GW後から転職をスタートする方に知っておいていただきたいのが、夏スーツの選び方と面接でのマナーです。
というのも、夏の面接は暑い中を歩きます。
いくら移動が電車やバスを使うからと行っても、汗をかくことはあります。
特に男性には汗かきの方も多いですから、面接官の印象も気になることだと思います。
今回は、オーダースーツやジャケパンを提供しているダンコレ®が、夏スーツの選び方と面接時におけるマナーについて解説していきます。
1. 夏の面接で気をつけたいマナーとは
2. 新卒者にならない経験あり社会人としてのポイント
3. 快適に面接に挑む夏スーツ選びのポイント
4. まとめ
1.夏の面接で気をつけたいマナーとは夏の面接で気をつけておきたいことがあります。
(1)クールビズを理解しよう
5月くらいから10月くらいまでの期間「クールビズ」が定着しています。
今お勤めの会社でも気温が28度を超えることから、ノーネクタイ・ノージャケットが推奨されるようになり、会社によっては半袖ワイシャツやポロシャツなどもOKということになっています。
かなり理解のある(業種にもよりますが)会社なら、社外の方と会う予定のない日は「アロハ」「Tシャツ」でもOKというケースもありますね。
(2)面接とクールビズとの関係
クールビズは少しずつ定着してきていますので、あなたも理解されているかと思います。
ここで転職活動をされる方に覚えておいて頂きたいことは、いくらクールビズが定着しているからといっても、転職活動中の面接ではクールビズは実施しない方が良いということです。
確かに面接を受ける機会を頂いた会社から「クールビズでお越しください」という言葉があるかもしれません。
しかし、この言葉を信じて「ノーネクタイ・ノージャケット」で面接へ向かうと、人事担当者は良いイメージを持ってくれません。
「クールビズでお越しください」と伝えていたとしても、実際は「面接を受ける人の判断に任せる」という意味も含んでいるため、ここからどのような服装で面接にやってくるのか試されているということもあります。
社会人経験の無い学生さんなら、クールビズの服装で面接へ出向いたとしても人事担当者は気にならないかもしれません。
しかし、転職活動を行っている社会人経験者なら人事担当者は夏でもスーツ着用でやってくることを期待している傾向が強いものです。
(3) スーツの色は定番で
では、暑い夏にスーツ着用で面接へ挑む場合、どういった色のものを選べばいいのか悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
ここでオーダースーツを提供しているダンコレ®としておすすめするのは、面接ですから派手なものは選ばないということです。定番だと言われてもブレることなく「濃いネイビー」か「無地のグレー」を選びましょう。
無地では少し個性が伝わらないという方は、細めのピンストライプくらいならOKです。
ネイビーかグレーかで悩んだ場合、どんな職種や業界でも安心できるのはネイビーです。
服装に関してルールが強くない業界ならグレーを選んでもOKです。
30代以上の方なら、無地にネイビーならどこでも安心です。
(4)ネクタイは必須と覚えておこう
クールビズだからと言ってノーネクタイはいけません。
スーツを着用するならネクタイもきちんと着用しましょう。
ネクタイの色や柄でおすすめなのは
・濃紺
・エンジ
・グレー
柄はジレメンタルが無難です。
面接のときには、過剰な個性の表現よりも「無難」な方が人事担当者は安心します。
個性が強すぎる人は、企業にとっては扱いづらい印象になるケースもあるからです。
まずは過剰な個性を表現するのではなく、次の一歩へ進むために人事担当者が好感度をもってくれる服装やアイテムを選びましょう。
(5)シャツは長袖が安心
暑いからといって半袖シャツを選んではいけません。
きちんとした印象を与えるのなら、長袖シャツを選びましょう。
2.新卒者にならない経験あり社会人としてのポイント
転職の方は社会人経験があります。
そのため新卒者とは違うことをアピールしなければいけません。
そこで第一印象で新卒者のように感じられないために工夫しておきましょう。
(1)持っているから使うというのはNG
新卒時の面接で使ったリクルートスーツがある。だから今回の転職の面接でも使おう。
この考え方はNGです。
リクルートスーツは見た目に新卒者を感じさせます。
経験を持っている社会人が着用するとアンバランスな印象にもなりますし、経験豊富なことが伝わりづらくなります。
いくらキレイにクリーニングしてあるからと言っても、リクルートスーツを転職活動で使い続けることはやめておきましょう。
(2)おすすめのネクタイ選び
夏のネクタイ選びで試してみたいのが水色です。水色は派手過ぎず、暑い季節でも爽やかな印象を与えてくれます。
基本はネイビー、エンジですが、水色で季節感を出すのもおすすめです。
(3)スーツコーデはシンプルがベスト
転職活動におけるスーツコーデはシンプルなのがベストです。
少しでも個性を表現したいと考える方もいらっしゃいますが、人事担当者が最初に求めているのは「会社での調和」です。
個性の強い人は仕事ができるかもしれませんが、その人が会社へ入ったことで社員の調和が乱れてしまうと業務がスムーズに進まなくなります。
そのため転職活動でのコーデはシンプルにすること。
そして身につける小物もスーツの印象に合わせて統一しておきましょう。
ギラギラしたもの。目立つ大きなアクセサリー。スーツに合っていないバッグ。面接にはおすすめできません。
3.快適に面接に挑む夏スーツ選びのポイント
夏の転職活動を少しでも快適に過ごすためには、スーツ選びのポイントを覚えておきましょう。
(1)夏向けの生地
スーツの生地には夏向けの生地があります。触ったときに「シャリッ」としていて薄手の生地になっています。
夏向けの生地は通気性も高いため、着心地も良くなります。
(2)仕立ても夏向け
夏向けのスーツ選びで注意しておきたいのが仕立て方です。
ポイントは夏向けの裏地をつかっているかどうか。
裏地が少なくなっているかどうかです。
きちんと夏向けのスーツとして仕立てられているスーツは、軽くて快適ですし、サラッと軽く着用できます。
(3)見た目の印象も夏向け
涼しげで明るめのトーンがおすすめです。
黒っぽい色のスーツは、お会いする人へ「暑苦しい」印象を与えるばかりか、季節感を考えない無頓着な人という印象になってしまうこともあります。
(4)季節に関係なくコレが大事!
夏向けというよりも、季節を問わずスーツ選びで重要なのが「清潔感」と「サイズ感」です。
この2つを意識しておきましょう。
いくら高価なスーツを購入しても、この2つが足りないと良い印象になりません。
ダラダラとした印象になりますので、清潔感もダウンします。
4.まとめ
社会人経験者が夏に転職活動を行う場合、どういったスーツを準備しておくのかが大切です。
いくらクールビズが定着してきているからと言っても、面接ではこれまでと同じようにスーツ着用がベストな選択。
できるだけ第一印象で良いイメージを持ってもらうためには、快適に着用できる身体にフィットしたスーツを手に入れましょう。
既製のスーツではサイズ感が合わない、自分が選びたい色や柄のスーツは見つからない場合は、転職活動用に夏用のオーダースーツを用意しておくと、どんな面接でも自信を持って挑めることでしょう。