ビールや酎ハイなら気負うことなく頼める。
でも、ウイスキーとなると興味はあるけれど、どれを選べないいいのかさっぱりわからない。
過去に高いウイスキーを購入して失敗した経験もあるし、安いウイスキーで美味しくなかったことも。
こういう方、40代メンズにいらっしゃると思います。
そこで今回は、注文するだけでもダンディな雰囲気を纏える「ウイスキー」の基礎知識についてお話していきます。
1. 40代なら知ってて当然!?ウイスキーとは? 2. ウイスキーを語るなら知っておきたい基礎知識 3. 使えるシーンが多い!ウイスキーの楽しみ方 4. まとめ
1.40代なら知ってて当然!?ウイスキーとは?
私たちが手を出しやすいお酒には、次の3つがあります。
・ビール
・焼酎
・ウイスキー
ビールと焼酎は、ある程度知っている人が多いですが、ウイスキーとなるとよくわからないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
どうしてウイスキーはわかりづらいのでしょうか?
それにはこんな理由があるからです。
「ウイスキー」という呼称は世界中で通用します。
しかし、ウイスキーを定義する内容は国によって様々。
国によって原料や製法、熟成年数などに決まりがあり、ルールによってウイスキーと呼ばれるため、私たちとしては「どう違うのか」わかりづらいのです。
そこで、もっとも簡単にウイスキーを理解するためのコツがあります。
それは作り方です。
ビールの作り方は以下のような流れになります。
原料に大麦麦芽を使います。
その後、仕込みを行い発酵。
ここで完成。
焼酎の作り方は以下のような流れになります。
原料には、芋や麦や米など穀物を使います。
その後、仕込みを行い発酵。
1回蒸留して完成。
ビールと比較すると原料と工程に違いがあります。
肝心のウイスキーの作り方は以下のような流れになります。
原料に大麦麦芽、とうもろこしなどを使います。
その後、仕込みを行い発酵。
次からの手間が変わってきます。
蒸留を2回行い、さらに樽の中で数年熟成させます。
まとめると、ウイスキーは原料に穀類を使い、発酵させた後は蒸留し、木製の樽で貯蔵熟成させて完成するお酒ということです。
2.ウイスキーを語るなら知っておきたい基礎知識
出典:b.hatena
ウイスキーを語るうえで知っておくと役立つ基礎知識があります。
これ、知っているだけでちょっと自慢できます。
(1)ウイスキーの種類って知っていますか?
ウイスキーと言っても種類があります。
大きく分けると次の5つが有名です。
まずは、この5つを知っておきましょう。
モルトウイスキー
出典:Rakuten
大麦麦芽だけを原料に使ったウイスキーです。
個性的な味わいを楽しめます。
グレーンウイスキー
出典:shopping.dmkt-sp
原料にトウモロコシや小麦、未発芽の大麦などを使います。
蒸留には連続式蒸留器というものを使うことで、すっきりとした味わいを楽しめるウイスキーとして生まれます。
シングルモルト
出典:SUNTORY
テレビCMでも耳にすることの多い種類です。
モルトウイスキーの仲間です。
違いは「単一蒸留所」のみで作られたモルトウイスキーを瓶詰めしていることです。
シングルグレーンウイスキー
出典:富士御殿場蒸溜所
1つの蒸留所だけで作られたグレーンウイスキーを瓶詰めしたものです。
ブレンデッドウイスキー
出典:Rakuten
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られたものです。
5つも覚えられないという方は、次の2つだけを覚えておきましょう。
・シングルモルト
・ブレンデッドウイスキー
この2つを覚えていれば、後は組み合わせなので話しのネタには十分になります。
(2)有名なウイスキーの特徴とは
出典:craftcitysipin.com
つづいて、ウイスキーの中でも世界的に有名なものがあることを知っておきましょう。
出典:Amazon
ウイスキー発祥の地とも言われています。
古くから伝統のあるウイスキーが存在します。
穀物独特の味わいが特徴です。
スコッチウイスキー
出典:Rakuten
海外映画でも良く登場します。
ウイスキーの代表格と言っても過言ではありません。
スモーキーな風味が強いのが特徴です。
大人のウイスキーって感じでしょうか。
アメリカンウイスキー
出典:Rakuten
バーボンと呼ばれることもあります。
とうもろこしから作られたバーボンが有名です。
カナディアンウイスキー
出典:Rakuten
カクテルベースとして使われることも多いウイスキーです。
ウイスキー独特のクセが少ないので飲みやすいです。
ジャパニーズウイスキー
出典:barrel365.com
スコッチスイスキーを参考にして作られた日本のウイスキーです。
スコッチウイスキーのようなスモーキーさは強くないのが特徴です。
アルコール度数に注意しよう
ウイスキーの基礎知識として忘れてはいけないのがアルコール度数。
ウイスキーは他のアルコール飲料と比較すると、アルコール度数が高めになっています。
一般的なアルコール度数を並べるとわかりやすいと思います。
ビール:4~7度
ワイン:12~15度
日本酒:14~18度
焼酎:25~35度
ウイスキー:40~43度
ウイスキーは蒸留酒なので、アルコール度数が高くなります。
同じ量を飲んでもビールとウイスキーでは全く違います。
出典:ameblo
たのしくウイスキーを飲むためには、アルコール度数が高いことに注意しておきましょう。
「お酒は飲んでも飲まれるな」です。
3.使えるシーンが多い!ウイスキーの楽しみ方
ウイスキーは使えるシーンや楽しみ方が豊富です。
(1)ギフト
自分ではアルコールを飲まない人でも、ウイスキーならギフトとして使えます。
お中元やお歳暮、お誕生日や結婚記念日など、大切に育まれたウイスキーを贈ってみても楽しいはずです。
(2)飲み方
出典:SUNTORY
ウイスキーには、飲み方を変えて楽しむことができます。
ストレート
そのまま飲む「ストレート」。
ウイスキー初心者には、おすすめできませんが、ウイスキーの楽しさがわかってきたら試してみてください。
ロック
氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ「ロック」。
ストレートよりは飲みやすいですが、基本的にストレートと大きな違いはありません。
見た目、かっこいいですがウイスキー初心者は無理しないでおきましょう。
水割り
ウイスキー初心者におすすめのが「水割り」です。
口当たりが軽くなりますし、アルコールから受ける刺激も薄くなります。
飲みやすい方法からウイスキーとお友達になっていきましょう。
ハイボール
あまりアルコールを飲まない人がウイスキーを楽しみたい場合、おすすめなのが「ハイボール」です。
ウイスキーを炭酸水で割ったものなので、アルコール度数を下げつつ、炭酸によるスッキリ・さわやかなのどごしを楽しめます。
ただし、同じようなのどごしのビールとは違ってウイスキーですから、飲みやすいからと言ってグイグイ飲むのは危険です。
4.まとめ
ウイスキーの基礎知識についてお話しました。
最後に、ウイスキー初心者へおすすめしたいウイスキーをお伝えします。
・ブレンデッドウイスキー
・バーボンウイスキー
・テネシーウイスキー
どれもクセが強くないため、初めての方でも飲みやすくなっています。
最初からスコッチやシングルモルトを選ぶのは注意しておきましょう。
クセが強くて楽しめないかもしれません。
出典:ameblo