親しまれている、「モーターサイクルアドベンチャー」マシン。
高速道路はもちろん、峠や海沿いへのツーリングも完璧ですよね。
また、大柄なボディのわりには市街地でも気軽に走れるので、寒い季節でも晴れていれば駆けだしたいと思われることでしょう。
しかし、市街地に入りバイクを降りてショップにフラっと入ったり、カフェに入って表に停めたバイクを眺めようとしたとき、気になることがあるとライダー達からお聞きします。
何が気になるのかと言いますと、これはライダー特有の悩みです。
あなたもお気づきでしょう。
もしかすると、すでに気にされているかもしれませんね。
そう、気になる悩みとは、バイクのジャケットは「街中では浮く」ということです。
バイクに乗って走っているときには、バイクとの一体感でOKです。
しかし、一歩バイクを降りて歩行者になると、ジャケットのカラーやデザインが街中には「そぐわない」。
特に、おしゃれなショップやカフェでは、ライダー特有のファッションは雰囲気に馴染みにくいものです。
昔の「カフェレーサー」を気取るならまだしも、そんな風にバイクを楽しんでいるのではありませんから、バイクを降りたときには、おしゃれな男性に見られたいのが本音。
そこで、寒い冬、バイクで市街地に入り、バイクを降りても颯爽とおしゃれにキメたいあなたにぴったりなのが「カナダグース」のアウターです。
カナダグースのアウターは、冒険心に溢れた人たちがこぞって選ぶアイテム。
南極にも極限の登山にも使われている、高機能ダウンジャケットを提供する歴史あるブランドなのです。
そこで今回は、おしゃれにキメながらも、機能性も高い本物のダウンジャケット、カナダグースを紹介します。
カナダグースがおすすめな理由
約60年前、カナダのトロントにある小さな倉庫でカナダグースは誕生しました。
カナダグースは、創業から現在までダウンジャケットを開発・販売しています。
カナダグースのダウンジャケットは防寒に対する高機能性や、機能性はそのままにしながらデザイン性をファッショナブルにしたことで、人気急上昇している世界をリードする服飾メーカーに成長しました。
カナダグースは創業当時から「スペシャリスト」が愛用することでも有名で、
・極寒基地で働く科学者
・南極探検隊
・登山家
・映画界の撮影クルー
・南極探検隊
・登山家
・映画界の撮影クルー
たちがこぞって使用。
また、近年ではデザイン性の面からも人気が出たため、海外のセレブや芸能人の間でも愛用者が増えています。
カナダグースのダウンジャケットには、西カナダ産の最高級羽毛(ダウンなどの素材)が使われ、妥協のないクラフトマンシップによって丁寧に作られています。
寒ければ寒いほど、海外でも手放せない「マストアイテム」であり、長く愛用できる逸品として「カナダグース」は展開を広げています。
カナダグースがこだわるディテール
カナダグースのジャケットは、細かなところまですべて徹底してこだわっています。
カナダグースのすべてのジャケットは、13の製造工程と職人達による手作業で完成されます。
すべての工程で、一切の妥協を許さない「クラフトマンシップ」へのこだわりが込められており、ボタンやジッパーといった小さな部品、ジャケットを縫っていく1本1本の糸にいたるまで、すべてのディテールが慎重に、そして丁寧に縫い上げられていきます。
当然、完成された製品は出荷前に1点1点ジャケットを手に取りながら、品質が保たれているかを検査していきます。
最終検査に合格したものだけが、世界に届けられる「こだわり」の製品となりうるのです。
カナダグースは創業当時から今も変わることなく「Made in Canada」を貫いています。
すべてのジャケットの細部にまでこだわりもち、手間ひまを惜しまない丁寧な作りと一貫したこだわりがあるからこそ、世界中で人気があり「スペシャリスト」たちが今も愛用し続けているのでしょう。
カナダグースがこだわる素材
カナダグースが作り上げる「ダウンジャケット」とは、次のような定義があります。
『ダウンフェザーを中綿に使用したジャンパースタイルの防寒具である』
販売されているダウンジャケットの表記を見てみるとわかるのですが、
「ダウン80%」
「フェザー20%」
「フェザー20%」
などと記載されているはずです。
では、この中綿に使用されているダウンとフェザーには、どのような違いがあるのでしょうか?
