30代・40代のメンズファッションで「おしゃれだな」と感じてもらえるポイントは、なんと言っても「靴選び」です。
いくら洋服がキマっていても、足元が「あぁ~」という感じだと大変残念な気分になります。
でも、こういう人、意外に多いんですね。特に夏は軽装になるため、足元も手抜きになってしまって残念な人になることも。
今回は、30代・40代のメンズファッションに欠かすことができない靴選びのポイントについてお話していきます。
1. 夏の30代・40代におすすめのメンズシューズ 2. 大人に似合う夏っぽいシューズ選びのポイント 3. 知っておくと恥ずかしくない靴選びのコツ 4. ファッションと靴を合わせる方法 5. まとめ
1.夏の30代・40代におすすめのメンズシューズ
夏の30代・40代におすすめのシューズをザッと見ておきましょう。
(1)コーデに馴染みやすい夏シューズ
出典:Rakuten
ビジカジでもプライベートでも、おそらく「ほとんどのコーデ」にしっくりと馴染むのが、シンプルスニーカーです。
靴に目を引くような柄がなく、カラーもシンプルにホワイトかブラック。
そしてどちらの色もマットな仕上がりになっていると、より大人っぽさが強調されます。
1点、夏に履くことを考えるとチェックして選びたいのがソール部分の色。
シンプルスニーカーはラバーソールになっているので、この部分が明るめのホワイトだと軽やかな雰囲気になり夏っぽさが強調されます。
プライベートだけで履くシューズなら、薄いベージュのスニーカーもおすすめです。
薄いベージュだと柔らかな印象になりますので、優しい雰囲気のコードも楽しめます。
(2)シルエットがやわらかい夏シューズ
出典:OTOKOMAE
厚底でボリュームのあるシルエットが特徴的な「ダッドスニーカー」。
ビジネスシーンでは選べないシューズですが、夏のプライベートシーンでは活躍してくれるシューズです。
ダッドスニーカーはアウトドアっぽいファッションと相性が良いです。
足元のボリュームが目を引きますので、パンツをカーゴのショートパンツにすることでメリハリがつき、トレンド感も出てきます。
(3)カジュアルな夏シューズの定番
出典:Rakuten
さりげなくカジュアル。夏の定番シューズというと「キャンパス地」のスニーカーです。
シンプルなコーデと相性も良く、大人っぽいスポーツスタイルを楽しむことができます。
夏にキャンパス地のシューズを選ぶときですが、ハイカットではなくローカットのものを選びましょう。
ちょこっとくるぶし部分が見えるくらいが涼しげで軽やかな印象を作ってくれます。
(4)程よくおしゃれな夏シューズ
ビジカジでもプライベートでも相性の良いシューズというと「ローファー」。
レザーの質感と、程よい柔らかなデザインが、がんばり過ぎない夏のコーデにぴったりです。
足首部分を程よく出せるので、夏という季節感と抜け感を楽しむこともできます。
ゆったりした服装でも、足元にローファーを取り入れることで、キリッとした大人っぽい印象になります。
(5)夏を全身でアピールするシューズ
出典:SHOPLIST.com
夏を全身でアピールするなら、スポーツサンダルがおすすめです。
スポーツファッションを取り入れつつ、季節感を感じやすい足元になるためプライベートシーンで活躍してくれることでしょう。
白のTシャツとショートパンツに組み合わせると簡単に「キレイめ」な夏コーデが出来上がります。
(6)夏の男らしさを強調するシューズ
出典:Rakuten
スポーツサンダルよりも男らしさを強調したいなら、ベルト部分が太くてクロスさせたサンダルを選びましょう。
光沢の少ないマットな質感のサンダルを選ぶと、無骨な男らしさを楽しめます。
ワイドパンツと組み合わせることで、ラフな印象を楽しめます。
ワンマイルのお出掛けにもぴったりです。
(7)キレイめとカジュアルの絶妙バランスシューズ
ビジカジにフォーカスするなら、「キレイめ」と「カジュアル」がバランスよく整っているシューズがおすすめです。
