40代のあなた。
クールビスが始まると、毎年ジャケパンと革靴の組み合わせで過ごしてきた、という方も多いのではありませんか?
確かにジャケパンと革靴の組み合わせは、ビジネスシーンで王道とも言えるコーディネートです。
でも、昨年のクールビズが終わる10月頃を思い出してみてください。
あなたのオフィスにいる「ジャケパン+革靴」の同僚は何人くらいいましたか?
少しずつジャケパンが増えていることは確実ですし、あなたが先取りした「ジャケパン+革靴」のコーディネートをマネして「キメている」気になっている同僚もいることでしょう。
(でも、実際はあなたほどキマってないですけどね。)
さて、このようなオフィスの状態ですが、今年のクールビズはどんなコーディネートの同僚が増えてきそうに思いますか?
イメージしてみてください。
昨年の10月頃を思い出しながら、今年のイメージをしてみてください。
いかがでしょうか?
あなたのイメージの中に「ジャケパン+革靴」の同僚が増えてきていませんでしたか?
もし、あなたのイメージと、私の予想がぴったり一致していたのなら、あなたはこれから先をお読みになることが必要です。
なぜなら、あなたは一歩先を行くセンスと遊び心をお持ちの方だと思うからです。
それでは、クールビズで同僚たちと差をつけるために必要なアイテムをご紹介します。
そのアイテムとは、メゾンブランドの「レザースニーカー」です。
なぜメゾンブランドのレザースニーカーが狙い目なのか
冒頭でお話しましたように、ジャケパンに合わせるのが「革靴」だけではマンネリです。
そしてファッションにマンネリは厳禁。
だからと言って、奇をてらったものがオススメかというと、そんなことはありません。
やはり40代なら「上品」と「おしゃれ」が両立していないとダメですから。
そこでおすすめなのがレザースニーカーなのですが、レザースニーカーの中でもスポーツブランドのものではなく、メゾンブランドのものが狙い目な理由をお話しましょう。
(1)軽い!使いやすい!歩きやすい!
「革靴」は上品でおしゃれですが、クールビズの季節には「重い」。
雰囲気も重いですが、単純に重量も重い。
しかし、レザースニーカーは「軽い」です。
特にメゾンブランドのレザースニーカーは、アッパー部分が天然皮革なので上品でありながらも、ソールは軽いスニーカーのソール。
革靴と比べても、ソールの違いだけで軽さが違います。
また、革靴にありがちなバックルなどの装飾も、レザースニーカーは控えめなデザインになっていますから、この部分でも軽いことがわかります。
そして、使いやすさもレザースニーカーの特徴ですね。
革靴よりもお手入れが簡単ですし、少しくらいキズがついてもへっちゃらです。
また、靴の中に足を入れた瞬間から、革靴とは違って足全体へのストレスも少ないです。
レザースニーカーの最大の特徴は、歩きやすさですよね。
革靴と比べるまでもなく、レザースニーカーは長時間履いていても疲れにくいですし、革靴のように歩くたび足元から音がすることもありません。
履き心地、歩き心地、そして無意識に耳へ届いている歩く音。
すべてがレザースニーカーなら快適だということが、おわかりいただけることでしょう。
(2)メゾンレザースニーカーは上品
メゾンブランドのレザースニーカーは、スニーカーの形をしていますが、デザインコンセプトがスポーツブランドのものとは違います。
メゾンブランドのレザースニーカーは、スニーカーであっても「上品」なデザインにフォーカスしています。
スポーツブランドの得意とするスポーティーな雰囲気は、若々しいイメージを持ちやすいですが、カジュアルになりすぎる傾向にあります。
ですから、有名スポーツブランドのスニーカーをジャケパンに合わせても、何かしっくりこないことが多いのです。
スニーカーはデニムにしか合わないの?
