ちょっと一味違うオシャレな靴を履いてみたい・・・
革靴は革靴でも個性を出していきたい・・・
そんなときにはイタリアブランドはいかがでしょうか?
イタリアブランドには、デザイン性の高いブランドが数多く有ります。
それでいて、ただオシャレなだけでなく、連綿と続く哲学に支えられた、世界でも指折りの靴がそこにはあります。
ぜひ、イタリア靴の奥深さをのぞいてみてください。
DOUCAL’S(デュカルス)
1972年、製靴業のメッカ、マルケ州にて創業されました。
靴の製造の全工程、革の裁断から仕上げるまですべてを自社で一貫して管理しており、そのクオリティに定評があります。
すっきりとした見た目や軽さ、足への負担の少なさが特徴です。
軽さの秘密はマウンテンブーツに用いられる軽量ソールを採用していること。
一度履いたら癖になってしまう優しい履き心地です。
また、機能性だけでなく、ハンドメイドによるイタリアらしい上品なシルエットがスタイリッシュで洗練された美しさを生み出しています。
シンプルかつ上品なデュカルスのシューズは、品のあるワンランク上のカジュアルシューズを履きたいオシャレな大人の休日にピッタリの一足です。
ジュート・ロウやショーン・ベン、オーランド・ブルームといった世界的俳優がデュカルスの愛用者として知られています。
Ferragamo(フェラガモ)
サルバトーレ・フェラガモ。
彼が歴史と文化織りなす街イタリアはフィレンツェで創業した高級靴ブランド、それがフェラガモです。
1898年にイタリアの貧しい農家の子として生まれ彼は、幼い頃から靴屋で働き、何と11才頃には自分で靴屋を開けるほどの腕を身につけていたそうです。
15才になり、アメリカに移り住んだフェラガモは自分の靴屋を開きます。
彼の靴はハリウッドで愛され、フェラガモの名は高級靴として世界中に知れ渡ります。
マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、ソフィア・ローレンなど、歴史に名を刻む世界的ハリウッド女優たち御用達ブランドとなり、「夢の靴職人」の二つ名をしました。
しかし、靴への情熱がさらに熱くほとばしるフェラガモは、デザイン性だけでなく、履き心地にもこだわり、大学で解剖学も修めました。
そうした努力の跡は、350もの大量の特許として残っています。
1927年、フィレンツェに戻った彼は、「フェラガモ」を故郷イタリアで創業しました。
フェラガモは1960年に亡くなりましたが、彼の靴に捧げた62年の人生が、今もなおフェラガモとして世界中で愛され、生き続けています。
Santoni(サントーニ)
1975年創業。
世界の名だたるブランドと比べ、その歴史は短いものの、それを全く感じさせないスピードで世界のトップブランドへと登りつめたイタリアはマルケ州発のブランド。
それがサントーニです。
マッケイ、グッドイヤー、ボロネーゼ、ハンドソーン、、、あらゆる製法の数々。
多くの靴メーカーは一つか二つの製法だけで靴を作ります。
そんな中サントーニは、主なものだけでも10以上もの製法を導入し、あらゆる製法を巧みに使い分けます。
と同時に、パティーヌや個性的なデザインにも磨きをかけていきました。
その技術力の高さ、デザイン性の高さは他ブランドの追随を許さず、また、創業当初からの理念「ファット・ア・マーノ(手仕事)」を貫き、伝統の職人技を守り続けてきました。
伝統を継承しつつも、既存の枠にとらわれず躍進し続ける。
そんな姿勢を感じられるブランドがサントーニです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2700年以上の歴史を持つイタリアの靴は、芸術へと消化されたそのデザイン性、オリジナル性の高さが特徴です。
また、表面上のデザイン性だけでなく、イタリアには靴の格言も多く、哲学に裏打ちされた確かなものとなっています。
ぜひ、あなたもイタリアの靴に流れる哲学を感じてみてください。
「いい靴はあなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる」