いくらオーダースーツを着ていても、
どんなにおしゃれな仕立てのスーツを着ていても、
ダサくてNGなスーツスタイルになっている人っていますよね?
他人のことは目に付きやすいので「あ~あいつダサいなぁ~」なんて言っている人もいますけれど、実は言ってる自分が一番ダサかったなんてこともありえます。
そこで今回は、スーツスタイルで出かけるときに鏡の前でチェックしてもらいたいNGスーツスタイルのポイントをご紹介していきます。
1. こんなスーツスタイルになっていませんか? 2. こんなマナー違反やってませんか? 3. まとめ
1.こんなスーツスタイルになっていませんか?
残念なスーツスタイルってありますよね。
特にここで取り上げるようなスタイルは、視界に入ってきただけでこちらがどう対処しようかと困るケースです。
(1)ズボン丈
ズボン丈ってスーツスタイルに大事なポイントです。
きちんとした長さになっていれば、それだけでもかなりスマートな印象になりますが
・短すぎてくるぶしが見えている
・長すぎて裾が靴の上に乗っている
はい、どちらも見た目NGなスーツスタイルの出来上がりです。
短すぎるズボン丈は、若い方に見かけることが多いですね。
ピッタリとしたスーツスタイルを求めてのことだと思うのですが、いくらピッタリとしたシルエットでもズボン丈が短すぎてくるぶしが見ていてはいけません。
スーツを着用したときには、肌ができるだけ見えないようにするのがルールです。
カジュアルシーンなら好きな丈でOKですが、ビジネスシーンでのスーツスタイルでは考え物ですね。
出典:https://noji-suit.jp/2020/04/25/pants-susononagasa/
次に長い丈は、年輩の方やオシャレに興味のない方に見かけることが多いです。
こちらは単に「だらしなく」見えてしまうので、適度な丈にされた方が仕事上の人間関係もうまくいくと思います。
(2)柄と柄
ジャケットとズボンとシャツが全部柄。
これも困ったスタイルです。
芸人さんの舞台衣装なら、目立つこと間違いありませんのでOKですが、普段のスーツスタイルでは「うるさすぎ」な感じなので、対面で会った方も視線をどこに向けていいのか困ると思います。
かなりのオシャレ上級者なら、柄と柄を上手に組み合わせて楽しむ方もいらっしゃいますが、それなりに修行が必要なので試して自撮りしてから外出しましょう。
(3)ポケット
スーツスタイルをイメージするとわかりますが、ポケットが4つ以上あります。
ジャケットも入れると8つはありますので、あちこちにアイテムを入れている方もいらっしゃいます。
確かにポケットへ入れておくと、すぐに取り出せるので便利ですが、スーツスタイルのポケットは「飾り」の部分もありますので、パンパンになるように入れてはいけません。
あくまでも「スマート」さが必要ですから、ポケットがいっぱいになるならクラッチバッグでも持ち歩くように工夫しましょう。
(4)ベルト
出典:アマゾン
ベルトの質やバックルの形状を間違っている人がいます。
ビジネスシーンで着用するスーツなのに、
・ビニール
・布を編んだもの
・柄物
の素材で出来たベルトや、大きなロゴが入ったバックルのベルトを見かけたことはありませんか?
「TPOがわかってないんだな」と大変残念な気分になります。
(5)Tシャツ
シャツの下にTシャツを着ている人もいますね。
無地の白ならまだしも、柄物やコミックのキャラクターがプリントされたものを着ている人もいます。
スーツスタイルでシャツを着るということは、フォーマルを意識しているということですから、シャツの下に着用するなら白の無地。
またはシャツにひびかないベージュやグレーにしておきましょう。
2.こんなマナー違反やってませんか?
スタイルは整っているのに、マナー違反で残念なことになっている人もいます。
(1)糸、ついてません?
出典:https://www.suit-style.jp/blog/20200310/
ジャケットのベント部分に仕立て糸がついたままの人がいます。
着ている人だけがわからない、大変残念なポイントなので外出前にはチェックしておきましょう。
(2)ネクタイ、くぼみあります?
ネクタイの締め方によっては、ティンプル部分にくぼみがない方もいらっしゃいます。
あわてて締められたのかな?と感じますが、視線が行きやすい場所なのでおちついて「くぼみ」を作っておきましょう。
(3)ネクタイ、短い方が飛び出してません?
ネクタイであるのが、短い方が長い方の下から「チョロ」っと見えていることがあります。
ダサいよりも、おもしろさもありますのでイヤな気持ちにはなりませんが、整えておくほうがスッキリとしていいですね。
(4)シャツ、透けてません?
シャツを着ているとき、下の肌着が透けている人がいます。
かなり薄手のシャツだと思うのですが、スーツスタイルには似合わないのでもう少し厚みのあるしっかりとしたシャツを選んでおきましょう。
オーダーシャツを選ぶと、体にもフィットしますので間違いありません。
3.まとめ
スーツスタイルも一歩間違えるとダサく見えてしまいます。
せっかくスッキリとスーツスタイルをかっこよく楽しむのですから、
お出かけ前にはチェックしておきたいところですね。
なかなか自分の思うようなスタイルにならないという方は、スーツもシャツもオーダーされるのがおすすめです。
サイズもぴったり合いますし、色や柄もあなたの印象にあったものを細かく選べます。
一緒にベルトやネクタイなども合わせて選べるので、トータルコーディネートも簡単です。
ぜひ試してみていただきたいと思います。