普段、何気なく選んでいるネクタイですが、「相手にどんな印象を与えたいのか」という面でネクタイの色は重要な戦術になることをご存知ですか?
ここでは、「魅せたい自分」を演出するためのネクタイの色をどう選んでいけばいいのかを取り上げていきます。
自分を積極的にアピールする「赤色」系
赤いネクタイは、自己主張を強めたいときに効果的です。
アピール力に優れた色なので、プレゼンや勝負の時なども赤系のネクタイがおすすめです。
また、自分を前向きに持って行きたいときや、気持ちを高めたいときなどもおすすめの色です。
信頼を印象づける「青色」系
青は、真面目さや冷静さの印象を与える色です。
また、相手の気持ちを落ち着かせる色でもあるので、複雑な内容の会議や、感情面でなく論理的に話を進めたい時に青系のネクタイがおすすめです。
就職活動のセミナーでは青いネクタイを進めることが多いようですが、これは誠実さを演出するためです。
信頼感を印象づける色なので就活だけでなく、部下が多い方にも効果的な色です。
やわらかい印象を与える「黄色」系
顔周りをパッと明るい色で爽やかな印象を与えたい時は、黄色のネクタイがおすすめです。
見た目もやわらかい印象を与え、人とのコミュニケーションを円滑に進めやすくなります。
オレンジも同じような効果をもたらします。
クールでデキる印象を与える「黒・グレー」系
仕事が出来そうな、頭のキレる知的なイメージを与えてくれます。
どんな色のスーツにも合い引き締まった印象づけの時に効果があります。
地味になりすぎないように、他の部分でアクセントとなる小物で差し色を与えるとオシャレ感が倍増します。
あまり柄のない(あっても小さめな柄)ネクタイを選ぶとコーデの幅も広がります。
落ち着いた印象を与える「茶色」系
浮足立った印象でなく、落ち着いた安定感あるイメージを相手に与えることができる色です。
ゆとりある雰囲気を作り出すので、より堅実な印象を与えてくれます。
茶色のネクタイは変なクセも、嫌味な印象もないので、コーディネートしやすいのも特徴です。
着実にプランを進めたいときにおすすめです。
優しい印象を与える「ピンク」系
優しく、思いやりのある印象を与えてくれる色です。
また、女性にも好感度が高い色です。
女性とのコミュニケーションにも効果が大きく、実際に、女性社員や女性管理職とのやりとりが円滑にできるようになったというケースもあります。
ピンクにも濃いものや淡い色のもの等、いろいろあるのでパートナーの印象に合ったものを選びましょう。
ピンクは、相手に優しい印象を与えるだけでなく、自分の気持ちを落ち着かせたいときにも効果的です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ネクタイは、顔まわりの明るさや、コーデ全体の印象に大きな影響を与える大切なアイテムです。
ネクタイの柄とシャツやスーツの相性と同じように、色にも効果があることをきちんと把握し上手に取り入れることができたら、あなたのパートナーが相手に与えるイメージだけでなく、パートナーご自身の気持ちを上げていくこともできるのです。
パートナーの予定やコンディションをうかがいながら、ぜひ、色の与える効果も取り入れたネクタイを選びをしてみてください。