スーツのメンテナンスの
基本はブラッシングです。
しかしいざ
しようと思っても
ブラシにも沢山の
種類があります。
今回はそんなブラシの
選び方について
ご紹介致します。
起毛繊維を利用した
エチケットブラシ
化学繊維のものなど
沢山ありますが
生地を傷めず静電気が
起こりにくい
豚毛や馬毛を利用した
天然獣毛のものが
オススメです。
馬毛はしなやかで
キメ細かい毛質です。
豚毛は比較的
固めでコシがあり
ハリのある毛質です。
一般的には
白豚毛の方がしなやかで
黒豚毛の方がコシが
強いと言われています。
この他にも
生地別に専用の
ブラシがあり
ブラッシングの際の
力加減も変わってきます。
・ウール
コートやスーツなどの
織り目が細かく
しっかりした生地には
固めの毛で
強めのブラッシングをして
ホコリを取り除きます。
織り目が粗く柔らかな
生地には弾力性のある
2段植毛のブラシが
オススメです。
・カシミヤ、シルク
質感を損なわないように
ソフトにブラッシングする。
きめ細かく柔らかめの
ブラシがオススメです。
・スエード
日頃はエチケットブラシを使い
毛羽立ちが寝てしまい
ツルツルしてきたら
ブラッシングが
必要になってきます。
固さの中にも
柔らかさを持った
ブラシがオススメです。
・毛皮
毛皮専用ブラシは毛皮の
毛先が切れないように
植毛されています。
カシミヤ用を代用することも
できます。
・革
専用のクリームを塗る前に
コシのあるブラシで
ブラッシングするのが
オススメです。
このように生地別に
専用のものがありますが
力加減で調節できるので
まずはウールやカシミヤ用が
あると便利ですね。
適切なブラシで
適切にブラッシングすることで
大切な服を長く着れるように
日々のメンテナンスが
重要です。