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ジャケットの生地でシューズも仕立てる ダンコレのリンクコーデ 仕立て

【素材を見極めろ】春にピッタリなジャケットを選ぶ秘訣

ジャケットの生地でシューズも仕立てる ダンコレのリンクコーデ 仕立て
長く続いた冬が終わりを告げ、気温が少しずつ上がってきました。

ダウンコートの出番も無くなってくるでしょうし、身につけるアイテムの内容も当然変わってきますよね。

そこで質問ですが、あなたは冬に買って着ていたジャケットをそのまま春に着ていませんか?

オールシーズンの物であれば問題ありませんが、厚手のツイード生地など秋冬向けのジャケットを春に着るのはできれば避けたいところ。

「女子は季節外れな男子の服装に敏感!」という話も聞きますし、季節にマッチしたファッションを心がけたいですよね。

そこで今回は「春向けのジャケット」というテーマを取り上げ、どんなジャケットが春にピッタリか、お話していこうと思います。

また、まだ肌寒さも少し残る春なので、そんなシーズンにピッタリなニットベストについても合わせて紹介するので参考になればうれしく思います。

春に着るべきジャケットは素材で選ぶべし!

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ジャケットのデザイン、シルエット、カラーも重要ですが、季節にマッチするジャケットを選ぶために一番オススメなのが素材をチェックすること。

素材によって保温性や通気性などの性能が異なってきますし、秋冬は保温性が高い素材が好ましいですが、気温が上がってくる春夏においては通気性が求められます。

また素材は性能の他に見た目にも影響を与え、不思議なことに同じ色やシルエットでも素材が違うだけで季節感が変わってくるものです。

ということで

・麻
・コットンリネン
・リネンウール
・シルクリネン
・モヘア
・ジャージー

という6つの春にオススメなジャケット素材を紹介します。

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春夏の季節にピッタリな素材として人気なのが麻。

麻は吸水性、吸湿性、通気性、撥水性に優れていると言われており、吸水性と撥水性は綿の4倍と言われるほど。

性能面もさることながら清涼感のある肌触りも特徴で、爽やかな感触を与えてくれます。

また紫外線もカットすると言われているので春のみならず夏まで着ることができるジャケットとしてオススメです。

また麻は古代エジプト時代から服の素材として扱われていたらしく、最も古い繊維素材として人々に親しまれてきました。

そんな麻素材を使用したジャケットがこちらです。

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日本を代表するセレクトショップとして知られる「Beams」社から発売されているもので、ナロータイプの2ボタンジャケット。

ステッチなしのラペル、ウエルト胸ポケット、フロント2ボタン、袖3ボタン、センターベントという仕様です。

プラスチックのボタンでカジュアルさが演出されていながらも、ウェストに絞りが効いており、ちょっとしたお出かけから結婚式の二次会まで活躍してくれそうな一着。

麻が使用されている他にも、袖口が本開きでロールアップが可能だったり、背抜き仕様だったり、春から夏にかけて使用できる爽やかなジャケットではないでしょうか。

コットンリネン

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清涼感のある肌触りや、優れた吸湿性や通気性を持つ「リネン」に「コットン」を混ぜたのが「コットンリネン」。

長所の多いリネンですが、実は「シワがつきやすい」、「摩擦に弱い」といった短所も実はあります。

そんな短所が気になる方にオススメなのが、ふんわりとした柔らかさやシワになりにくい性質を持つ「コットン」を混ぜたもの。

割合によってその質感は変わってきますが、コットンの割合が多い方がふんわりとし、型崩れに強く、リネンが多いとシャリ感が強くなり、通気性が良くなると言われています。

そんなコットンリネンのジャケットがこちら。

引用:https://jp.burberry.com/lightweight-cotton-linen-blazer-p40435311
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イギリスを代表する高級ブランド”Burberry”からの一着ですが、コットン60%、リネン40%という割合で柔らかめな質感が特徴。

引用:https://jp.burberry.com/lightweight-cotton-linen-blazer-p40435311#
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また襟裏にBurberryの代名詞とも言えるバーバリーチェック柄があしらわれているのもポイント。

