婚活でカップルになる確率の高い男性には、ある共通点があります。
カッコいい?お金持ち?
うーん、それもあるかもしれませんが、もっと表面的なことです。
「え?そんなこと?」と驚かれるかもしれませんが、実はカップルになる確率の高い男性のほとんどは、テーラードジャケットを着ているのです。
まさか〜、と思います?
では今度、婚活パーティーなどでこっそりチェックしてみてください。
カップル成立まで至ったほとんどの男性が、ジャケット着用ですよ。
さて、この記事をご覧になっているあなたはとてもラッキーです。
なぜならこの記事は、どんなジャケットを着ていけば女性にモテるかを解説する記事だからです。
じっくりとお読みになって、自分だけの勝負ジャケットを手に入れてくださいね。
モテる2017年春夏のトレンド
モテることを意識するなら、やはりトレンドは押さえておくべきでしょう。
なんせ、女性は流行に敏感ですから。
しかも上から下まで流行の服で固めるのではなく、どこか一点にさりげなくトレンドを取り入れるのがお洒落です。
今回はその一点をジャケットに絞ることを前提に、考えてみましょう。
ブリティッシュのテイスト
メンズファッションのトレンドは、近年クラシック回帰が台頭しています。
クラシカルなジャケットといえば、英国風、ブリティッシュ。
なぜならば、スーツの原型はイギリスが本家本元だからです。
そんなわけで、どんなディテールを持ったものがブリティッシュなのか、解説していきます。
ブリティッシュスタイルの3つの特徴
ブリティッシュスタイルの3大特徴は次の通りです。
・タイトである
・細長のシルエット
・重量感がある
・細長のシルエット
・重量感がある
一つずつみていきましょう。
まずはタイトであるということ。
最近のメンズスーツやジャケットの傾向は、イタリアンスタイルであってもタイトなものが主流です。
さらに、ブリティッシュスタイルのジャケットは、中でもとりわけタイトなシルエットです。
ウエストはくびれが大きく全体的にメリハリがあります。
肩は肩パッドが入ってカチッとしている印象。
ただし、昔に比べれば、肩パッドは時代の流れでかなり薄めになってきているとは思います。
そして肩から袖にかけては、腕に吸い付かんばかりのぴったりフィット。
しかし、ぴったりフィットだからといって、恐れることはありません。
自分の体のサイズにあっていれば、実はぴったりフィットの方が動きやすいのです。
次に細長シルエットということ。
シルエットが細長く見えるのは、ひとえにウエストのシェイプ効果に他なりませんが、他のディテールの効果もあります。
まずラペル(襟)部分。
ラペルはイタリアやアメリカのジャケットに比べると細めです。
細いラペルは全体を端正な雰囲気に印象付けてくれます。
ラペルに続く第一ボタンは、やや高めの位置に配されています。
これもモッズスタイルを生んだイギリスならではの仕様です。
ジャケットの丈はイタリアンよりもやや長め。
これらのディテールが、全体を無駄のないスマートなシルエットにしてくれているのですね。
そして、ブリティッシュの重厚感を醸し出す最大の特徴は「生地」。
厚みがあり、色も落ち着いたチャコールグレーやダークネイビー、ダークブラウンが主流です。
タイトなシルエット、細長を演出する各ディテール、重厚感のある生地の3拍子が揃えば、ブリティッシュスタイルというわけです。
ここまで読むと、「ブリティッシュスタイルは細身の人しか着られないんじゃないか?」という疑問が湧いてくるかと思います。
実際、正統なブリティッシュスーツなどは、細身の若者に人気ですが、ご安心ください。
最近ではクラシック回帰の流れを受けて、イタリアンスーツやジャケットも、「英国風」が多く出回っているのです。
イタリアンジャケットの特徴は、柔らかな生地とリラックス感のある軽さですが、今はそれにブリティッシュのテイストを合わせたジャケットを見つけることができます。
