普段、仕事でスーツを着る機会の多い男性なら、スーツ以外にもおしゃれしたいと思っているはず。
そこでネクタイやベルト、カバンや靴などに意識が向かうものですが、ワンランク上のおしゃれを決めるなら、今回お話するカフスボタンが最適。
特にビジネスシーンで対外的にも責任が重くなり、ここ一番のプレゼンを任されることが増える40代なら、なおさらカフスボタンはあなたの魅力を発揮してくれるアイテムになるはずです。
そこで今回は、ワンランク上のおしゃれに相応しい「カフスボタン」について解説していきます。
1. ワンランク上のおしゃれに相応しい「カフスボタン」とは 2. カフスボタンはいくつあってもうれしい理由 3. 40代メンズにおすすめのブランド 4. まとめ
1.ワンランク上のおしゃれに相応しい「カフスボタン」とは
カフスボタンの存在を知ってはいても、これまで使ったことがある人は多くありません。
というのも、日本では一部の方だけの楽しみになっているためです。
(1)カフスボタンとは
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カフスボタンはスーツを着る機会が少ない方にはピンとこないアイテムだと思います。
いっぽうスーツを着る機会が多い方なら名前だけは聞いたことがある(でも、持っていない)アイテムでしょう。
カフスボタンという呼び方は俗称でして、正式には「カフスリング」と呼ばれています。
カフ(cuff)はシャツの袖口を意味する単語ですから、言葉のイメージからもわかるとおり、ワイシャツの袖口を留めるアクセサセリー。
ただ、日本で多くの方が着用しているワイシャツの袖口を見てもらうとわかりますが、一般的なボタンで留まっています。
このボタンの部分を、おしゃれにしようというのがカフスボタンの役割でもあります。
(2)カフスボタンの選び方~注意点~
出典:Rakuten
カフスボタンを使う時、ワイシャツの袖口にはカフスボタン用のホールが、ボタン側とボタンホール側の両方に開いている必要があります。
一般的なボタンが最初から縫い付けられているワイシャツでは、カフスボタンを使うことができません。
これまでカフスボタンを使われた経験が少ない方は、間違えやすいので注意しておきましょう。
カフスボタンを使うためにワイシャツを購入されるときには、「カフスボタンを使うので」とスタッフへ伝えておきましょう。
まだまだ日本では一般的ではないため、この一言がないと普段のワイシャツを案内されることもあります。
(3)カフスボタンの選び方~留め具~
カフスボタンを選ぶ時、留め具の種類から選ぶ方法があります。
留め具にはいくつかの種類があり、それぞれに使い勝手が変わってきます。
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T字型のバーを回す「スウィヴィル式」:T字型のバーをクルッと回すだけで脱着できるタイプです。
もっとも簡単で使いやすいため、始めてカフスボタンを使われる人にもおすすめです。
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パチンと留める「スナップボタン式」:2つに分かれたカフスボタンを「パチン」と留めるタイプです。
このタイプは少し慣れた方におすすめです。
というのも、カフスボタンが2つに分かれるため、油断するとなくしてしまうことがあるからです。
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上品な「チェーン式」 :チェーンでカフスをつないだタイプです。
上品でクラシカルな雰囲気があります。
(4)カフスボタンの選び方~素材~
素材から選ぶ方法もあります。
金属製 :カフスボタンで選びやすいのが金属製です。
上品な雰囲気が強いため、フォーマルな場にもぴったりです。
使えるシーンの広いカフスボタンの素材と言えます。
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ゴム製 :普段使いにおすすめの素材です。
袖口にカフスボタンが机に当たってもゴム製なので、カチカチと当たる音がしません。
カジュアルな雰囲気がありますので、普段使いにぴったりです。
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パールなど :パールやスワロフスキーなどを使ったものもあります。
こういったカフスボタンは使えるシーンが限られてきます。
どちらかというパーティーシーンに似合うアイテムです。
2.カフスボタンはいくつあってもうれしい理由
カフスボタンはいくつあってもうれしい。
使い始めるとこのようにおっしゃる方が多いものです。
その理由をまとめてみました。
(1)気軽におしゃれになれる
男性のファッション。
特にスーツを着ているときのファッションというと限りがあります。
・スーツ
・ネクタイ
・チーフ
・かばん
・シューズ
・ベルト
・ワイシャツ
・腕時計
しかし、もう少し気軽にワンランク上のおしゃれを考えると、これ以上に手を入れるところがありません。
そこで、フォーマルシーンでも、普段のビジネスシーンでもおしゃれな雰囲気を出すために「カフスボタン」という、あまり注目されていないアイテムを選ばれるようです。
(2)買いやすい
カフスボタンは、腕時計ほど高価なものを購入しなくても、おしゃれな雰囲気になります。
そのため、いくつも購入しやすいということも理由のひとつになっているようです。
(3)楽しみやすい
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パーティーシーンでも華やかな雰囲気を出しやすい。
ビジネスシーンなら「できる」雰囲気を出しやすい。
こうした効果が期待できるのも、理由のひとつのようです。
3.40代メンズにおすすめのブランド
Paul Smith(ポール・スミス)
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1976年英国で誕生したファッションブランド。
紳士的なアイテムなので、高級感と上品さを兼ね備えています。
Elizabeth Parker(エリザベス・パーカー)
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1995年に英国で誕生したメンズアクセサリーブランド。エッジの効いたデザインが多いので、パーティーなど華やかなシーンで使いたいブランドです。
BURBERRY(バーバリー)
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英国を代表するブランド「バーバリー」。
トラッドなチェック柄から、バーバリーのロゴをモチーフにしたカフスまであります。
ポール・スミスと同じように、シーンを選ばないため、大変使いやすいカフスだと言えます。
MONTBLANC(モンブラン)
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高級筆記用具ブランド「モンブラン」。
クラシックで落ち着いた雰囲気のデザインが人気です。
落ち着きのある高級感は、ハイクラスの男性に似合うアイテムです。
dunhill(ダンヒル)
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ダンディズムを感じるデザインの多い「ダンヒル」。
紳士的でありながら、遊び心も忘れないデザインは40代メンズのおしゃれにぴったりです。
Mila Shon(ミラショーン)
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イタリアの老舗「ミラショーン」。
イタリアらしい華やかさと上品さを併せ持ったデザインは、40代だからこそしっくりくるアイテム。
独特な存在感を楽しめるはずです。
Swarovski(スワロフスキー)
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女性用アクセサリーのイメージが強いスワロフスキー。
しかしメンズ用のアクセサリーも人気があります。
クリスタルガラスの輝きが、結婚式やパーティーに最適です。
華やかな雰囲気をまとえます。
4.まとめ
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日本ではスーツは定着していますが、カフスボタンはまだまだ定着していません。
しかし、カフスボタンは華やかさと上品を併せ持つアクセサリーなので、仕事やプライベートが充実している40代にぴったりなアイテム。
「ちょっと手を出しづらいな」と思われていた方も、これを機会にワイシャツの袖口を飾ってみてください。
あなたの気分が高まりますし、まわりの視線も袖口に集まること間違いありません。