季節を問わず、スーツにピリッとした着こなしを取り入れたいのなら、簡単におしゃれに見えて扱いやすいハットがおすすめ。
でも、ハットって難しそうだし、よくわからないから苦手という人もいらっしゃると思います。
そこで今回はスーツに合うハットについてご紹介していきたいと思います。
1. 知っておきたいハットの名称 2. ハットのお手入れと保管方法 3. ハットをかぶるときの注意点 4. スーツに合うハット4選 5. まとめ
1.知っておきたいハットの名称
ハットには、種類がたくさんあります。
その中でも代表的なハットを紹介していきます。
(1)ソフトハット
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「中折れ帽」とも呼ばれているハットです。
フォーマルな印象の強いハットですし、海外ドラマや映画などにも登場することが多いので知っている人も多いでしょう。
(2)ボーラーハット
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「山高帽」と呼ばれているハットです。
ハットの上の部分がソフトハットのように内側へ折れておらず、丸くなっています。
シルエットも優しくなりますので、親しみやすい印象を与えることができるでしょう。
(3)チロリアンハット
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中折れ帽に近いシルエットですが、中折れ帽よりもカジュアルになっているハットです。
フォーマルなシーンよりも、パーティーなど少しカジュアルな装いがOKで、かつ、華やかさが必要な場面にぴったりです。
(4)カンカン帽
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夏の定番とも言えるハットです。
目にするだけで、南国リゾートを思わせる存在感を持っています。
最近の夏の気温を考えると、おしゃれだけではなく熱中症対策としても選びたいハットです。
(5)シルクハット
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ハットの中でもかなり有名です。
というのも「マジシャン」がかぶっていることが多いため、知っている人が多いですね。
スーツに合うかどうかというと「合う」ハットですが、かぶるタイミングが難しいハットです。
(6)
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ストリートファッションやカジュアルファッションにぴったりなハットです。
ジャケパンでカジュアルダウンするなら、使いやすいアイテムです。
(7)バスクベレー
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ベレー帽です。
イメージが湧かない場合は、手塚治虫氏を思い出しましょう。
上品さが漂うハットです。
(8)ホンブルグ
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中折れ帽の仲間です。
中折れ帽と違うところは、ハットのつばの部分がカーブしているところです。
(9)ハンチング
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秋冬にぴったりなハットです。
ツイードやカシミア、ウールを使ったものが多く、コートにも合いやすいデザインです。
(10)キャスケット
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ハンチングの仲間です。ハンチングよりも頭部が大きく、つばが小さくなっています。
古いアメリカ映画に登場する、新聞配達の少年がかぶっていることが多いです。
2.ハットのお手入れと保管方法
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ハットは、正しいお手入れと保管が重要です。
1⃣ 取り扱い表示をチェック
ハットによっては洗えるものと洗えないものがあります。
間違って洗ってしまうと型くずれすることもありますので、まずはチェックしておきましょう。
2⃣ 部分洗いと拭き取り
おうちでできることは、部分洗いと拭き取りです。
汚れが気になる部分だけを、丁寧に扱いながらふき取るようにします。
ふき取った後は、シワを伸ばして形を整えましょう。
その後、日陰で乾燥させるのがベストです。
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3⃣ 型くずれに注意
かぶらないときは、型くずれに注意して保管します。
帽子の内側には、やわらかい布や紙を入れておきましょう。
バッグを保管するのと同じ方法です。
3.ハットをかぶるときの注意点
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ハットは男性と女性ではマナーが違います。
男性がハットをかぶっているとき、室内へ入ったら脱ぐのがマナーです。
また、人に会ったときは、ハットを脱いで挨拶するのがマナーです。
女性とは逆のことですので注意しておきたいですね。
4.スーツに合うハット4選
(1)ソフトハット
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シャープで上品、かっちりとした印象なのでスーツにもぴったりです。
(2)ハンチング
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クラシカルなスーツをご愛用ならハンチングがおすすめです。
上品な雰囲気の中にアクティブな印象を持っています。
(3)カンカン帽
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夏に選びたいのがカンカン帽。強い日差しから守ってくれますし、見た目に涼しそうな印象を与えることができるでしょう。
(4)キャスケット
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ハット初心者の方がチャレンジしやすいのがキャスケットです。
どんな人にも似合う帽子なので、ここからスタートしてみるのもおすすめです。
5.まとめ
スーツにハットを合わせる。まだまだ日本では少ないおしゃれの楽しみ方ではありますが、もともとスーツと相性の良いアイテムなので「外す」ことはありません。
今年はハットを使って、これまでとは違ったスーツスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。