寒さに負けずにアウトドア。
実は冬のアウトドアって快適だったりするんですよね。
冬のアウトドアは空気が凛としていて、森があたたかい雰囲気だったり。
人が少ないのも魅力のひとつ。
冬アウトドアを一度体験すると、ハマる人も多いです。
最近はアウトドアも車で現地近くまで移動しますから、荷物の制限も昔ほどありません。
であれば、1枚多めにオシャレなジャケットをそっと持って行きませんか?
アウトドアメーカーのジャケットを着ている仲間の中で、ちょっと自分だけ差をつけてオシャレなあなたをアピール。
そんなあなたにぴったりな「バブアー・オイルドジャケット」を紹介します。
バブアーについて
Barbour(バブアー)は1894年、スコットランド生まれのジョン・バブアーによってイングランド北東部のサウスシールズで創業されました。
北海の先を読めない天候で働く漁師や水夫、港湾労働者のために悪天候から身を守る「油引きの布(オイルドクロス)」を提供したのがバブアーの始まりです。
オイルドクロスを使った防水ジャケットは耐久性が高く、悪天候で働く労働者の間で瞬く間にバブアーの名前を広めました。
第一次大戦中には防水服を英国軍に供給したり、第二次大戦時には潜水艦の公式搭乗員服として採用されたという話がバブアーのクオリティを証明しています。
その後、オイルドコットンを使ったライダースジャケットを発表。
1964年には俳優のスティーブ・マックィーンが着用したことで、ライダーズジャケットの代名詞にもなりました。
70年代にはハンティングやフィッシング、乗馬といったスタイルにも密接にリンクすることで、英国を代表するアウトドア・ライフスタイルブランドとしての地位を確立。
現在はアウトドアユースだけではなく、ファッションとして自分のスタイルにこだわる、そんな人たちから絶大な人気を誇っています。
オイルドジャケットって?
バブアー・オイルドジャケットは、ユニークなアウターです。
最高級のエジプト綿に、バブアー独自の防水オイルが施されています。
ジャケットは防水性と通気性を両立させることで、化学繊維では真似できない、アウトドアでの激しい使用に対応した機能性と耐久性を備えています。
そしてオイルドジャケットには3種類の厚さの生地を使用。
ヘビーウェイトの8オンス、ミディアムウェイトの6オンス、そしてライトウェイトの4オンスの3種類。
ヘビーウェイトは最も厚い生地で、強度や頑丈さを誇っています。
厳しい寒さや最悪なコンディション、そんな中で完全防備、耐久性が欲しい場合に理想的。
ミディアムウェイトは全天候型。
動きやすく、悪天候や激しい使用にも大丈夫。
ライトウェイトは非常に軽いのが特徴です。
持ち運びも楽ですし、摩擦による耐久性や防寒性は他のウェイトと比べるとやや劣るものの、防水性が高いことは変わりません。
バブアー・オイルドジャケットの特徴は、こんな現実的な機能はもとより、その見た目のデザインにもあります。
コーデュロイの襟とオイルドクロスとの相性は抜群で、使い込むほどに味わいを増していきます。
ハンドウォーマーポケットやボタンの配置も絶妙で使い勝手もバツグン。
そして体型を選ばない、着まわしが利くデザインも魅力です。
アウトドアで欲しい機能とオシャレなデザインを兼ね備えたジャケット。
それがバブアー・オイルドジャケットの魅力と言えるでしょう。
メンテナンスの方法
バブアー・オイルドジャケットの楽しみ方はアウターとして着るだけではありません。
アウトドア用品と同じように、メンテナンスすることでバブアーの技術と伝統を長年に渡って楽しめます。
ちょうどヌメ革のメッセンジャーバッグやナイフのように。
メンテナンスをすることで、十分に「ならした」ジャケットが出来上がり、レザーとは違ったツヤが出てきます。
他のアウターでは味わうことができない、そんな魅力をあなただけのジャケットから手に入れることができるでしょう。
メンテナンス方法をお話しますと、
まず最初に汚れや砂埃をブラシでよく払い落とします。
次に水を含ませた(温水や洗剤、溶剤、石鹸は使わないでください)スポンジなどで軽く表面を拭き取ります。
後は暖かく風通しのよいところに掛けて自然乾燥させます。
アフターサービスとして、バブアー本社で研修を受けられた「株式会社ラヴァレックス」様が、クリーニングや防水オイルを塗り入れるリプルーフのサービスを提供されている点も安心して長く付き合えるアウターとして注目です。
おすすめモデル3選
それでは、バブアーのオイルドジャケットコレクションからおすすめを3つ紹介します。
あなたにぴったりなモデルを見つけてくださいね。
BEDALE(ビデイル)
バブアーを代表するロングセラーです。
乗馬用に開発されたこのジャケットは、ラグランスリープ、サイドベンツ、ハンドウォーマー、袖口のリブのディティールが特徴。
カラーは4色、あなたのコーディネイトの幅も広がります。
New Longshoreman(ニューロングショアマン)
ハンティング用に開発されたスモッグ型ジャケットです。
着丈が少し短くやや細身のフィットなので都会的な印象が特徴。
胸元の少し下に大きめのカンガルーポケットやフラップポケットは瞬時に道具を取り出すために備えたもの。
そんな個性的なポケットと都会的な印象を合わせたジャケットです。
SPEY Jacket SL(スペイジャケットSL)
フィッシングのために開発されたモデルです。
Dリング、ロッドループ、ポケットなどフライフィッシングに必要なディテールと、現代的なデザインを合わせたショートレングスなジャケットです。
まとめ
いかがでしたか?
アウトドアでは、みんなが同じブランドのジャケットになってしまいがち。
そんなときにオシャレで悪天候にも強くて水にも強い、こんなジャケットなら実用的ですし、1枚持って行くだけで気分も格段にアップします。
これから春先のアウトドアでも便利に活躍できますし、女子ウケは間違いなし。
アウトドアスキルと合わせて、あなたの魅力をアピールしてみてください。