ダウンとフェザーの割合に、どのような違いがあるのでしょうか?
カナダグースがこだわる素材についてお話していきます。
ダウンとフェザーの違いを知ろう
ダウンとフェザーという2つの素材が、ダウンジャケットには使われています。
ダウンもフェザーもどちらも「鳥の羽」であることに違いはありません。
しかし大きな違いは、ダウンとフェザーを採取する部位なのです。
ダウンは胸から採取した羽毛をさします。
フェザーは胸以外から採取した羽毛をさします。
またダウンとフェザーは直接目で見ると違いに気づきます。
羽に軸がないもの(羽だけのもの)を、ダウンと呼びます。
羽に軸があるもの(一般的な鳥の羽のイメージですね)を、フェザーと呼びます。
そして、この2つの羽を混ぜて使うことで、ダウンジャケットの性格が決まってきます。
ダウンについて
先ほど出てきましたとおり、ダウンは鳥の胸の羽のことです。
羽の軸がなく、タンポポの綿毛のような形をしています。
少しでも風や空気が動くと、フワフワと飛んでいくことがあります。
このフワフワとした羽毛によって、水鳥たちは寒さから身を守っています。(この羽毛はニワトリや七面鳥などの陸鳥にはありません。)
人間でいうと肌の上に着る「肌着」(ユニクロのヒートテック)のような役割を果たしているとイメージしてください。
水鳥の胸の部位にしかないダウンは、一匹の水鳥から10g~20gほどしか採取できません。
この量を考えると、ダウンは非常に貴重な素材だということがわかります。
ダウンには高い保温性という特徴があります。
軽い羽毛が重なり合うことで、隙間に空気がたまります。
隙間の空気がたまった層が体温で温められると、寒い外気を遮断するようになり、外は寒くても内側は暖かい状態を作り出すことができるのです。
ダウンの温かさを決めるのは、重なったダウンの隙間にどれだけ空気がたまる層ができるのかにかかっています。
ダウンは合成繊維と比べると、同量当たり約3倍の保温力があると言われていますが、重量は合成繊維と比較すると、比べものにならないくらい「軽い」のです。
合成繊維よりダウンは「もつれ」「固まり」が起こりにくく、長い間使っていても膨らみが失われにくいのも特徴。
いつまでも品質の良い状態を維持できるのが、天然ダウンのすばらしいところであり、カナダグースが素材にこだわる理由でもあります。
フェザーについて
フェザーとは、先ほど少し出てきましたが、羽に軸がついている羽根のことです。
軸の両側にやわらかい羽枝が生えています。
一般的な「鳥の羽」のイメージをしてもらうとわかりやすいですね。
このフェザーは水鳥にとって、どのような役割をしているのかといいますと、ダウンが私たちの「肌着」と例えるのならフェザーは「上着」と例えることができます。
そして水鳥の上着でもあるフェザーは、採取される部位によって、2つに分類されます。
ひとつが「スモールフェザー」、もうひとつが「ラージフェザー」です。
6.5センチ以下のものが「スモールフェザー」。
それ以上のものを「ラージフェザー」と呼んでいます。
スモールフェザーの中でも、弾力性が高いものをダウンと混合することで、ダウンの復元性を保つ役目をしています。
一方のラージフェザーは弾力性があまり高くありません。
膨らみも比較的早くなくなりますので、低品質のダウンジャケットに使用されることが多い素材です。
このように高品質なダウンジャケットには「スモールフェザー」が使われているのですが、その理由は「スモールフェザー」に備わっている高い弾力性です。
特にスモールフェザー特有の「湾曲」した羽の軸は、弾力性と通気性に優れていますし、ダウンと混合したときに製品の型くずれを防ぐ役割も果たしています。
フェザーはダウンより保温性が高くありませんので、ダウンジャケットには「ダウン」と「フェザー」を混合することで保温性と弾力性を両立しています。