レザースニーカーに限らず、スニーカーというとデニムパンツにしか合わせられないと思っている方も多いようです。
でも、そんなことはありません。
レザースニーカーでも、特にメゾンブランドのものなら上品なデザインになっていますから、デニムパンツよりもキレイに見えるスラックスに合わせるのがおすすめです。
スニーカーにスラックスという、ちょっと違ったパンツに合わせることで、ファッションに意外性ができます。
この意外性こそが、いつも新鮮なイメージをまわりに与える秘訣でしょう。
40代が手に入れたい「上品」で「キレイ」、そして「新鮮」なイメージを作りたいなら、メゾンブランドのレザースニーカーを選ぶことが近道だと言えるでしょう。
どんなコーディネートならレザースニーカーが使えるのか
(1)暗い色のスラックスには白のレザースニーカー
スラックスに多い色というと
・グレー
・紺
・紺
どうしてもトータルファッションを見ると「暗い」イメージになりがちです。
落ち着いた印象とも言えますが、せっかくのクールビズの期間です。
少しは違った印象を与えたいところですから、いつもの堅いスラックスのイメージから抜け出したいですよね。
そこで合わせるとイメージが変化するのが「白」のレザースニーカー。
足元に白をもってくることで、スニーカーが明るい雰囲気を出してくれます。
足元が明るくなると、全体的なイメージも優しい印象になりますから、暗い色のスラックスでも雰囲気が変わります。
(2)クールにキメたいなら暗めスニーカー
今日はクールにキメてみたい。
そんなときは、暗めのスラックスでビシッとキメながら、足元のレザースニーカーにはエレガントな暗めの色のスニーカーを選びましょう。
特にこの場合のレザースニーカーは、ソールもアッパーと同色で統一されているような、シンプルなものがおすすめです。
クールにキメたいときには、余分な色を極力省くことが基本です。
シンプルにコーディネートすることを考えるだけで、クールな印象を演出できます。
(3)色物スラックスなら、茶色のレザースニーカー
週末で内勤。
休日の出勤。
たまには色物のスラックスも試してみたいところですよね。
外出する予定もなければ、少しは遊び心も出してみたいところでしょう。
そんなときにおすすめなのが、茶色のレザースニーカーです。
茶色系のレザースニーカーは、ほとんどの色物スラックスと相性が良いです。
落ち着いた印象を作ることができますし、足元がキチンとした印象になるので遊び心がありながらも、攻めの姿勢が保てます。
(4)原色も使える
こんなときもあると思います。
休日出勤しているのは、自分と数人の部下。
または、他の部署の数人だけ。
16時くらいには仕事を終わらせて、その後は友人と少し早めの飲み会へ。
そんなときこそ、スラックスは普段とは違う自分をアピールするためにも、おしゃれで少し派手な柄をチョイスしたいものです。
そして、足元のレザースニーカーはというと、スラックスが派手なのでシンプルなものにしておこうか、、、と思いがちですが、
ちょっと待ってください。
ここはチャレンジ精神を出して、挑戦的に原色のレザースニーカーを選んでほしいですね。
もしスラックスが青なら、スニーカーには対照的な赤を選ぶ。
これくらい挑戦的な方が、まとまったファッションになります。
色は派手だけど、メゾンブランドのレザースニーカーですから、佇まいは上品さが漂います。
仕事が終わってからの飲み会でも、あなたのおしゃれに視線が集まることでしょうから、ワザありコーデで勝負してみてください。
どんなシーンならレザースニーカーが使えるのか
さて、ここまでメゾンブランドのレザースニーカーのコーディネートについてお話してきましたが、ここではどんなシーンで使えるのかを、もう少し具体的にお話していきます。
(1)ビジネス(外出)
ジャケパンでクライアント先へ行ってもOKな会社なら、足元も上品なレザースニーカーならOKでしょう。
アーティスト系の職種の方なら、白が大きく入ったレザースニーカーもチョイスできます。
でも、相手からの印象もありますから、もっとも無難なのは「黒」か「茶」のレザースニーカーでしょう。
ソールも白ではなくて、同色系になっているものなら、よりベスト。
ビジネスシューズに代名詞である「革靴」を、ドレスダウンした感じですね。
(2)ビジネス(内勤日)
役員相手のプレゼンや報告会に出席する予定がなければ、ジャケパンで出勤されていることでしょうから、そんなときは少しカジュアルに白が入ったレザースニーカーを選びたいですね。
足元を明るくするだけで、おしゃれな雰囲気が高まりますし、暑い季節でも清涼感が伝わります。
メゾンブランドのレザースニーカーが、ビジネスでもっとも活躍するシーンではないでしょうか。
(3)休日出勤
休日出勤でも、特に内勤で雑用を処理するために出勤するようなとき。
早めに仕事を終わらせて、早めの時間にどこかへ寄り道してから帰ろうかという予定のときに、レザースニーカーは重宝します。
寄り道するときにも、足への負担が少ないですし、なんて言っても革靴よりも数段おしゃれでこなれた感じも高いですから。
