「もっとも簡単」、「もっともお手軽」、「もっともスピーディー」。
一言で言えばもっとも「手っ取り早く」女性にモテる方法は何でしょうか?
そうです。
フレグランスです。
「いい香りがする」ことは男女問わず、モテキーワードであることに疑いの余地はありません。
特に女性の方が香りに敏感であることは科学的にも実証されています。
例えば女性の方が男性よりも脳の嗅覚部の細胞総数やニューロン数が多いことが2014年11月5日のオンライン科学誌であるプロスワン誌で報告されました。
しかし男性にとって大切なことはそんな科学的データではありません。
「女性のほうが嗅覚の鋭い理由」といった生物学的な話でもありません。
女性がアロマテラピーを好むのは何故か?といった文化的な話でもありません。
男性にとって大切なことは女性がどんな男の香りを好むのか。
もっと言えばどんな男の香りに女性は「抱かれたい」と思うのか?
それこそズバリと踏み込んだ本音の部分ではないでしょうか。
そこで今回は「抱かれたい男の香り」をテーマに、まとうだけでセクシーになれるフレグランス3選をご紹介いたします。
その効果は、「最近やけに女性が好意的な視線を送ってくる」「やけに女性が接近してくる」「女性が特に意味もなく身体にふれてくる」など、科学的データではなく、あなた自身の肌で体感してみてください!
BLEU DE CHANEL(ブルードゥシャネル)
芸能人で「抱かれたい男」と言えば真っ先に思い浮かぶのはキムタクこと木村拓哉さんではないでしょうか?
彼がファンに問われた良い香りの正体を「シャネルの青」と答え、話題になったことがあります。
このことから、キムタク愛用の香水はこちらの「ブルードゥシャネル(BLEU DE CHANEL)」のようです。
シャネルの専属調香師を務めるジャック・ポルジュは、「余分な飾りのない、率直で、誠実で、活力のある香りをつくりたかった」と、語っています。
また「ブルードゥシャネル」広告フィルムの主役ギャスパー・ウリエルは、この香水の名前である「BLEU」について、「夜の闇のように深い青、この色をあえて『ブルー』と呼ぶところが、意外性があってシックでシンプル。
香りについてはストレスを解消してくれる、すばらしい仕上がり」と絶賛。
さらにジャック・ポルジュは語ります。
「シトラス、ペパーミント、そしてセダー――これらの香料はすべて特殊な資質を備え、香りの構成は複雑で繊細です。
地中海のドライで力強い香りをイメージさせながら、その表現は詩的。
シャネルではなにごとも単純に表現するだけでなく、どこか抽象的で謎めいたところがあります」。
日本を代表する「抱かれたい男」が愛用する、世界に名だたるブランドの渾身作。
時を超越した深い青。
そんな「ブルードゥシャネル」をあなたも試してみたくはありませんか?
POUR ON HOMME(プール・アン・オム)
1904年に、エルネスト・ダルトロフがパリに開いた香水店から、「キャロン」の物語は始まりました。
芸術性の高いアイデンティティを持った香りを次々に発表し、フランス国内のみならず、世界中で人気を獲得。
誕生から100年以上たった今も、多くの人を魅了し続けています。
なかでも、フランスのメンズフレグランスを代表する名香として有名なこちらの「プール・アン・オム」は、プロヴァンスの美しい天然ラベンダーに洗練されたバニラが絡み合い、思わず吸い寄せられてしまうような魅惑的な香りを完成。
基調は、厳格なジェントル・スタイルを貫くシプレー・ウッディー・ノート。
ラベンダー、ローズマリーなどクラシカルな趣きを醸し出すトップ。
クラリセージ、ローズウッドなどがエレガントな甘さを引き立てて極上のダンディズムを光らせるミドルへ。
ラストはバニラ、ムスクなどがコクのあるマイルドなスウィートを立ち表させます。
甘い中にも逞しさのある男性をイメージさせる香り。
「タフでなければ生きて行けない。
優しくなければ生きている資格がない」
アメリカの文豪レイモンド・チャンドラーが生み出したフィリップ・マーロウの有名なセリフを思い起こさせます。
まさに時代に左右されることなく新しい感動をもたらす、語り継がれる名作といってよいでしょう。
TOUAREGH EAU DE PARFUM(トゥアレグ オードパルファム)
サハラ砂漠の遊牧民の名前から付けられたスパイシーフルーティーな香り。
フルーティかつドライなスパイスの香りは荘厳にして雄大なサハラの乾いた風を思い起こさせます。
イル プロフーモは、イタリアの一流アロマセラピストで化粧品学者でもあるシルヴァナ・カソーリが、自身のための香りをプロデュースしたのが始まりのブランドです。
彼女のこだわりは厳選された上質な天然香料を使うこと。
そして伝統的な香りはもちろんのこと、従来にはないクリエイティブなアプローチに挑戦し続けることも彼女のこだわりです。
もっと持続力のある香りを衣服を着るようにまといたい、使い続けることで身体から香り立つような香水を創りたい、という想いからこのブランドが生まれました。
そんな香りのスペシャリストが生みだした上質なフレグランスのパワー。
トップはスイカ・ラベンダー・ミント。
ミドルはルクーム・ピメント・ナツメグ・パルマローザ。
ラストはベチバー・パチョリ・シナモン・シダーウッド・アンバークリスタルの香り。
スパイシー&フルーティからウッディ&ハーブへ。
それはシーズンを通して荘大なサハラを旅していく遊牧民の旅路をロマンチシズムに表現しているかのようです。
自然のもつ厳しさと優しさ、雄大なロマンチシズム。
それこそ女性が感じる男性的セクシ-さの最たるものかも知れません。
まとめ
いかがでしたか?
抱かれたい男の香りをテーマに、まとうだけでセクシーになれるフレグランス3選をご紹介してまいりました。
セクシーでありながら、品格とセンスを兼ね備えた格調高い3作品を厳選。
作品の持つ背景を知って香りをまとうことも、知性とダンディズムを兼ね備えたあなたにふさわしいセクシーさの演出となります。
冒頭でもお伝えしたとおり、その効果は女性からの「好意的な視線」「引き寄せられるような接近」「ひんぱんなボディタッチ」など、あなた自身が、あなた自身の眼で見て、あなた自身の肌で体感してください。
そして、その後どうするのかも「あなた次第」です。