40代に入ると社会人経験も上がってきますから、
会社の責任者として商談へ向かうことも増えてきます。
また、社内での会議も「参加しているだけ」という新人や3年目くらいの人とは違い、
自ら先頭に立って会議を進めるファシリテーターとしての役割も任されてくるはずです。
そんな年代である40代にとって、取引先や後輩からは信頼され、
魅力のある男性になっていたいものですね。
そこで今回は、40代に入ったらおすすめしたいオーダースーツについてお話していきます。
1. 40代ならスーツに使いたい費用
2. スーツ選びで間違えないポイント
3. オーダースーツ選びのコツ
4. まとめ
1.40代ならスーツに使いたい費用
40代になったあなたは、スーツにいくら使っているでしょうか?
イオンの既製品激安スーツの10,000円代でしょうか。
スーツ販売の老舗ブランドで購入した3万円代のスーツでしょうか。
一般的な40代が選ぶビジネススーツの費用を見てみると次のようになります。
・50,000円以下
・50,000~70,000円
・70,000~90,000円
・90,000円以上
4つのランクに分けることができます。
そして40代のビジネスパーソンが毎日着用するスーツの価格帯というと「50,000~70,000円」なんですね。
この価格帯が一般的に毎日着用するスーツであるなら、
少し特別なシーンで着用するスーツにはいくらくらいかけるのがおすすめなのかというと、
70,000~90,000円のランクは選んでいただきたいと思います。
さらに、ここ一番のプレゼンなどの機会に着用されるなら、
90,000円以上のスーツを用意しておきたいところです。
40代は、今後の仕事や生活を決める大きなポイントがやってくる年代です。
いつタイミングがやってきても、慌てることなく良い選択ができるように準備しておきたいですね。
2.スーツ選びで間違えないポイント
スーツ選びで間違えないためには、知っておいていただきたいポイントがあります。
ひとくちに「スーツ」と言いましても、値段だけで善し悪しを判断することはできません。
スーツには「オーダースーツ」と呼ばれるものと「既製品のスーツ」という、
ごく一般的に販売されているものの2つがあります。
この2つの種類ですが、既製品は比較的に安いものがあります。
でも既製品だからと言って安いだけではなく、かなり高額なものも用意されています。
対してオーダースーツは呼び名からイメージできますが、オーダーなので安いものはあまり存在していません。
比較的高めのスーツになるのが一般的です。
では、値段から考えると40代のビジネスパーソンは5万円台の既製品を購入するべきなのかというと、そんなことはありません。
既製品スーツの場合、もっとも困るのがカラダへのフィット感です。
既製品は「おおよそ」のサイズ感を満たしているため、
体型によって選ぶと「なんとなく着ることができる」ように仕立てられています。
しかし、細かな部分を見ていくと、カラダへのフィット感が低く、
スッキリとしたシルエットになりづらいことが多いのです。
ただし、中には既製品スーツが想定している体型とぴったり一致する方もいらっしゃいます。
こうした方は既製品でもサイズ感が合っているので問題ありません。
でも、こういったケースは希でして、多くの方はぴったりと合いません。
そこで私たちがおすすめしているのは、
オーダースーツでサイズ感をぴったり合わせることなんです。
スーツはいくら高価なものを身につけても、
サイズが合っていないとかっこよくは映りません。
既製品スーツで7万円以上の出費を覚悟されているのなら、
オーダースーツを9万円で作った方が、スーツ選びで間違えたと後悔することはありません。
3.オーダースーツ選びのコツ
それでは続いて、オーダースーツの選び方のコツをお話します。
オーダースーツを選ばれるときには、
次からお話する内容を参考にして、あなたのための一着を作っていただきたいと思います。
(1)色と柄
オーダースーツの場合、あなたの好みの色や柄で作ることができます。
ここで勘違いしてはいけないのは、
今回作るオーダースーツは「ビジネス用」であるということです。
