さて、万年筆と言えば、ビジネスの場面でもプライベートでも大人の男には、欠かせない必須のアイテムですよね。
スーツの胸ポケットの装飾品に、そして大事な契約書にサインする際に、高級万年筆を持っていれば、活躍する場面はたくさん出てきます。
時代小説の第一人者で直木賞作家の池波正太郎氏も著書「男の作法」で、こんなことを言っています。
「万年筆というのは男の武器だからねぇ。ことビジネスマンだったらなおさらだよ。
だから、それに金をはり込むということは立派なことだよ。」と。
そこで、今回は男の武器である一生モノの高級万年筆、厳選10選(歴史ある有名ブランド)をご紹介します。
モンブラン(montblanc)
出典:世界の筆記具ペンハウス
誰もが一度は聞いたことのある万年筆の有名ブランド。
1924年に誕生した歴史ある万年筆のトップブランドで高い品質と機能性、美しいデザインから「芸術品」とまで言われています。
パーカー(parker)
出典:世界の筆記具ペンハウス
パーカーの歴史は1888年から始まり、万年筆メーカーの中では最も古い歴史を持ちます。
この歴史ある万年筆ブランドは、2013年に創業125周年を迎え今もなお、機能が進化しています。
「世界で最も愛されるペン」と呼ばれておりマッカーサーが太平洋戦争終戦の文書に署名する際に使われたことでも知られています。
ペリカン(pelikan)
出典:世界の筆記具ペンハウス
マンがペリカン社を設立したことにより始まる。
カートリッジよりも吸入式にこだわりを持って作っているのがペリカンの特徴でもあります。
「すぐれもの」という意味を持つスーベレーンシリーズは1997年にペンオブ・ザイヤーを獲得した世界的名品です。
パイロット(PILOTS)
出典:Yahoo!ショッピング
万年筆は海外のメーカーが多い中、日本を代表する万年筆メーカーになります。
日本だけでなく、世界でも人気のあるメーカーです。
幅広い価格帯の万年筆が揃っているのが特徴。
セーラー(SAILOR)
出典:ギフトオンリーワン
1911年創業の日本を代表する万年筆のメーカー。
日本の伝統工芸である有田焼の絵柄を用いた万年筆「有田焼万年筆」を独自に開発する。
2008年北海道洞爺湖サミットでは有田焼万年筆を各国の首脳に贈呈されたことでも有名。
ラミー(LAMY)
出典:世界の筆記具ペンハウス
既に紹介したモンブランやペリカンと同じドイツ生まれの万年筆しかし、どちらとも全く違う独自の良さを持つ万年筆になります。
最大の特徴はやはりオシャレなデザイン性で、有名デザイナーを起用し製品づくりを行っている。
中でも最も人気があるのがラミー2000シリーズになります。
ウォーターマン(WATERMAN)
出典:一筆館
保険の勧誘員をしていた際、インク漏れのせいで大口契約を逃すという
痛い経験からクリップ付きのキャップやカートリッジインクなど、現在
では当たり前となっている万年筆の形を作り上げたというエピソードを
持つアメリカのウオーターマンが作った万年筆。
エス・テー・デュポン(S.T.Dupont)
出典:世界の筆記具ペンハウス
フランスの宝飾品メーカーで、万年筆の他にも高級ライターを扱っている。
2012年で140周年を迎える歴史あるブランド。
万年筆の胴軸部分は、すべて金属製で貴金属工芸の手法によって塊から芯をくりぬいて作られている。
また金属に漆が塗られているのもS.T.デュポン万年筆の特徴となっている。
クロス(CROSS)
出典:世界の筆記具ペンハウス
イギリスの鉛筆職人の息子であったアロンゾ・タウンゼント・クロスが、開拓時代に渡米して設立したのがクロス社。
米国で最も長い歴史を持つブランドです。
鉛筆職人の血を受け継いでいるだけあって、ボールペンの先駆けである「スタイログラフィックペン」や「繰り出し式ペンシル」など次々と発明し、33個もの特許を取得。
オバマ大統領ら著名人もたくさん愛用している。
デルタ(Delta)
出典:世界の筆記具ペンハウス
デルタは1982年創業の比較的、歴史の浅いメーカーになります。
特徴としては、サイドレバー式のインク吸入システムを採用していたりクリップに車輪をつけたローリングウィールクリップを取り入れるなど独自の技術を開発しています。
デルタブランドの代表的なアイテムは「ドルチェビータ」になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まずは、歴史ある有名ブランド10選を集めてみました。
お気に入りのものは見つかりましたか?
それぞれブランド別で見ていくだけでも様々な万年筆があり独自の個性や特徴を持った万年筆ばかり。
大人の男にとって、1本は必ず所有しておきたい万年筆所有欲を満たしてくれるだけでなく、万年筆で書くことの気持ちよさも体感できることでしょう。