イタリアンジャケットの着心地はそのままに、ウエストのシェイプや細めのラペルを意識して作られたジャケットを探せば良いのです。
また、イギリスのブランドで探すにしても、近年のイタリアントレンドの影響を受けて、ブリティッシュブランドのジャケットも肩パッドが薄くなっているので着やすいでしょう。
カラーはナチュラル&アース
2017年春夏のトレンドカラーは、ズバリ「カーキ色」。
カーキ色とは茶色や黄土色、モスグリーン、オリーブ色など、大地を思わせるようなアースカラーのことです。
そう、一色ではないのです。
一色ではない分、選択肢が広がるので嬉しいですね。
また、くすんだ色も流行っています。
グレーがかったピンクやオレンジがオススメです。
アースカラーは白やオフホワイト、ごく薄いベージュなどと合わせやすく、ジャケットが暗めの色でもボトムスを白っぽくすれば全体を明るくトーンアップしてくれます。
また、流行に関係なく、ジャケパンスタイルには白のボトムスが必須。
白いスラックスや白のカラージーンズ、チノパンを1本は持っていたいものです。
白は何にでも合うし、爽やかさをプラスしてくれるアイテム。
ただし、汚れが目立つので着用時の飲食には十分気をつけましょう。
柄は英国風のチェック
もし柄物を考えているのなら、英国風のチェックがオススメです。
ストライプのジャケットもありますが、ストライプはスーツのような堅苦しい雰囲気になってしまったり、カジュアルすぎて浮いてしまったりとなかなか難しい柄なのです。
それに比べてチェックは意外と使いやすく、程よくフォーマルな雰囲気を持っていますから、大人の落ち着き感を演出してくれます。
オススメしたいチェック柄はこの3つ。
・グレンチェック
・ウィンドウペーン
・ギンガムチェック
・ウィンドウペーン
・ギンガムチェック
まずはグレンチェック柄をご紹介しましょう。
チェックといってもいろいろな種類がありますが、グレンチェックなら季節を問わず、落ち着いたトーンで大人の風格を醸し出してくれます。
グレンチェックはスコットランド発祥の柄で、白、黒、茶の配色などが多く、千鳥格子とヘアラインを組み合わせた柄です。
春夏ならコットンなどの薄手の生地、秋冬ならウールの生地でよく見かけると思います。
そのほかブランドでも取り扱いの多い柄なので、探しやすいですよ。
次にご紹介するのはウィンドウペーンです。
ウィンドウペーンは「窓」の名の通り、大きな窓枠のようなはっきりとしたラインが特徴の柄です。
使われる色によって与える雰囲気がだいぶ変わりますので、実際に自分に似合う色を見つけてみましょう。
生地の色とラインの色の取り合わせによっても雰囲気が随分と変わります。
生地の色が画像のような茶系なら、ブルー系のラインだととてもおしゃれな印象です。
茶色と青の組み合わせは、イタリアでは鉄板のマローネ・エ・アズーロという組み合わせ。
そんな予備知識も頭の端に入れながら、ジャケット選びをすると良いでしょう。
最後にギンガムチェックです。
ギンガムチェックは派手だと思うかもしれませんが、それはチェックの大きさに左右されます。
細かいギンガムチェックは、遠目なら無地に見えるので、派手という印象は受けません。
黒と白なら濃いめのグレーに見えますし、ネイビーと白ならネイビーに見えます。
ギンガムチェックは爽やかな雰囲気を持っているため好感度が上がり、モテジャケットには最適の柄です。
春夏はリネンがモテる
2〜3年前からリネンが流行っています。
ユニクロやイオンの衣料などのCMでも、リネン推しが目立ちますね。
リネンはサラッとした着心地で、春夏にはうってつけの素材です。
また、見た目の質感も面白く、着るほどに馴染んで柔らかくなっていく面白みもあります。
リネン100%のジャケットは、着始めの頃は少しごわつき感があるので、リネンとウール、リネンとコットンが混ざった素材が使いやすいですよ。