ですから、目を見張るような色や柄のスーツはNGです。
また、20代や30代のように目立ちにくい色や柄は、40代には少し力不足を感じます。
社会人としての役割や会社での立場が変わる40代には、
艶感のある色や柄のスーツを作っていただきたいと思います。
・ベージュ
・ネイビー
・グレー
という、ビジネスシーンで溶け込みやすい色に「チェック柄」を取り入れることで、
年齢に合った雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
(2)生地ブランド
40代のビジネスパーソンには、生地にもこだわっていただきたいところです。
世界中で「一流」と呼ばれている生地を使ったスーツを着用することで、
あなたの気持ちや考え方にもプラスの影響を与えてくれることでしょう。
エルメネジルド・ゼニア
「ゼニア」という名前で呼ばれることが多いイタリアの生地メーカーです。
世界で高い評価を得ている生地で、多くの一流経営者が選んでいます。
ゼニアの生地には、長く愛用できる「トロフェオ」、
シワになりづらい「トラベラー」、
夏向けの「トロピカル」というように、
バリエーション豊かな生地がラインナップされています。
特に上質な羊毛から作れている「トロフェオ」は、
40代にこそふさわしい美しい艶感が特徴的です。
ドーメル
フランスの生地メーカー「ドーメル」。
世界最古の服地商社としても有名です。
フランスに本社を置きながら、主力生地は「英国高級生地」というこだわりを持っています。
ドーメルの生地は、シャネルやディオールなど、ハイブランド製品にも使われています。
伝統と品格を兼ね備えたドーメルの生地を選ぶことで、
気高い英国紳士の着こなしを演出することができるでしょう。
イメージ
オーダースーツを選ぶときに大切なのが、
あなたが持っているイメージをきちんと伝えることです。
オーダースーツは自由度が高いというメリットを持っていますが、
裏を返すと自由度が高いが故に決まってないと作れない、というデメリットにもなり得ます。
このようなことにならないためには、
オーダースーツを依頼するお店やフィッターと何度もコミュニケーションを行い、
あなたのイメージを伝える努力を惜しまないことです。
(4)サイズ感
オーダースーツの最大のメリットである「サイズ感」。
ここも注意しておきましょう。
経験豊富なフィッターが採寸してくれるのなら問題なくあなたのカラダにフィットしたスーツが完成します。
しかし、経験が少なく、コミュニケーションがとりづらいフィッターの場合、
細かな部分の採寸が上手くいかず、サイズ感が微妙に違っているということもあります。
ジャケットを着用したときの袖の長さや着丈、ウエストまわりのシルエット、背中のシワなど
自分では見えづらい部分のサイズ感も注意しておきましょう。
(5)オーダースーツ店
オーダースーツを依頼するお店を選ぶポイントがあります。
生地が豊富
生地が豊富ということは、あなたのイメージに合ったものが選べるということです。
また、生地選びはオーダースーツの楽しみでもありますから、
多い方がいろいろと試して楽しめます。
お直し
オーダースーツを作った後、
どのくらいの期間「お直し」を受けてくれるのか確認しておきましょう。
また、お直しの料金も「有料」「無料」のどちらなのか確認しておきたいですね。
そして、アフターサービスについても聞いておきましょう。
・オーダースーツを安心して出せるクリーニングはあるのか
・ボタンの付け替え
・かけつぎ
・プレス仕上げ
長く愛用するためにはメンテナンスが必要です。
4.まとめ
40代だからこそ、カラダにフィットしたスーツを身につけておきたいですね。
安いからという理由で適当にスーツを選んでいては、
せっかくの良いきかっけを逃すことになるかもしれません。
40代の経験の自信を伝えるためにも、
あなたに合ったスーツを選んでいただきたいと思います。
なかなか体型に合ったスーツが見つからないという場合は、
迷うことなく「オーダースーツ」を選んでみてください。
きっと自分もまわりからも、見られ方が変化していくことでしょう。