爽やかなネイビーカラーで春用コーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。

そしてもう一つ紹介したいのがこちらの一着。

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こちらはコットン61%、リネン39%と割合ですがサイドベンツを入れることにより動きやすいデザインになっています。

またボタン付きの袖口、ノッチラペル、フラップポケットという仕様になっており、カジュアルシーンのみならず、オフィスコーデにもオススメなジャケットです。

リネンウール

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続いて紹介するのは羊の毛である「ウール」をリネンと混ぜた「リネンウール」。

セーターやストールなど、冬物のアイテムに使われる素材としても知られていますが、その弾力性やシワになりにくい性質、そして低い熱伝導率をリネンと組み合わせることにより、春シーズンにピッタリな素材に変身するのです。

他にも吸湿性に優れており、弾性が高いので型崩れしにくく、仮にシワになっても蒸気に当てると元に戻りやすい性質も持ちます。

そんなリネンウールを使用したジャケットがこちら。

引用:https://www.bronline.jp/upload/save_image/02211241_5306cad732338.jpg
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ざっくりとした織り地が印象的ですが、コンパクトな肩廻り、高い位置に施されたアームホールなどスタイリッシュなデザインも特徴です。

またデザイン面もさることながら、本場イタリアにて仕立てられていることにより動きやすさも抜群とのこと。

ざっくりとした生地の外観とは裏腹にストレッチ性を兼ね備えており、カーディガンのような軽い着心地が魅力です。

シルクリネン

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シルクといえば美しい光沢感が特徴。

原材料はカイコの糸ですが、その軽さもしばし特徴として挙げられ、物によってはウールの半分の重さという場合も。

また吸水性や撥水性に優れており、その性能は綿の1.5倍と言われています。

そのためサラサラとした肌触りに仕上がり、ジャケットのみならず他のファッションアイテムにおいても春物、夏物で人気の素材となっています。

ということで、こちらがシルクリネンのジャケット。

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柔らかく、しっとりとしなやかなで、そして清涼感がある質感となっておりシルクの魅力がたっぷり詰まっています。

また肩パット等の副資材の多くが省かれた作りのため軽い着心地なのも特徴です。 

ちなみにブランドはイタリアを代表するテーラードブランドの”ISAIA”で、アンコンテイストの作りはイタリアブランドならでは。

そしてもう一つ紹介したいのがこちら。

引用:http://www.uktsc.com/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=451669
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こちらはイタリアを代表する生地ブランド”カノニコ”の生地を使用したものです。

シルクの上品さとリネンの清涼感がミックスしており、ザラリとした質感が春そして夏にピッタリのジャケットとなっています。

尚、背幅を広く取る「前肩」パターンtなっており、日本人に合わせたボディラインにデザインされているのも特徴。

モヘア

引用:http://www.brooksbrothers.co.jp/timg/25618310_01.jpg
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モヘアの原材料はアンゴラ山羊の毛で、カシミヤ山羊と似た質感ながらリーズナブルな値段なので手が届きやすい良質な素材として知られています。

モヘアは高い通気性や清涼感のある質感などリネンにも通ずる特徴がありますが、リネンとの最大の違いは光沢です。

リネンはザックリとした粗い質感がその魅力ですが、その質感がカジュアルに映ることもあり、人によってはさけがち。

そんな人にはモヘアがオススメで、滑らかなキューティクルがリネンとはまた違う上品な雰囲気を醸し出してくれます。

ちなみにこちらがモヘアのジャケット。

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こちらもイタリアのカノニコ生地を使用した一着で、タイトフィットなデザインが特徴です。

尚、涼しげな生地感に加え、背抜き仕様なので春夏爽やかに着ることができるジャケットとなっています。

ジャージー

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最後に紹介したいのが着心地に定評のある「ジャージー」。

ジャージーは1本の糸をループ状に編んだもので、縦糸と横糸を交互に織る一般的なスーツに使われる生地と編み方が違います。

ジャージーはその伸縮性の良さから運動着として使われる事が多く、軽量なので着心地が楽なのもジャージーの特徴と言えるでしょう。

他にも吸湿性が優れていたり、シワになりにくかったり、身体に優しくフィットしたりといったメリットもあります。

しかし「ジャージー」と聞くと部屋着を思い浮かべ、「ビジネスには着られないのでは?」と心配する人もいるかもしれません。

そんな人にオススメしたいのがコチラの一着。

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ご覧頂けたら分かるかと思いますが、部屋着には見えませんよね?

