寒さを感じる季節になると、スーツだけではちょっと心許ない。
そこで防寒用としてスーツにニット(セーター)取り入れたいなと考える方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、スーツとニットのコーディネートについてお話していきたいと思います。
1. スーツに合うニット(セーター)の種類の選び方 2. スーツの色別!おすすめニット(セーター)の組み合わせ 3. スーツにぴったりのおすすめニット(セーター) 4. まとめ
1.スーツに合うニット(セーター)の種類の選び方
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スーツに合うニットまたはセーターの話をする前に、間違えられている方も多いと思いますので、ニットとセーターの違いについてお話したいと思います。
ニットもセーターも同じようにとらえられている方もいるのですが、正確にはニットとセーターは同じではありません。
ニットというと広い意味では、帽子や手袋、マフラーなども入ってきます。
このような違いがあることを覚えておいていただいた上で、スーツに合うニットを使ったセーターの種類の選び方を見ていきましょう。
(1)編み方で変わる
セーターの素材であるニットは、編み方の違いで表情が変化します。
細かな編み目の生地もあれば、太い編み目の生地もあります。
この違いを知っておかないと、スーツに合わせたいときに間違えて「カジュアル」な印象になってしまうこともあります。
では、どういったニット生地を使ったセーターがスーツに合いやすいのかというと、細かな編み目のニットで表情がない生地を使ったセーターがおすすめです。
(2)色でも変わる
出典:otokomae
ビジネスシーンに合いやすいセーターは表情のない生地でありますから、色も表情に合わせておくのがベスト。
派手な柄物ではなく単色ものが良いでしょう。
シックなカラーなら落ち着いた印象に。明るめのカラーなら若々しく見えるのはシャツ選びの基本と同じです。
(3)襟元でも変わる
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スーツに合わせるならドレッシーな雰囲気を維持したいところ。
そこでおすすめなのが「Vネック」です。
また、襟元と袖の部分がリブ編みになっているセーターだと、きちんと感もあっておすすめです。
2.スーツの色別!おすすめニット(セーター)の組み合わせ
続いてスーツの色別に合いやすいセーターの色を見ていきます。
(1)ネイビー
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スーツがネイビー系の場合、セーターも同色系にするとビジネスライクな印象を崩すことはありません。
セーターの色を明るくすると、若干カジュアルな印象にもなりますので、外出あり・なしの予定で選んでみてください。
(2)グレー
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基本は同色系が外しにくい選び方です。
ただ、グレーのスーツは他の色を合わせやすい特性を持っていますので、ホワイトやワイン系の派手になりにくいセーターを合わせるのもおすすめです。
ちょっとした差し色で、粋なスタイルを表現できます。
(3)ブラック
ブラックのスーツやジャケットには、セーターもブラック。
フォーマル感を崩す必要はありませんので、基本に忠実な選び方で問題ありません。
3.スーツにぴったりのおすすめニット(セーター)
CRUCIANI (クルチアーニ)
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イタリア発の上質なニットブランド「クルチアーニ」。
長く愛用したいなら、少し奮発して持っておきたいセーターです。
リブ編み部分のデザインも、他のブランドとは違ったおしゃれな作りになっているので、シャツの上に着るだけで存在感が変わるでしょう。
BAFY(バフィー)
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イタリアのファクトリー「バフィー」のセーターもおすすめです。
電子編み機を使った繊細な製品作りによって、滑らかで扱いやすい仕上がりになっています。
ROBERTO COLLINA (ロベルトコリーナ)
こちらもイタリアのファクトリーブランドです。
従来のニットを使ったセーターだけではなく、トレンドをほどよく取り入れているため、最新スーツを身にまとう方でも安心しておしゃれを楽しんでもらえるでしょう。
他とはちょっと違うセーターがほしい方にもおすすめです。
4.まとめ
寒さを感じる季節にはセーターが1枚あると大変便利です。
これまでは「防寒=コート」だった方も多いと思いますが、今年はスーツのジャケットにセーターをインして、身軽でおしゃれな印象を楽しんでみてはいかがでしょうか。