経営者の方から、こんなご質問をいただくことがあります。
・スーツって、どう着こなせばいいのかわからないんですよね
・スーツを着るとき、着こなしを考えるのが面倒でして
・自分に似合うスーツを選ぶのは、正直難しくって
わかります。私たち「ダンコレ」でオーダースーツを作られたお客様のほとんどが、同じような悩みをお持ちでした。
実は、こうしたお悩みは、ちょっとしたことを知っているだけで簡単に解消することができるものなんです。
そこで今回はオーダースーツの専門店「ダンコレ」が、経営者の方がオーダースーツを着こなすと良い理由や選ぶポイントについてお話していきます。
1. 経営者に大切なこととは 2. 経営者がオーダースーツを選ぶ理由 3. 知っておきたい自分専用スーツのポイント 4. ワンランク上を狙う着こなしアイテム 5. まとめ
1.経営者に大切なこととは
経営者にとって大切なことというと、ご自身の事業を円滑に進めていく手腕です。
でも、ただ「能力がある」だけでは事業は上手くまわりません。
これは経営者であるあなたなら、肌感覚でご理解いただけることだと思います。
実のところ経営者にとって大切なこととは、如何にして自分にぴったりなビジネスチャンスを引き寄せることができるのか、ということです。
ここで引き寄せるために大切なポイントとなるのが「第一印象」。
人は見た目が9割とか、人は初対面の3秒で相手を判断するとか、こういったことがこれまでにも言われていますが、学術的なことはおいておいても、経営者なら実体験として「そのとおり」と納得のいくことだと思います。
これは自分自身も知り合いから紹介された初対面の人とお会いしたとき、なんとくなNGとか、これは期待できそうとか、一瞬で判断していることからわかります。
というのも、人は話し方や話の内容よりも、視覚的情報に判断を頼ってしまう傾向があるからです。
このような人の無意識とも言える行動(判断)によって、経営者であるあなたもまわりから判断されているのですから、見た目を決める要素はきちんと準備しておきたいところではないでしょうか。
ビジネスチャンスが目の前にやってきたとき、「この人と一緒にチャンスを掴みたい」と感じてもらえるか、「この人は期待できないな」と感じられてしまうのか、経営者にとっては成功への分岐点になります。
視覚的要素の一つであり、大きな影響を与える「着こなし」を常に最高な状態で準備することが、経営者にとって大切なことなのです。
2.経営者がオーダースーツを選ぶ理由
経営者の第一印象を成功へ近づけるためには、オーダースーツを選んでもらいたいと思います。
でも、どうしてオーダースーツを選ばないといけないのかというと、次のような3つの理由があるからなんです。
(1)顧客からの視点
あなたがお会いになる顧客や取引先の担当者へ、信頼できる印象を格段にアップしてくれるからです。
経営者から発せられる雰囲気やイメージは、会社の雰囲気やイメージに直結しています。
ご自身の体にフィットしたスーツを着用することで、会社の信頼性も高まりますし、ブランド力もアップするでしょう。何よりもあなたから経済的な余裕を感じられることは、相手に強いインパクトを与えることにつながります。
(2)社員からの視点
経営者がイオンで販売されている「1万円のスーツ」だったとすると、社員たちはどのように感じるでしょうか。
・経営者は会社に誇りをもっていないのかも
・これくらいの見た目でいいんだ
・だらしなく見えても問題なし
仕事に気を配らない会社になってしまうかもしれません。
このような残念な会社にしないためにも、経営者自らオーダースーツでビシッと決めてもらい、社員が誇らしく感じられる会社にしていかないといけません。
(3)自身からの視点
経営者がオーダースーツを身につけるのは、自分にとってもプラスになるからです。
・経済的な余裕を感じられる
・自分の好みのものを身につけられる
・鏡を見たときの自信
他にも、オーダースーツを着ることで、仕事への意識が変化するという方もいらっしゃいます。