このジャケットはジャージー生地にインディゴ染めを施し、その後さらにブラックに染めることにより、ジャージーには見えない奥行きのあるシックな雰囲気に仕上げられています。

また胸箱ポケット、腰切りポケット、袖ボタン、サイドベンツといったフォーマルジャケットの仕様になっているので、ビジネスユーズにもピッタリな一着ではないでしょうか。

まだ寒ければニットベストを取り入れよう

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「春向けに薄めで通気性の良いジャケットを買ったけど、まだちょっと寒い・・・」

春向けのジャケットとは言えせっかく買ったジャケットは長く着たいですし、そうなると涼しめで夏まで着られるジャケットを選びたいですよね。

しかし、そうすると春にはちょっと寒い・・・なんてこともあるかもしれません。

そんな人にオススメなのがジャケットの内側に着るニットベストです。

ニットは保温性に優れているので暖かくなりますし、コーデ的にもスリーピースになりオシャレ度もアップ。

ニットベストはそんな便利なアイテムで、「ちょうど良くダンディーっぽさが演出できる」ということで近年人気急上昇中と言われています。

オススメのニットベストを紹介

引用:https://www.bronline.jp/upload/save_image/02221830_58ad5a211e47a.jpg
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暖かさが戻りつつ、まだ少しだけ肌寒い季節にピッタリなニットベストですが、もちろん冬のコーデにも有効活用できます。

そこで次はオススメのニットベストとそのブランドを紹介するので、是非春用のジャケットに合わせて検討してみてください。

FRED PERRY
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まず紹介したいのが「FRED PERRY」。

FRED PERRYはテニスプレイヤーとして活躍した、Fred Perry氏により1952年に創業したファッションブランドです。

現役時代からファッションに拘りの強かった彼ですが、引退と共にファッションビジネスの世界に飛び込み、テニスウェアを中心に手掛けるようになりました。

しかし、徐々にテニスウェア以外のジャンルにも展開していき「モッズファッション」の火付け役とも言われています。

日本にも1970年代に上陸し、FRED PERRYのロゴマークをあしらったポロシャツがブームとなりました。

そんなFRED PERRYからオススメしたいニットベストがこちら。

引用:http://www.fredperry.jp/client_info/FREDPERRY/itemimage/F3168_01_Z1.jpg
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シャツやジャケットと合わせることを踏まえ、あえてシンプルにデザインにされており、アクセントとして襟裏のリブ部に バーガンディー、白、水色の三色のラインがあしらわれています。

尚、FRED PERRYは東京・神宮も路面店をはじめ、全国の百貨店や商業施設に店鋪展開しているので、きっとあなたの近くにもあるはず。

気になる人は是非チェックしてみてください。

GRAN SASSO
引用:https://www.bronline.jp/upload/save_image/03041521_58ba5cd1cfd63.jpg
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次に紹介したいのが1952年に創業された伝統あるニットブランドの「GRAN SASSO」 。

イタリア発祥ブランドで工場の大きさはイタリアでトップクラスの大きさを誇り、今イタリアで人気が急上昇中のニットブランドです。

そしてこちらがGRAN SASSOのニットベスト。

引用:https://www.bronline.jp/upload/save_image/02221830_58ad5a2b1c800.jpg
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シンプルなデザインですが糸の発色が美しく、柔らかな色合いが印象的。

春らしい印象を演出するのにピッタリなニットベストではないでしょうか。

そしてもう一つ紹介したいのがコチラ。

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こちらはニットにドライタッチなリネンも混ぜられたベスト。

