スーツが好きな方なら誰もが興味を持つ、ちょっと変わったスーツがあります。
この「ちょっと変わった」という部分、かなり曖昧なので人によって変わった感が違いますから、万人に「お~すげ~」と言われることは難しい。
でも、やっぱり自分にとっての「変わったスーツ」を着ているとき、テンションや行動は普段と違っているはず。
今回は、スーツの中でもビジネスシーンで着用するような、地味で無難なスーツではなく、ちょっと変わったスーツを紹介していきたいと思います。
1. 華やかなスーツ 2. 色や柄にこだわったスーツ 3. 異色コラボのスーツ 4. まとめ
1.華やかなスーツ
ちょっと変わったスーツの代表的なものというと、パーティーシーンや人前で話をするようなときに着用したい「華やかなスーツ」があります。
スタイルはフォーマルな印象であっても、インパクトの強いスーツに仕立てることで、他にはないあなただけの「ちょっと変わったスーツ」を身につけることができます。
例えば、かなりドレッシーな光沢のあるスーツなどは、ビジネスシーンでは味わうことのできない非日常を楽しむことができるでしょう。
また、光沢が美しいブラックスタイルのスーツでも、2度見されるような柄のジャケットなら、十分に変わったスーツとして普段とは違った視線を感じて楽しめることは間違いありません。
特に男性の場合、
・クロコダイル
・カモフラージュ
・ペイズリー
こういった黒に黒で柄をデザインしたスーツなら、一目見たときはブラックスーツに見えますが、少し光の当たり方が変わると、派手な柄が入っているという意外性を持った大人の遊び心をふまえたスーツになるでしょう。
2.色や柄にこだわったスーツ
変わったスーツはビジネスシーンで着用することがおそらくありません。
そのため無難な色や柄、例えばネイビーやグレー、柄も遠目には無地に見えるようなストライプやウィンドペーンにする必要はありません。
反対に普段のマンネリを壊す気持ちで、大きめのウィンドペーンや、太めのストライプなどが楽しさも増してくるでしょう。
ただし、どのような派手さや意外性のある色や柄だったとしても外してはいけないことがあります。
それは次の3つです。
(1)清潔感
いくらスーツが変わっていたとしても。いくらこだわりを詰め込んだスーツであっても。
まわりの人からあなたを見たとき、不快な気持ちにさせるようではいけません。
変わり種だからこそ、スーツの基本である清潔感、身だしなみ、髪型。
そして、靴や靴下、スーツやシャツのシワなどに細心の注意をはらう必要があります。
少しでも「だらしない」「信頼できない」「ただの目立ちたがり屋」と思われてはいけません。
(2)普段よりもオシャレに
スーツだけではなく、小物も普段よりオシャレにしておくと、変わったスーツでも違和感が出にくくなります。
(3)マナー
変わったスーツを着ていてもマナーは英国紳士が理想的です。
スーツはトータルで魅せるものです。
まわりを楽しませるために変わったスーツを着ている。
そんな大人の余裕を感じさせたいですね。
3.異色コラボのスーツ
出典:OTOKOMAE
変わったスーツの中には、異色コラボのスーツもあります。
一つ目は、ジャケットとパンツ、バッグが同じ生地で出来ているスーツです。
上質な生地なので、スーツはもちろんバッグも精悍な印象に。
そして統一感のあるコーディネートになるので、こちらはビジネスシーンでも使える「変わったスーツ」と言っても良いでしょう。
出典:洋服の青山
二つ目は、スポーツ用品ブランド「デサント」と「洋服の青山」のコラボスーツがあります。
このスーツの変わっているところは、スーツにストレッチ感。運動性を高めるように作られているため、スーツを着て外回りに出かけても快適。
さすがスポーツ用品ブランドの技術と、スーツの青山のコラボだといえますね。
さらに最近は、工事会社が伸縮性のあるスーツを開発しているという話もあります。
これも十分に変わったスーツだと言えます。
4.まとめ
変わったスーツには、派手さや光沢や色や柄だけではなく、地味なスーツであっても「こだわり」が入っています。こだわるポイントは様々ですが、従来は無かったものを作り出しているところは同じ。
あなたもオーダースーツで、予定調和の中で着るスーツだけではなく、まわりを楽しませながら、あなたらしいこだわりを取り入れたスーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。