スーツのポケットに装飾品として万年筆をさしたりインクが切れたのでカートリッジを交換したりといったことを現在では、当たり前のようにしていますよね。
こんなことが当たり前にできるのも、全てウォーターマンという会社が開発してくれたおかげだということを知っていましたか?
今回は、万年筆のパイオニア的な存在であるウォーターマンについて、そして代表モデル5本をご紹介したいと思います。
ウォーターマンの歴史
創業者であるルイス・エドソン・ウォーターマンは、もとは保険の外交員でした。
大口契約を取り交わす席でペンからインクがこぼれてしまい、新しい契約書を持って戻ってきた時には、他社に契約を結ばれていた…。
失敗は発明の母というが、そんな苦い経験が、彼の万年筆の発明につながっていったというエピソードは、あまりに有名です。
1884年にウォーターマン社が開発した「ザ・レギュラー」という万年筆は毛細管現象を応用することで、インクのボタ落ちを防ぎスムーズなインク流出を可能にしました。
その後も、クリップ付キャプの発明、カートリッジインクやインク漏れ防止機構の開発など次々と新しい発明をしていきます。
万年筆を携帯品として普及させていったのもウォーターマンの存在があってこそ。
また、金・銀・貝・宝石を使って軸を装飾し、万年筆を工芸品化したのもウォーターマンだと言われています。
ウォーターマンの代表モデル
ブルーオブセッション カレン・デラックス
スペック
全長:184ミリ
軸径:12ミリ
重さ:33グラム
インクの吸入方式:両用式
ペン先:18金
ペン先の太さ:F・M
価格:50,000円
カラー:エッセンシャル シルバーチーゼル
エッセンシャルブラック
コンテンポラリーブルー
コンテンポラリー ガンメタルチーゼル
コンテンポラリー ブラック
コンテンポラリー ホワイト
ブラック&シルバー
ウォーターマン・エレガンス
質とデザインを兼ね備えたウォーターマンの中でもかなりハイクラスな1本。
30年以上のキャリアを持つベテラン職人の手で加工されたパーツはまさに宝石同様の輝きを放つ。
胴軸の手触りも書き味も1級品なので、こだわり派にはうってつけの万年筆です。
スペック
全長:161ミリ
軸径:10.5ミリ
インクの吸入方式:両用式
ペン先:18金
ペン先の太さ:F・M
価格:60,000円
カラー:アイボリー
ブラック
エキスパートエッセンシャル
黒の単色で、見た目も落ち着いており、価格も手頃なのでウォーターマンの万年筆の中で、初めの1本にはまさに最適なモデル。
贈り物にもオススメしたい1本。
スペック
全長:153ミリ
軸径:13ミリ
重さ:29グラム
インク吸入方式:両用式
ペン先:ステンレススチール
ペン先の太さ:EF・F・M
価格:16,000円
エキスパートプレシャス
エキスパートシリーズのエッセンシャルの上級モデルであるプレシャス。
エッセンシャルより、よりデザインに細工を施し、こだわりを演出しています。
溝が刻まれたデザインが目を引くプレシャスですが、見た目だけでなく持ちやすさも考えて作られている。
ペン先にWのロゴが入っているのも見逃せないところ。
スペック
全長:153ミリ
軸径:13ミリ
重さ:29グラム
インクの吸入方式:両用式
ペン先:ステンレススチール
ペン先の太さ:F・M
価格:20,000
パースペクティブ
他のウォーターマンの万年筆よりも、よりシンプルですっきりとした印象があるパースペクティブ。
高層ビルをイメージして作られていて、ボディに彫られている幾何学模様は都市をモチーフにデザインされたもの。
ビジネスシーンだけでなく、色んな場面で幅広く使いやすい1本になります。
スペック
全長::162ミリ
軸径:10ミリ
重さ:36グラム
インクの吸入方式:両用式
ペン先:ステンレススチール
ペン先の太さ:F・M
カラー:デコレーションブルー
デコレーションシャンパン
ブラック
ホワイト
ブルー
まとめ
いかがでしたか。
ハイクラスなモデルから初めの1本に最適なモデルまでウォーターマンの代表モデルをご紹介しました。
あなたのセンスに適う1本を是非、見つけてみてください。