ニットにリネン特有の清涼感も加わり、コーデにちょっとした「抜け感」を与えてくれるでしょう。

こうしたシンプルなニットベストはジャケットやシャツを選ばず合わせやすいので、いくつか持っているとコーデのバリエーションが増えて便利です。

LARDINI
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LARDINIはイタリアを代表するテーラードファッションブランド。

1978年にイタリアのアンコナにて創業し、以来高級ブランドのOEM生産を請け負ってきましたが、2010年より自社ブランドをスタートさせました。

全てのアイテムが職人によってイタリア国内で生産されており、そのクオリティはテーラードファッションの本場であるイタリアの中でもトップクラスと言われています。

製品染め、ハンドペインティング、コントラストスティッチ、拝みボタンといったディテールを得意技とするLARDINIですが、メインアイテムのジャケットと合わせてベストも人気とのこと。

引用:http://img.strasburgo.co.jp/img/item/STB01/STB0117S0072/STB0117S0072_pz_c101.jpg
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そして、こちらがLARDINIの中でも人気の春夏向けのニットベストです。

細かなチェック柄が前面にあしらわれているのでコーデにアクセントを加えてくれますし、背面は伸縮性に優れたリブ編みで快適な着心地を実現してくれます。

柔らかな色合いのベストなのでオフホワイトのジャケットと合わせると、春にピッタリな爽やかなコーデに仕上げられるのではないでしょうか。

まとめ

「春向けのジャケット」というテーマを取り上げ、どんなジャケットが春にピッタリか、素材を紹介しつつ、具体的なブランドやジャケットも織り交ぜながらお話しました。

また後半ではまだ肌寒い春のシーズンにピッタリなニットベストについてもお話し、オススメのブランドを3つ紹介しています。

振り返ると紹介した春にオススメなジャケットの素材は以下の6つ。

・麻
・コットンリネン
・リネンウール
・シルクリネン
・モヘア
・ジャージー

「麻」は見た目も機能面も清涼感がある素材として知られ、春夏向けアイテム定番の素材です。

「コットンリネン」はシワがつきやすかったり、摩擦に弱かったりというリネンの弱点を補うべくコットンが混ぜられた素材。

型くずれしにくく、通気性にも優れているので、暖かくなってくる春シーズンにオススメなジャケットの素材の一つです。

「リネンウール」は吸湿性や弾性に優れた素材で、軽い着心地が特徴。

「シルクリネン」はカイコの糸を原材料とするシルクがベースの素材で、美しい光沢感が特徴です。

また吸水性や撥水性にも優れており、その性能は綿の1.5倍と言われるほど。

「モヘア」は高い通気性や清涼感など、リネンに似た性質を持ちますが美しい「光沢感」が特徴と言われています。

「リネンは涼しげで良いけど、ちょっとカジュアルかな・・・」という人にオススメです。

「ジャージー」は伸縮性や吸湿性の高さから運動着としてよく使われる素材。

ジャケットにはマッチしないと思われがちですが、インディゴ染めに加えてブラック染めを施すことによりシックに仕上げられたジャケットを紹介しました。

そして後半はこれらのジャケットと合わせてコーデにオススメなニットベストを紹介しました。

ちなみに紹介しブランドは以下の3つ。

・「FRED PERRY」
・「GRAN SASSO」
・「LARDINI」

「FRED PERRY」はモッズファッションの火付け役とも言われ、イギリスを代表するファッションブランドの一つとして知られています。

「GRAN SASSO」は1952年に創業したイタリアの伝統あるニットブランドで、発色の美しい、柔らかな色合いのニットベストを紹介しました。

「LARDINI」はイタリアでも人気のテーラードブランド。

製品染め、ハンドペインティング、コントラストスティッチ、拝みボタンといったディテールを得意技とし、細やかなチェック柄が印象的な春にピッタリなベストを紹介しました。

季節に合ったアイテム選びは難しく感じるかもしれませんが、素材の特性を理解すれば簡単に選べるようになります。

本記事の中で紹介した内容があなたの悩みの解決に繋がれば、とても嬉しく思います。

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