裏地のタグを見れば、リネン○%・綿○%という表示があるはずです。
独特のシャリ感があるので着る側も見る側も、涼しさを感じられます。
また、リネン素材なら春夏にネイビーでも暑苦しさを半減し、なおかつネイビーの持つきちんと感も保つことができます。
リネン素材を着ていれば、季節感を大事にしている人と思われ好印象を得られますよ。
合わせるべきシャツ・ネクタイ
なんとなく欲しいジャケットが固まってきたら、次に悩むのがコーディネートですよね。
安全なのは白いシャツと無難なネクタイですが、それでは面白みに欠けます。
面白みのない人なんだな、と思われてしまったらアウトです。
そこで、合わせるシャツやネクタイでも少し遊んでみましょう。
遊ぶといっても急にド派手な柄を勧めるわけではありません。
ほんのちょっと、人とは違うテイストを見せるだけで、女性はハッとするはず。
自分で決めるのが難しければ、ジャケットを購入したとき店員さんに聞いてみましょう。
柄オン柄に挑戦
もしチェック柄のジャケットを選んだのだとしたら、シャツも柄にするという技に挑戦してみましょう。
柄オン柄は高度なテクニックですが、やってしまうと意外と簡単です。
コツは柄の大きさを変えること。
ジャケットが大きめのチェックなら、シャツは細かい柄を選びます。
例えばこんな感じ。
素敵でしょう?
ブラウン系のグレンチェックにブルーのストライプをチョイスしています。
細かい柄のジャケットなら同じ系統の色味のギンガムチェックで爽やかさをアップ。
はっきりした色同士の柄オン柄も、ブルー系や茶系なら挑戦しやすく、着てみるとそのおしゃれ感にびっくりすることと思います。
細かいギンガムチェックでも、黒と白なら存在感もバッチリです。
大きめのギンガムチェックなら、鮮やかなブルーやオレンジがオススメ。
暑い日には一枚でもサマになるので使い回しがききますよ。
ネクタイで遊ぶ
ネクタイは好みもあると思いますが、今まで挑戦したことのない色柄に挑戦するのもいいですよ。
例えばこんな小花柄は如何でしょう。
可愛いので女性に人気がありますし、意外となじみやすいんですよ。
素材で勝負してみるのも面白いですね。
エンボス加工のような凸凹した生地で作られたシルクのネクタイは、光の反射が面白く様々な表情を見せて飽きさせません。
そのほか幾何学模様や大きな花柄など、目を惹くネクタイでほかの人と差をつけましょう。
ネクタイ選びのポイントは、ジャケットとシャツの色とのバランス。
青と赤など全くの反対色にするか、青と水色など同系色にすると失敗しません。
爽やかさを演出するモテ○○パンツ
ジャケパンでモテるパンツの第一位は、「白パン」です。
白は何と言っても清潔感を代表する色ですし、爽やかさ、誠実さなどのイメージを持っています。
ちょっと抵抗のある人は、カラージーンズのコーナーで白を選びましょう。
カラージーンズなら手が出しやすいし、形も見慣れているので履きやすいですよ。
形はできればストレートよりスリムなタイプや、テーパードタイプを選びましょう。
ここ最近のパンツのトレンドはタイトなシルエットです。
それに合わせて、パンツもスリムタイプやくるぶしが出るテーパードタイプが主流になっています。
下半身に自信がない、という人にはテーパードがオススメ。
ウエストや腿までは普通のストレートと同じサイズで、膝から下に向かって細くなっていくので無理なく履けます。
はき心地も見た目よりゆったりしているので、リラックスして履いていられますよ。
また、テーパードパンツは裾をロールアップしましょう。
靴から見えない靴下とロールアップしたテーパードパンツを合わせれば、トレンドをバッチリ抑えられます。
ラフ過ぎず硬過ぎずで、上品な雰囲気が出せますよ。
ぜひお試しを。
テイラーに行ったら注文すべき生地はコレ!