こういう場合、レザースニーカー以外だと「キャンバススニーカー」という選択肢があります。
見た目革靴でキレイめ。
でも素材はキャンパス地なのでカジュアル。
良いとこ取りなシューズなので、一足あるとめちゃくちゃ便利です。
コーデに合うシューズで迷ったときは、とにかく「キャンバススニーカー」を選んでおきましょう。
2.大人に似合う夏っぽいシューズ選びのポイント
大人の男性に似合う夏っぽいシューズ選びのポイントをお話します。
(1)上品さをアピールするならレザー
シューズ選びは楽しい反面、種類がありすぎて選べないという方もいらっしゃいます。
そういうとき、最初に考えてもらいたいのが「上品さ」です。
奇抜な色やデザインで個性をアピールしたいかもしれませんが、自分が「コレっ!」と選べない場合は、相手目線で考えて選ぶことが大切。
多くの人は奇抜なものを目にすると身構えます。
この挙動は奇抜なものを目にすることで「安心感」が減ってしまい、「この人は大丈夫なのか?」と心の中で考えてしまうからです。
ですから、選ぶことに迷ったときは相手に身構えさせなくても良い「上品さ」をアピールできるシンプルなレザーシューズを選びましょう。
これだけで相手との距離が変わります。
(2)スポーティーに決めるならスニーカー
出典:RabattButik
スポーティーな印象を演出したいなら、ほそみローカットデザインのスニーカーを選びましょう。
色や柄は夏らしさを感じやすい爽やかなものがおすすめです。
(3)抜け感アピールならサンダル
プライベートシーンで抜け感をアピールしたいなら、サンダルがおすすめ。
でも、少しだけ注意しておきたいことがあります。
それは、大人っぽい「落ち着いた色」のものを選ぶこと。
派手派手サンダルは子供っぽくて軽く見えます。
大人っぽさに男らしさをプラスしたいなら、黒が多いサンダルを選ぶのが正解です。
3.知っておくと恥ずかしくない靴選びのコツ
購入してから恥ずかしくならない靴選びにはコツがあります。
(1)この2色なら外さない
シューズでもサンダルでも、次の2色を選ぶと外すことがありません。
・ブラック
・ダークブラウン
とても便利なカラーです。
ホワイトも外しづらい色ですが、白のサンダルは軽く見えてしまうことがあるので、レザーシューズやスニーカーのときにだけ選びましょう。
(2)カッコいいポイントはコレ!
足元をカッコよく見せるポイントはたった一つ。
「シンプルなデザイン」
装飾の多いシューズは、コーデが難しくなります。
決まるとカッコいいのですが、慣れるまではシンプルなものを選びましょう。
(3)30代・40代メンズが押さえるべきポイント
ポイントは「大人っぽさ」です。
そのためハイカットやブーツ、ポッテリとしたシルエットのシューズではなく、ローカットでほそみのものがおすすめです。
4.ファッションと靴を合わせる方法
(1)キレイめとカジュアルはどう見分けるの?
キレイめは、レザーを使ったシンプルなデザインのシューズ。
カジュアルは、キャンバス地を使ったシューズやハイカット、ブーツなど。
キャンバスシューズを中心として考えてもらうと、見分けるポイントがわかりやすくなります。
(2)同色にすることで絶対に合う!
昔から言われている王道ですが、洋服の一部とシューズを同色にすると、大変合わせやすくなります。
例えば、ビジカジで着用するジャケットと同じような色が靴に使われていると、それだけで統一感が出ておしゃれに見えます。
ダンコレでも、オーダージャケパンやオーダースーツを仕立てられた方から、同じ生地を使ったオーダーシューズのご注文をいただくことがあります。
おしゃれの基本でもありますので、洋服と足元の合わせ方は必ず覚えておきましょう。
5.まとめ
30代・40代のおしゃれは服装だけではありません。
足元にも注意する必要があります。
そのためには、今回お話しましたポイントを参考に靴選びを楽しんでいただきたいと思います。
足元が整うことで、見た目の印象は大きく変わります。
ぜひチャレンジしてみてください。