そして覚えておいていただきたいのが、ダウンとフェザーの混合率で、フェザーの率が下がるほど「高級品」といわれる傾向にあります。
また、フェザーの中でも「スモールフェザー」が多く混合されているものが、より良質なダウンジャケットだと言えます。
カナダグースの寿命
ダウンと良質なフェザーを混合しているカナダグースのダウンジャケットは、どれくらい長持ちするのでしょうか。
また、修理することは可能なのでしょう。
まず、使用できる年数ですが、長いものなら30~40年以上使い続けられているものもあるようです。
過酷な環境で使うことを前提に作られているダウンジャケットですから、冬にバイクで走るくらいの使用なら、手入れを怠らなければ長くつき合えるジャケットになりそうなので安心です。
カナダグースは作り続けて60年
それでは、今や世界で人気のカナダグースについて、少しその歴史を見ておきましょう。
1950年代、カナダのサム・ティックにより、カナダのトロントにて
・ウールのベスト
・レインコート
・スノーモービルウェア
・レインコート
・スノーモービルウェア
を専門にした「Metro Sportswear Ltd.」が設立されました。
この会社が後の「カナダグース」の始まりです。
1970年代に入ると、大容量にも対応できるダウン充填機を発明。
「スノーグース」というブランドを設立します。
1980年代には、カナダという立地から、極寒地で活動する人たちからのデータを元に、南極基地に滞在する研究者特有のニーズを開拓。
そのニーズに応えた「エクスペディション・パーカー」を開発します。
このジャケットが人気となり「ビック・レッド」の愛称で親しまれることになりました。
1982年には、特注パーカーを着た「ローリー・スクレスレット」がカナダ人初のエベレスト登頂に成功。
このときのパーカーは「ビッグマウンテン」の愛称で親しまれ、その後2011年に「スクレスレット・パーカー」として発売されました。
2004年ごろからは、ハリウッド映画の寒冷地撮影スタッフにも愛用され、公式/非公式のジャケットとして今も愛用されています。
また、映画にも登場するようになり、人気に拍車が掛かります。
2010年には、「Made in Canada」へのこだわりのため、カナダに新たな工場を増設。
2014年には、カナダのアパレル産業における労働市場の6%を雇用しているとして、連邦政府から認定を受けました。
2015年、カナダグースが映画産業を長きに渡ってサポートしてきたことを記念し、ショートフィルム「Out There」を制作。
過去60年間におよぶ、カナダグース愛用者の驚くべき経験と真実が綴られました。
極限でも映画界でも使われている実力
極限で使用される実力
カナダグースの製品は、北極圏での厳しい環境にも耐える設計となっています。
カナダ北極圏で働く人たちのニーズに応えるべく、開発されたものは「カナダ北極圏警備隊」や「ファーストエア航空」の地上職員の制服として採用されました。
重量3.4kg、マイナス70度という極限状態での実地試験をクリアしたジャケットは、極寒の地で生活をし、仕事をする人たちに欠かせない防寒具となっています。
映画界で使用される実力
カナダグースは映画産業のパートナーとなって20年以上が経っています。
撮影スタッフやキャスト、撮影中もオフの日も、カナダグースのジャケットは共に歩んできたと言えるでしょう。
世界中の寒冷地における撮影現場で、必需品と言われるカナダグースのジャケットは、機能性と保温性で撮影スタッフやキャストから高い評価を得ています。
最近では
・「007 スペクター」
・「マネー・モンスター」
・「マネー・モンスター」
少し前なら
・「エックスメン2」
・「デイ・アフター・トゥモロー」