テイラーでジャケットを注文するなら、選択肢は3つ。
カノニコ、アンジェリコ、ゼニアです。
ジャケットの出来を左右するのは、ディテールよりもむしろ生地。
生地が良くなければ、いくら形ばかり真似しても違和感が出てしまいます。
それぞれの生地の良さについて、ご説明しますね。
カノニコ
カノニコはイタリアの生地ブランドです。
オリジナルのジャケットも作っていますが、テイラーでジャケットを作るときにも多くの人がカノニコを選びます。
その理由は質の良さとコストパフォーマンスの良さ。
質に関していえば、バーバリーやアルマーニなどの高級ラグジュアリーブランドが採用していることからも証明されます。
カノニコは自社で一貫して生地を製造しているので、中間マージンが発生しない分、良心的な価格で生地を提供しているのです。
特にカノニコのホップサック生地の良さには定評があり、ハイクラスな風合いを楽しむことができます。
アンジェリコ
アンジェリコは原材料から品質にこだわるイタリア・ビエラ地方の服地ブランドです。
衣類のほかアクセサリーや靴など幅広く扱っており、ウールに関してはスーパー180sという驚異的かつ繊細な高品質素材を作り出しています。
リーズナブルな価格ながらその品質はトップクラスと同等とされ、今注目の生地ブランドなんです。
リネンやコットンも秀逸で、思い通りのジャケットに仕上がりますよ。
ゼニア
ゼニアはご存知の通り、イタリアを代表する最高級ファッションブランドです。
オリジナルのジャケットやスーツも製造していますが、世界の有名ブランドやテイラーから生地自体の高評価を得ていることで知られています。
日本のメンズファッション雑誌などでも「憧れの生地ブランド」として頻繁に特集が組まれ、スーツやジャケットの最高級の代名詞となっています。
こちらはさりげなく見えて、生地はゼニアで作られているジャケット。
ポケットのフラップが無いのでカジュアルテイストですが、生地にこだわることでエレガントな雰囲気がにじみ出ています。
婚活では等身大のあなたを見せるのが一番ですが、もしあなたが上品さや優雅さを出したいのなら、ブランディングにはもってこいの生地だと言えるでしょう。
良い生地でカジュアルなジャケットを作るという発想そのものに、女性はあなたのセンスにクラっときてしまいますよ。
まとめ
婚活でモテるなら良いテーラードジャケットを羽織って参加。
これは王道にして必須課題です。
日頃カジュアルなジャケットにあまり縁がないという人も、これを機会にぜひ、一着持ってみて欲しいのです。
なぜなら服は着ている人間までブランディングするという法則があるからです。
はじめは服に「着られてしまう」かもしれませんが、ずっと着ているうちに「着こなせる」ようになります。
つまり、ジャケットを着ることによって、ジャケットを着るのに見合う人間になる、ということです。
ですからジャケットを購入する際には色々とこだわりたいもの。
トレンドを抑えるという点では、2017年春夏は、
・ブリティッシュテイスト
・ナチュラル&アースカラー
・英国風のチェック
・リネンのジャケット
・ナチュラル&アースカラー
・英国風のチェック
・リネンのジャケット
を意識すると良いでしょう。
また、ジャケットに合わせるシャツは、ジャケットと大きさ違いのチェックを選んでみるのがおすすめ。
ネクタイも日頃選ばないような色柄で遊んでみましょう。
ボトムスは白パンが一番のモテアイテム。
リラックス感とトレンド感の両方を手に入れられるテーパードタイプがオススメです。
また、テイラーでジャケットを作るなら、生地にこだわりましょう。
・高品質でコストパフォーマンスに優れたカノニコ
・今話題沸騰中のアンジェリコ
・男性の憧れ最高級生地ゼニア
・今話題沸騰中のアンジェリコ
・男性の憧れ最高級生地ゼニア
婚活のキモは第一印象。
良いジャケットで第一印象をアップして、今年はカップル成立を成功させてください。