暖かい季節になると、目にすることが増える「シャツから透けて見えるインナー」。
カジュアルシーンでも見かけますし、会社員のスーツスタイルでも見かけます。
どんなインナーを着ていても、それは個人の自由ですが、女子目線からすると残念ながら
・カッコイイ!
・おしゃれ!
・ダンディ!
というようには見えていません。
そこで今回はシャツのインナーの選び方についてお話していきたいと思います。
1. オシャレが台無し!?シャツのインナー透けてない? 2. シャツのインナーで透けない色ってあるの? 3. 色別インナーの透け具合 4. 色だけじゃなくて襟元にも注意しよう 5. まとめ
1.オシャレが台無し!?シャツのインナー透けてない?
出典:shop.menz-style.com
スーツスタイルで着用するワイシャツ(ドレスシャツ)。
下に着るインナーが透けて見えているメンズ、いますよね?
就活生の中にも、社会経験が少ないため知らないのだと思いますし、誰からも教えてもらったことがないのでわからないのだと思いますが、ワイシャツの下からキャラクターデザインがうっすらと透けて見えている。
そういう人も大阪・御堂筋で見かけます。
まず、メンズがシャツを着用するときのマナーと思ってもらっていいのですが、
・ワイシャツ
・ドレスシャツ
を着る時のインナーは、透けて見えないのが美しくおしゃれです。
いくらインナーシャツが
・ブランド物
・プレミア物
であったとしても、シャツから透けて見えるのはNGだと考えておきましょう。
インナーシャツは、それ1枚で着用するときは「主役」ですが、シャツのインナーとして着用するときは「脇役」なのです。
また、女子目線からしても、男性のワイシャツやドレスシャツから、インナーシャツが透けて見えているというのは「ちょっと残念」。細かいところに気遣いできない人なのかも。
そんな風に考えてしまいます。
もし、あなたがこれまで、あまり気にすることなくインナーシャツを透かしたまま着ていたとしたら、いくらオシャレにしていたとしても半分以上損していたことになります。
2.シャツのインナーで透けない色ってあるの?
では、ワイシャツやドレスシャツのインナーに着用したとき、透けない色ってあるのかを考えてみたいと思います。
(1)肌に近い色
出典:shop.menz-style.com
まず、もっとも透けて見えやすい「白のワイシャツ」を基本に考えてみましょう。
白ワイシャツのインナーに着用しても透けて見えづらいと言われている色は以下の2つです。
・ホワイト
・ベージュ
ポイントは、肌に近い色を選ぶことです。
そしてもう一つのポイントは、肌よりも暗い色を選ぶこと。
肌の色に近くても、肌より明るい色を選ぶと透けて見えやすいのです。
(2)一般的に透けないと言われている色
出典:uniqlo.com
ファッション業界には、一般的に透けないと言われている色があります。
インナーシャツの購入で迷ったときは次の2色がおすすめです。
・肌より明るくないベージュ
・光沢のないグレー
これなら、白のワイシャツやドレスシャツでも、ほとんど透けません。
3.色別インナーの透け具合
さて、次はワイシャツやドレスシャツの色によって透け具合が変わるのかをお話していきます。
(1)白シャツとの組み合わせ
もっとも着用することの多い、白シャツ=白いワイシャツやドレスシャツと、以下の3色の組み合わせです。
白
白シャツのインナーに、白いインナーを着用した場合。
距離が近いと「うっすら」透けて見えます。遠目には透けて見えません。
ベージュ
続いて、インナーをベージュに変えてみます。
すると、近くても遠目にも透けて見えなくなります。
インナーを着用していることがわからない。
そんな印象になります。
ブラック
若い世代に着用している方を見かける「ブラックインナー」。
これ、自分はかっこよく見えていると思っている可能性がありますが、実際は「透け透け」。
せっかく清潔感のある白いワイシャツやドレスシャツを「くすませる」効果を発揮してしまい、マイナス要素にしかなりません。
女子目線だと印象ダウンです。
(2)ストライプシャツとの組み合わせ
次に、ワイシャツやドレスシャツでオシャレを楽しむ方が選ぶ「ストライプシャツ」との組み合わせを見ていきます。
白
ストライプシャツのインナーに白シャツを着用すると、襟元や身頃は問題ありません。
しかし、袖の部分に、白シャツと肌の境界が透けて見えます。
ベージュ
ベージュインナーの場合、透けることはありません。
安心して着用できます。
ブラック
襟元、袖の部分、どちらも黒シャツと肌の境界がはっきりと透けて見えます。
また、ストライプをくすませてしまうため、清潔感もダウン。
オフィスで悪目立ちする可能性も出てきます。
女子目線としては「野暮ったい人」です。
4.色だけじゃなくて襟元や袖丈にも注意しよう
インナーを選ぶ時、色だけじゃなくて襟元や袖丈にも注意しておきましょう。
(1)丸首
出典:uniqlo.com
インナーシャツの定番「丸首」。
ネクタイをする季節なら問題ありません。
しかし、クールビズなど「ノーネクタイ」の季節では、シャツの襟元から「チラッ」と見えてしまいます。
垢抜けない印象になるので、ネクタイをするかしないかで判断しましょう。
(2)Vネック
出典:uniqlo.com
季節を選ばず、もっとも使いやすいのが「Vネック」。
ノーネクタイのシーズンでもフル活用できます。
個人的には、インナーシャツは「Vネック」だけで良いんじゃないかと思っています。
(3)Uネック
出典:Rakuten
「Uネック」のインナー。これは「U」の部分の襟ぐりが、どのくらい深くなっているかがポイントです。
丸首に近い「Uネック」は使うのが難しいので、選ぶなら「Vネック」に近いものを選びましょう。
ワイシャツやドレスシャツの襟元から見えない「Uネック」がベストです。
(4)手軽にできる袖丈対策
出典:Rakuten
ワイシャツやドレスシャツの袖から絶対に「インナーの袖」が見えてはいけません。
半袖シャツでは寒いとき、9分袖や7分袖を選びましょう。
反対に、ノースリーブやタンクトップは、ワイシャツやドレスシャツのインナーとしては不向きです。
5.まとめ
出典:uniqlo.com
メンズファッションはインナー選びでも変わります。
特にワイシャツやドレスシャツを着用するときには、インナーの透け具合であなたの見られ方も変わります。
ほんのちょっとした違いで、
・ダサイ
・野暮ったい
・繊細さがない
というように思われてしまいます。
まずはお持ちのインナーシャツをチェックしてください。
そして「Vネック」シャツが足りないのなら購入するようにしましょう。
まずはそこからです。