スラックスに革靴だけ、どこかフォーマルなイメージなので、おしゃれなカフェにも入りづらいこともありますが、レザースニーカーならこなれた印象なので、気にすることなくお店に入ってゆっくりとくつろげます。
(4)当然、休日ファッションでもOK
ビジネスカジュアルではありませんが、休日にもレザースニーカーは使えます。
休日のデートに、スラックス+レザースニーカーなら、ドレスコードのあるレストランでもどうどうと入店できますね。
ホテルのラウンジでも浮くことなくこなれた印象ですから、デートの相手もあなたを見る目が変わることは間違いありません。
実は準フォーマルにも使えるのです
ドレスコードがある場所へ参加するとき、レザースニーカーは使えるのかというと、実はメゾンブランドのレザースニーカーなら使えるときもあるんです。
まずドレスコードについて、おさらいしておきますと
・カジュアル
・ビジネスカジュアル
・スマートカジュアル
・インフォーマル
・セミフォーマル
・フォーマル
・ビジネスカジュアル
・スマートカジュアル
・インフォーマル
・セミフォーマル
・フォーマル
という順に、どんどんとドレスコードが厳しくなっていきます。
一般的にクールビズの服装はというと、ビジネスカジュアルあたりだと言われています。
しかし、パーティー馴れしている方たちは、ドレスコードがセミフォーマルの会場にも、レザースニーカーを選ぶことがあるようです。
この場合、ネクタイは着用しているようですが、足元はメゾンブランドのレザースニーカーでハズした印象に。
パーティーにこなれた印象の40代が登場すると、当然ですが女性の視線を集めない理由はありません。
そんなところも狙っているのかもしれませんが、自分の親しい人の催しで、ちょっとハズしてこなれ感を出したいときに、メゾンブランドのレザースニーカーが1足あると、会場で熱い視線を独り占めすることができるかもしれませんよ。
メゾンブランドのレザースニーカー
それでは、おすすめのメゾンブランドのレザースニーカーを紹介しておきましょう。
リヴォリ・ライン スニーカー(ルイ・ヴィトン)
バスケットシューズからヒントを得た、クラシカルなフォルムにブルーのアクセントが目を引くレザースニーカーです。
ストリート感もあり、モード感もある、ルイ・ヴィトンならではの絶妙なバランスが、上品さを醸し出しています。
シンプルでローテク。
スタイルを選ばない、大人の落ち着いた印象を抱かせるスニーカーです。
マッテオ(ベルルッティ)
名門ベルルッティからは、スケーターシューズからヒントを得た、レザースニーカーが登場しています。
このレザースニーカーは、さすがベルルッティという感じで、お得意の「パティーヌ」という独特の色合いに染め上げられています。
なんとも上品で優雅さを感じさせる一足です。
トリプルスティッチ(エルメネジルド・ゼニア)
ドレスシューズが持っているエレガンスを、そのままレザースニーカーに移植したのが、ゼニアのスリッポン。
仕事でも休日でも、自由に履けるレザースニーカーだと言えるでしょう。
極上の上品をまとうのなら、ゼニアのスリッポンは、最適な選択です。
ナイロングロングラン(ジョルジオ・アルマーニ)
ジョルジオ・アルマーニ自身が愛用し、日常的に履いていると言われているのが、このレザースニーカーです。
世界有数のデザイナーが、仕事でも休日でも選んでいるですから、あなたのビジネスシーンで使っても問題ないことがわかるでしょう。
クロップト丈のパンツにあわせれば、軽やかな足元が適度な抜け感を作ってくれます。
まとめ
クールビズでありがちになった「ジャケパン+革靴」よりも、おしゃれでスマートで遊び心のあるコーディネートを楽しめるのが、メゾンブランドの「レザースニーカー」なのです。
レザースニーカーを20代や30代の方がビジネスシーンで履いていても「大人っぽく」は見えません。
どちらかというと、カジュアル感が全面に出てしまうか、上品な印象になりにくいことが多いものです。
でも、40代に入るとレザースニーカーは「大人のアイテム」に変化します。
これは人生経験や社会人としての教養がにじみ出てくることでしか、手に入れることができません。
そして、特にメゾンブランドのレザースニーカーなら、スニーカーそのものにも品格や上品な佇まいがありますから、経験豊富な(仕事だけでなく遊びもすべて)あなたをより一層おしゃれにしてくれることでしょう。
また、今回ご紹介したメゾンブランドは、多くの女性たちが気になるブランドでもあります。
おしゃれなあなたのスニーカーと、お揃いのバッグや財布を持っている女性もいるかもしれません。
ということは、あなたとセンスが近いのかもしれませんね。
革靴よりもシンプルでセンスよく、そして親近感もわき、今までよりも人間関係を近づけることができるかもしれないレザースニーカー。
開放的な夏が近づく前に、親近感を作り出し、おしゃれで遊び心のある新しい「あなた」をオフィスで静かにアピールしてみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい夏が訪れることだと思います。