3.知っておきたい自分専用スーツのポイント
オーダースーツを購入するときに、知っておいていただきたいポイントがあります。
特に次からお話するポイントは、必ず守っていただきたい内容です。
(1)最低でも1着6万円以上
スーツの相場はいくらくらいなのかというと、既製服なら1万円台からあります。
ちょっと高めと思われているショップでも、既製服なら3万円台です。
一般的なサラリーマンであれば、3万円台のスーツでも良いかと思いますが、経営者ならもう少し上を狙ってもらいたい。
最低でもセレクトショップの6万円台のスーツは必要です。
でも、セレクトショップのスーツは、あなたの体にフィットしないこともありますので、できればオーダースーツを選ばれるのがおすすめです。
オーダースーツは、生地や仕立ての方法で費用が変化しますが、10万円くらいからありますので選んでもらいたいところです。
(2)サイズ感
スーツ選びで大切なのが「サイズ感」。
大きすぎると「だらしなく」、小さすぎると「ピチピチで窮屈」。
どちらも第一印象がよくありません。
経営者に必要なのは、体に合ったジャストサイズ。
着心地の良さと、他人から見たカッコイイはジャストサイズでしか実現できません。
こういった理由もありますので、経営者の方には既製服ではなくオーダースーツをおすすめしています。
4.ワンランク上を狙う着こなしアイテム
オーダースーツを着こなすとき、ワンランク上を狙うなら次のアイテムにも気を配っておきましょう。
ちょっとした違いが第一印象に影響してきます。
(1)胸元に華やかさを
スーツの胸元にあるポケット。
ここを使いこなしていない方も多いです。
スーツの胸ポケットは「ポケットチーフ」を挿す場所ですので、華やかな印象を与えたいときには忘れずに使いましょう。
チラっと見えるだけでも、場の雰囲気を変える力があります。
(2)ウエストまわり
ウエストまわりって、意外に視線が集まる部分です。
そこで意識しておきたいのがベルト。
派手なバックルや色のベルトではなく、シンプルでフォーマルなものを選ぶようにしておきましょう。
またベルトは、パンツを留めるためのアイテムではなく、ウエストラインを美しく見せるアイテムだということも忘れずに。
ベルトでパンツを留めているなら、サイズが合っていませんのでシルエットが崩れている可能性があります。
(3)足元はおしゃれのポイント
足元はおしゃれのポイントと昔から言われています。
ワンランク上の着こなしを目指すなら、最低でも5万円以上の革靴を選んでおきたいですね。
高級素材が使われている靴は、光沢が断然違います。
オーダースーツに見合う上質な靴を選びましょう。
(4)見えないおしゃれも忘れずに
見えないからと手を抜くのはNG。
そんなアイテムが下着です。
ドレスシャツの下に着るアンダーウェアは、シャツから透けて見えてはいけません。
首もとから襟が見えるのもNG。
透けていたり、首もとから襟が見えていたりすると、一気におしゃれさがダウンします。
最近では、若い世代のサラリーマンがドレスシャツの下に、柄物のTシャツを着ていることもありますが、あれはマナー違反です。
(5)忘れがちなことはコレ!
オーダースーツでワンランク上の着こなしをするためには、日々のメンテナンスも欠かせません。
オーダースーツは繊細な洋服なので、毎日繰り返し着るのはおすすめできません。
基本的には、1日着たら3日休ませる。
このサイクルが大切です。
また、オーダースーツの型くずれを防止するためにも、木製で質の良いハンガーを使いましょう。
そして、ブラッシングでホコリを落としておけば完璧です。
5.まとめ
経営者の方には、最高の自分をアピールしてもらいたい。
そのためには、ご自身の魅力を最大限アピールできるオーダースーツが最適な選択だと思っています。
あなたの第一印象を、これまでよりもさらにアップさせるために、オーダースーツを作ってみてはいかがでしょうか。