少し前ならジャケットと言えば無地がショップの最前列に並んでいました。
でも、最近はショップの一番前にあるのは「チェック柄」が増えてきています。
これは無地で無難に着こなそうとしている人よりも、無難をちょっと超える着こなしを求める男性が増えている証拠なのかも。
今回は無難を超える着こなしの基本とも言うべき「チェック柄」のジャケットを紹介します。
ぜひ上品に、大人っぽく着こなしてくださいね。
デ・ペトリロ(De Petrillo)オーバーチェック
2006年に設立されたナポリのファクトリーです。
ナポリの伝説的サルトリアで経験を積んだペトリロが、伝統的な仕立て技術を駆使することで、軽い着心地とトレンドを取り入れたシルエットを生み出しています。
このジャケットはナポリの伝統を踏まえた柔らかな印象を持っています。
また高い仕立て技術からくる、他のブランドの仕立てとは違う、動きやすさを実現しています。
高い位置にあるコンパクトなアームホールが特徴な、魅力あるジャケットに仕上がっています。
ポール・スミス(Paul Smith)WOOL LINEN JACKET
何事にも流されない強い気持ちと強烈な個性を表現するポール・スミス。
E.ZEGNA社のウールリネンを使ったチェック柄ジャケットです。
滑らかな表面、リネンが持つ独特なハリ感。
爽やかな印象で夏でも涼しげに見えますね。
ロロピアーナ(LOROPIANA)シャンブレーCH ジャケット
イタリア北部にある、6世代にわたって続く最高級ファブリックブランド。
ウールにシルクとリネンを合わせた生地で、清涼感ある見た目と着心地を実現しています。
裏地にはキュプラを使うことで、袖のとおりもスルッと滑らか。
イタリアの最高級ファブリックブランドだけあり、品格あるチェック柄なのでエレガントな雰囲気が最高です。
まとめ
チェック柄と言っても仕立てや生地に時代性や独自性を取り入れていますから、ただの派手な柄ジャケットになりません。
シルエットもタイトですし、エレガントさを持ち合わせていますので、上品で大人な雰囲気が印象的です。
ぜひ、いつもの「無難」なところから、ちょっと超えたところへ移動するための身近なアイテムとして「チェック柄」のジャケットを羽織ってみてはいかがでしょうか。