エルメネジルドゼニアの中でもシルク専門メーカーTESSITURA DI NOVARA(テッシトゥーラ ディ ノバラ)の生地でお仕立てしたジャケットと共生地のベストが仕上がりました。
ゼニアは知っていてもノバラはご存じない方も多いかもしれません。
テッシトゥーラ ディ ノバラについて
『TESSITURA DI NOVARA』(ノバラ)は1932年にイタリアで生まれたシルク専門メーカーです。
クオリティが高く80年の歴史をもつNOVARAをErmenegildo Zegnaは2009年に買収、ゼニアグループのシルク部門を強化させました。
Zegnaの中に革新的なラグジュアリー素材中心のTESSITURA DI NOVARAという生地ブランドが生まれました。
NOVARAの生地は素材の特徴、風合いの出し方が絶妙です。
今回のノバラのジャケット生地
今回のNOVARAの生地は絹(シルク)82%麻(リネン)18%という市場ではあまり見かけることの無い非常に珍しい組み合わせです。
絹(シルク)って何が良いのでしょうか?
絹(シルク)は古くから、ドレスや着物などフォーマルウェアの分野を中心に、最高の衣料素材として、世界中の人々を魅了し愛用されてきました。
優雅な光沢やしなやかな肌ざわりと、吸放湿性、保温性などに着心地のよさがあり、他の繊維にはない固有の特性がシルクの魅力です。
絹(シルク)の光沢は染め上がりの美しさにもあり、染料にも美しく染まり、様々な図柄を鮮やかに染め分けることができます。
今回のジャケット生地は絹(シルク)が持つ氣品ある優雅な美しさを放つと共に、着る者には着ていることを忘れるほどの軽さと、なめらかな風合いから生まれる心地よさを体感させてくれます。
さらに絹(シルク)の隠れた特徴として
・静電気が起こりにくいこと
・紫外線をカットしてくれること
・ウールやコッットンを上回る強度
このような利点も兼ね備えています。
この絹(シルク)に麻(リネン)のカジュアルな風合いがミックスされてドレスとカジュアル両面のテイストが絶妙のバランスを生み出しています。
ジャケパンコーディネート
これほどの最高級素材でお仕立てされたジャケット、ベストには素材を生かしたシンプルなコーディネートで着る人のダンディズムを最大限引き出してくれます。
ブルーのシャツに白パン。
そしてシャツに合わせたブルーのポケットチーフ。
足元はネイビーシューズで360°スキの無いコーディネイトが完成しました。