スーツスタイルにネクタイは必需品。
ネクタイが立体的にキマっていると、Vゾーンの印象がたちまち変わりますよね?
でも、まわりを見てもらうとわかりますが、ネクタイが乱れたままという人、多いように思いませんか。
そこで今回は、ネクタイの乱れを防ぎつつ、好印象なVゾーンづくりにぴったりな「ネクタイピン」についてお話していきます。
1. ネクタイピンの役割は? 2. ネクタイピンの種類 3. ネクタイピンの正しい付け方 4. ネクタイピンの選び方 5. おすすめネクタイピン 6. まとめ
1.ネクタイピンの役割は?
ネクタイピンを使っていても、単にネクタイがブラブラするのを防ぐためだけに使っている。
そんな人もいらっしゃるようです。
でも、ネクタイピンは、それだけの役割ではありません。
ネクタイをブラブラさせないようにする役割も持っていますが、それよりVゾーンにボリューム感をもたせ、立体的に見せることが本来の役割だと言えるでしょう。
ネクタイを結んだ部分が立体的になっていると、Vゾーンが華やぎます。
相手の視線もVゾーンのオシャレポイントへ注がれますので、着こなしのアクセントにもなるでしょう。
2.ネクタイピンの種類
ネクタイピンにも種類があります。
(1)ワニ口式のタイクリップ
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もっとも一般的であり、扱いやすいネクタイピンです。
バネの力でネクタイとシャツをはさんで固定する方法です。
厚地のネクタイでも簡単にはさんで固定できますので、ネクタイやシャツを選びません。
また、バネによってはさんでいますので落ちにくく、取り外しもやりやすいのが特徴です。
(2)タイバー
出典:Amazon
タイクリップではなく、タイバーというものもあります。
タイバーはバネの力を使ってはさむのではなく、タイバーが作られている金属の力ではさむようになっています。
タイクリップよりもメカニカルさがありませんので、シンプルでスマートな印象になります。
タイバーは薄手の生地を着こなす季節には良いのですが、秋冬シーズンのように厚手の生地を着るときには、うまくはさめないこともあります。
また、はさんでいる力はバネよりも小さくなるため、うっかり落としてしまうことも。
普段のお仕事で使うよりも、フォーマル感が高いシーンで使うのがおすすめです。
(3)スティックピン
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タイピンと呼ばれている理由でもあります。
針状のピンによってタイを留める方法です。
華やかさを感じさせるピンですので、ビジネスシーンではなくパーティーやフォーマルな席にぴったりです。
3.ネクタイピンの正しい付け方
次のポイントを覚えておいていただくと、かっこよくキマります。
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(1)固定する位置
一般的にバランスよくまとまるのは、第三ボタンと第四ボタンの間が目安です。
この位置より、上でも下でも違和感を覚えます。
(2)きちんと固定
ネクタイピンを使う場合、ネクタイとシャツを固定するようにしましょう。
ネクタイの大剣と小剣だけ留めている人もいますが、シャツへ固定することが大切です。
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(3)立体感
ネクタイをネクタイピンで留めた後は、少しネクタイを引き上げて立体感を作りましょう。
この工夫によってVゾーンの印象がガラッと変化します。
4.ネクタイピンの選び方
ネクタイピンを選ぶときですが、スーツやシャツにあわせようとする方がいらっしゃいます。
しかし、本来ネクタイピンを選ぶときに大切なのはネクタイにあわせることです。
ネクタイには
・ナロータイプのショート
・太めのロング
というように種類があります。ネクタイに合うネクタイピンを選ぶようにしてください。
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また、色に関しては「シルバー」は万能なので、一本もっておくと大変便利に使い回せます。
5.おすすめネクタイピン
Mila schon(ミラショーン)
出典:Rakuren
イタリアのブランド「ミラショーン」。
シックで上品なネクタイピンのデザインは、Vゾーンを品格アップしてくれます。
Elizabeth parker(エリザベスパーカー)
出典:Rakuren
ネクタイピンだけではなく、カフス、バッジ、傘などを扱っているブランドです。
創業は1995年と若いブランドですが、現代的で洗練されたデザインはVゾーンを美しくまとめてくれるでしょう。
Louis FAGLIN(ルイ・ファグラン)
出典:zutto
100年以上の歴史を持つフランスのブランドです。
自社工場での生産によって高品質なネクタイピンを作っています。
6.まとめ
スーツスタイルで重要なポイントであるVゾーン。
ネクタイピンを上手に活用することで、オシャレな印象を簡単に作ることができます。
また、ネクタイピンは種類も豊富なので、その日の気分によってアクセサリーのように選ぶことができるのも楽しいところ。
ネクタイピンでオシャレなVゾーンに変えてみてはいかがでしょうか。