アラサ―になってからシックリくるジャケパン。
20代の頃には行けなかったランクの高いお店には、
それなりの恰好で行かないと気まずいですよね。
そして、ジャケットやパンツは持っている物を応用できても、
靴は新しく買わなければ、という人が多いのではないでしょうか。
ジャケパンにスニーカーでカジュアルダウンするのはアリですが、
いざという時は革靴で決めたいところ。
しかし革靴は奥深く、スーツ用の革靴からカジュアルなローファまで千差万別。
本記事では「ジャケパンに合う革靴」というテーマで、オススメの靴を紹介します。
カジュアルなシーンに合う革靴
まずはカジュアルなシーン向けの靴から紹介します。
G.H.BASS
G.H.BASSは世界ではじめてローファーを作った会社として知られています。
創業は1876年まで遡り、老舗のアメリカンシューズブランドです。
最も有名なシリーズは”Weejuns”で、
マイケルジャクソンが”Thriller”のミュージックビデオで着用していたとのこと。
この”Weejuns”は「ノルウェーの」という意味で、
ノルウェーの木こりが履いていた靴が原型であることに由来しています。
ローファはフォーマル度が最も低い革靴と言われていますし、
ローファ発祥のブランドということで、カジュアルな革靴はG.H.BASSで間違いないでしょう。
J.M. WESTON
J.M. WESTONは1891年創業のフレンチシューズメーカー。
120年を超える伝統を持ち、自社の革工場を持っているのが特徴です。
グッドイヤー・ウェルト製法を採用し、
耐久性が強く、独特のフィット感を理由にファンが多いメーカー。
価格は10万前後の展開ですが、一生履ける一足に出会えるのではないでしょうか。
フォーマルなシーンに合う革靴の型
続いてビジネス及びフォーマルな場に合う靴のブランドを紹介します。
UNION ROYAL
マッケイ製法を得意とする日本ブランド。
1952年からの創業で、早くからイタリアの靴作りに着目し、
機械、技術、素材の導入を行っていたとのこと。
日本発のブランドということで日本人の足を熟知し、歩行科学を取り入れた設計で、
他のメーカーが真似できない履き心地を実現しています。
SCOTCH GRAIN
こちらも日本発のブランド。
素材に拘り、職人である社長自らが買い付けに世界を飛び回るとのこと。
また創業から作り続けた1万足分の木型と、独自のグッドイヤーウェルテッド製法と、
拘りの固まりで作られる靴は絶品です。
尚、スコッチグレインは修理面での評判がピカイチで、
中敷きやヒモは新品に交換し、送料と代引きもメーカー側が負担するサービスっぷり。
本体価格も同質の海外メーカーの物に比べると半値近いと言われているので、
高品質ながらもコストパフォーマンスに優れたシューズメーカーではないでしょうか。
ジャケパンに合う型は？
カジュアルシーンには「モンクストラップ」、「ウィングチップ」、
「Uチップ」、「Uチップ」、「ローファ」。
フォーマルシーンには「ストレートチップ」、「プレーントゥ」という大枠ですが、
プレーントゥはカジュアルな場にも馴染みますし、
逆にモンクストラップはフォーマルな場にも対応可です。
靴のデザインや色によっては大枠から外れてしまう事もありますので、
迷った場合は店員さんに相談してみましょう。
まとめ
「ジャケパンに合う靴」をテーマに、
フォーマルなシーンとカジュアルなシーンに別けて革靴のブランドを紹介しました。
カジュアル向けはローファ、フォーマル向けはストレートチップ、
プレーントゥがメインのブランドを紹介しましたが、
それぞれのメーカーの別の型も魅力的なので、よければチェックしてみてください。
本記事がきっかけでジャケパンに合う靴について知識が深まり、
あなたのコーディネートがレベルアップすることに一役買えれば嬉しいです。
