メンズの服装選びで最も難しくなるのが40代。
これまでと同じようなテイストの服選びでは子供っぽく見えてしまいますし、落ち着いたテイストだと実年齢よりも上に見られてしまうことも。
そこで今回は、大人世代に突入した40代メンズの服装選びのポイントをご紹介します。
1. 40代メンズの服装で避けるポイント 2. 40代メンズが選びたい服装のポイント 3. 具体的なアイテムの選び方 4. まとめ
1.40代メンズの服装で避けるポイント
40代は完全に「大人」に入っています。
そのため、20代や30代の頃と同じようなファッションでは「無理をした若作り」に見えてしまい、まわりから好ましくない評価を頂くことにもつながります。
では、具合的にどういった服装が無理をしているように見え、好ましくなく、40代メンズとしては避けておきたいポイントになるのかを見ていきましょう。
(1)ウォレットチェーン
ライダーアイテムの一つでもありますから「ワイルド」な雰囲気を出すために選んでいる。
または、好んでいるという人もいるでしょう。
しかし、ウォレットチェーンは「男性同士」ではカッコイイアイテムだったとしても、女性ウケはいまいち。
精神年齢が男性よりも高い女性からすると「子供っぽく」見えるからでしょう。
40代メンズは避けて正解です。
(2)つま先が尖った靴
出典:Rakuten
20代の新入社員や30代の「自分できるヤツ」と勘違いしている人が選ぶ靴です。
40代メンズの中にも選んでしまう人がいますが、これは絶対にNG。
一部では「紳士」を表現するアイテムとも言われますが、世間的には「キライ」という人が多く、特に女性の半数以上は「やめてください」という感想をお持ちのようです。
チャラく見えたり、ナルシストっぽく見えるので、大人世代に入った40代メンズには相応しくありません。
(3)古着
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若い人は似合います。
しかし40代に入ると「野暮ったい」だけになります。
もっと言うと、「お金ないんだね」という雰囲気です。
同じように古着風に加工された新品もNGです。
(4)プリントシャツ
出典:www.buytshirtdesigns.net
特にTシャツは避けたいですね。
かわいいイラストのTシャツなどは「子供っぽく」見えます。
出来れば無地のシャツがおすすめ。
ロゴ入りだったとしても、小さく入っているくらいのがベスト。
(5)オーバーサイズ
出典:Rakuten
アウターでもパンツでもオーバーサイズ(ダボダボ)アイテムがあります。
着ていると楽なので選んでしまう人もいます。
また、若い頃からの趣味で着続けている人もいます。
これ、やめておきましょう。
40代に入ると、ダボっとしたオーバーサイズは「カッコイイ」のではなく、「だらしない」印象になります。
いわゆる「おじさん」コーデになっていることに気づいてください。
(6)ピチピチ
パンツもシャツもピチピチのものを選ぶ人がいます。
20代の男性なら似合うのかもしれませんが、40代メンズにはかなり無理があります。
特にピタピタとしたアイテムは、女性ウケが良くありません。
程よいピタピタ感でシルエットが見えるものを選びましょう。
(7)全身ハイブランド
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さりげないハイブランドはOKですが、これ見よがしに使うのはNG。
「ハイブランドを着ている俺ってかっこいい」
「ハイブランドを買える俺って金持ち」
本人にこういう意識がなくても、まわりはこのように感じてしまいます。
自慢コーデは30代まで。
40代に入ったら「さりげなく」を意識しましょう。
(8)上下ジャージ
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楽です。
筋トレなども流行っているので、その影響もあります。
しかし、家の中ならいいですが上下ジャージでの外出はNGです。
ジャージがフィットするシーンは「トレーニング」だけです。
レストランにもカフェにもTPOを考えると合っていません。
いくらハイブランドの上下ジャージでも、ジャージはジャージです。
それ以上でも以下でもありません。
2.40代メンズが選びたい服装のポイント
40代メンズがまわりからも褒められる服選びのポイントをご紹介します。
(1)サイズ感
これがとても大事です。
普段着でもスーツでも同じ。
あなたのカラダと合った「ジャストサイズ」を選ぶようにしてください。
サイズ感を意識して選ぶだけでも、一瞬でスッキリとして好印象な男性になれます。
(2)シンプル
柄や色が個性的なもの。
キャラクターもの。
こういうのは避け、選ぶのはシンプルなものに徹しましょう。
基本は無地の白や黒やグレー。
間違いやすいのは、派手な着こなしがオシャレと考えることです。
シンプルな着こなしこそ本当のオシャレです。
(3)きれいめ
女性ウケを考えるなら「きれいめ」を目指してください。
清潔感があり、スッキリとした印象を意識することです。
3.具体的なアイテムの選び方
(1)アウターの素材
毛玉が出来やすい素材は避けましょう。
また、重い印象の素材は前向きな印象になりませんのでご注意ください。
(2)Tシャツ
とにかくシンプルなものを選びましょう。
ネタかと思えるようなキャラクタープリントのものは避けてください。
ロゴはワンポイントだけ。
これが基本です。
(3)季節感
アウターを選ぶとき、季節を感じる色や素材を選んでください。
冬なら温かさや柔らかさを感じる色や素材。
夏なら涼しげな印象の色や素材。
ちょっとした意識の持ち方ですが、ファッションが見違えます。
4.まとめ
40代メンズの服装選びは、とても難しい時期です。
これまでの延長線で選ぶと子供っぽくなりますし「若作り」しているように見えます。
だからと言って地味にし過ぎると老けて見えてしまいます。
とても難しい時期ですが、今回のポイントを意識して選んでもらうと、50代までの10年間を上手に好印象のまま乗り切れます。
ぜひ参考にしていただき、まわりから「シンプルだけどおしゃれな人」という嬉しいレッテルを貼ってもらってください。