・「デイ・アフター・トゥモロー」
などの現場で使われていました。
また、映画の中にもカナダグースのジャケットが登場することもあります。
過酷な環境で生活している場面で、カナダグースのジャケットを羽織ると、それだけリアリティが生まれるからです。
カナダグースのダウンを選ぶ理由と知っておきたいこと
選ぶ理由
カナダグースが使用するダウンは、世界最高の断熱材と呼ばれています。
30gあたりの保温性は、合成断熱材のおよそ3倍。
合成断熱材よりも温かく、軽く仕上げることができるのです。
また、高品質のダウンを使ったアイテムは、正しく手入れすることで、長い期間着続けることができます。
いつまでも、温かく、動きやすく、ファッショナブルなデザインは、何世代にも渡って受け継ぐことができます。
あなたのお子さん、お孫さんに受け継ぐことも可能なのです。
知っておきたいこと
残念なことに、人気のあるブランドの製品には、偽造されたものが流通します。
ですから、あなたやご家族、受け継ぐことになるかもしれないお子さんのためにも、カナダグースの公認ショップから購入してもらいたいのです。
偽造品と本物を比べると
・ログワッペンの刺繍が偽造品は荒い
・縫い目の色が偽造品は違う
・カエデの形が偽造品は違う
・縫い目の色が偽造品は違う
・カエデの形が偽造品は違う
ひどい偽造品だと
・「Canada」「Arctic」の文字が間違っているものもある
このあたりは、必ず確認してから購入したいですね。
また、ファーの高級感が偽造品にはありません。
ファーの厚みもあまりなく、ファーの毛が不揃いになっています。
カナダグースのファーは「コヨーテ」の毛を使っていますが、偽造品には「アライグマ」の毛や合成繊維を使っているものもあります。
ファーは触ってみるとわかりますが、一般的に流通しているファーよりもはるかに柔らかいのが特徴。
ぜひ、ファーの質や縫製も確認してください。
カナダグースのアイテム
LODGE HOODY
耐久性、防風性に優れたカナダグースの定番アイテム。
使用用途は広く、デイリーユースでもバイクでもOKです。
EXPEDITION PARKA
カナダグースの中でも、過酷な環境にも対応できる高機能アイテムです。
厳しい環境、気象条件でも着心地は抜群。
CHATEAU PARKA
北極圏で活動する人たちから集めたデータを元に作られたアイテムです。
極寒地での普段着に適した作りは、どんなシーンでもすんなり馴染みます。
PRITCHARD COAT
寒冷地のデイリーユースに最適です。
保温性とシンプルなデザインは、コーディネートを選びません。
JASPER PARKA
極寒地でのデイリーユースに向いている、高機能アイテムです。
袖口の内側にはリブニットを装備しているので、手首からの風の進入を防げます。
まとめ
カナダグースのダウンジャケットは、暖かさはもちろんのこと、極限状態にも耐えられる高機能性が特徴です。
数々のアドベンチャーに付き添い、冒険者たちから信頼され選ばれ続けていることから、その性能や使いやすさは証明済み。
また、映画界のクルーも選ぶということは、芸術的な感性にも耐えうると言う証拠。
暖かいだけのダウンジャケットなら、既に多くのメーカーが発売していますが、街中で使ってもおしゃれなデザインとなっているものは少ないものです。
そんな中で、普通の防寒着としての性能だけではなく、極限にも耐えうる防寒着であり、おしゃれなデザインも融合しているカナダグースは、ファッションにも敏感な冒険者のあなたにぴったり。
あなたの心も、バイクも、ジャケットも「アドベンチャー」の気持ちを携えたまま、おしゃれに颯爽とした大人のバイクライフを楽しんでもらえることでしょう。
ぜひ一度、カナダグースのダウンジャケットを試着して、GSに跨いでいる姿をショーウィンドウで確認してみてくださいね。