2020年5月25日

男は黙ってタキシード。セクシーにいつもと違う華やぎを手に入れよう

パーティウェアと言えば、思い出すのがタキシードでしょう。

映画のワンシーンや授賞式など、華やいだ場所で男性がセクシーに、そして視線を集めている場面には必ずタキシードが登場します。

また、ちょっと格式高いパーティに呼ばれたときに、気後れして一歩を踏み出せなかった経験はありませんか?

そんな場所にも、タキシードがあれば躊躇することなく自信を持って足を運べますし、会場でのあなたのジェントルマンな雰囲気と、セクシーさが惜しみなく発揮されることでしょう。

タキシードはこのように格式高いパーティはもちろんのこと、

・友人の二次会パーティ。
・女友達とのデート。
・ロマンチックなレストランでのディナー。

こんなカジュアルな場面にも着回すことができる、便利なアイテムです。

そろそろパーティやデートにスーツばかり着ていくのはやめて、タキシードで華やいだ雰囲気と、ちょっとした非現実感を演出し、いつもと違うセクシーな気分であなたの周りの人を酔わせてみてもいいかも・・・。

それでは、大変便利なアイテムであるタキシードについてお話します。

タキシードとは

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グローバル・スタンダードな礼服

タキシードとは、世界中の多くの人が認め、そして愛用している「礼服」です。

ほとんどの国で「礼服」として公認されているタキシードですから、正しい礼装の基準も存在します。

しかし、それは年に1度あるかないかの晩餐会での話。

日本ではタキシードに気軽なイメージがあまりありませんが、世界基準で見るとタキシードは気楽なパーティでも気軽に着られる「礼服」という位置づけなのです。

でも、元はカジュアル

タキシードはフォーマルなスーツと同じように考えていませんか?

多くの日本人は、アメリカで行われる「宮廷晩餐会」で見かける「タキシードの正礼装」しか知りません。

このイメージが日本で定着したために、タキシードをフォーマルスーツと勘違いし「格式高い」「値段も高い」「特別な時だけの」まるで「衣装」のように扱っているのです。

しかし、タキシードは「楽」に着るためのものから始まっています。

色々な色のシャツやパンツ、小物を合わせることでカジュアルなシーンでの相性も抜群なのです。

「正礼装」を求められるシーンではふさわしくありませんが、カジュアルなパーティなど、シーンにふさわしい自分らしく遊べるフォーマルが、タキシード本来の姿と言えるでしょう。

タキシードは「エンタメ」

おしゃれな男なら、タキシードは一着持っていたいアイテムです。

カジュアルなパーティで女子ウケも狙いたいなら、必ずタキシードは一着持っていたいところ。

その理由は、タキシードを着る場面とは全て「エンタメ」な場所だから。

パーティや特別なデートは、すべて「相手を楽しませ」ながら「自分も楽しむ」場であるはず。

これは「エンターテイメント」の定義「能動的に周りの人々を楽しませ、自分も楽しむ」にぴったりと一致しています。

普段のあなたを一瞬で「エンターテイナー」に変身させるアイテムがタキシード。

タキシードを着るだけで、気分もガラッと変わり、自信を持って周りを楽しませならが、楽しませている自分も存分に楽しむことができる。

そんな不思議な力をタキシードは持っています。

緊張しがちなパーティなら、特に効果が期待できるアイテムだと言えるでしょう。

タキシードの歴史

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1870~1890年代

〈1870年代〉

ドイツ、フランスのカジノにおいて、へちま襟(ショールカラーと呼ばれる襟)の尾のない燕尾服が流行りました。

この「尾のない燕尾服」は、元は自宅の部屋でくつろぎ喫煙するときに着用する「喫煙服」のデザインを取り入れていました。

(現代のガウンに近いイメージですね。)

そして、このデザインを「スモーキング」と呼んでいたそうです。

〈1876年〉

当時のイギリス皇太子である「エドワード7世」が、スモーキングのファッションを英国に取り入れ「ディナー・ジャケット」を考案します。

そしてエドワード7世は、パーティなどで着用するようになりました。

これがタキシードの始まりでしょう。

〈1886年〉

タキシード事件と呼ばれる、現在のタキシードのデザインの元ともなる事件が起こります。

ニューヨークのタキシード・パーク倶楽部において、全員が燕尾服を着ている秋の正装舞踏会へ、一人の男性が真っ赤なスモーキングジャケットを着用してパーティへ参加したのです。

この事件が発端となり、アメリカでのタキシードが始まったと言われています。

この事件には「着替え忘れてパーティへ参加した」という説と、この男性が夏に訪れた「ヨーロッパの流行を意図的に取り入れた」という説がありますが真相ははっきりしていません。

〈1890年代〉

この頃から、アメリカではタキシードという呼び名が定着しはじめます。

名前の定着と同時、若者の間ではタキシードと小物、色とりどりのスモーキングジャケットを組み合わせるファッションが流行。

タキシードがカジュアルな位置づけとして受け取られた時代です。

1900~1960年代

〈1900年代〉

人気のタキシードが変化します。

ジャケットは黒。

燕尾服用のパンツ。

立て襟、ウィングカラーのシャツ、白のベスト、白蝶ネクタイという礼装スタイルが、アメリカで市民権を獲得します。

〈1910年代〉

タキシードのインに、当時大流行していた「アロー社」のカジュアルシャツである「ヒダ胸シャツ」を組み合わせる着こなしが大流行します。

〈1920年代〉

タキシードが夜の正礼装として「燕尾服の次に礼装である」と、世界中に認知されるようになります。

黒蝶ネクタイ、黒のカマーバンドが用いられるようになり、この頃から「ブラック・タイ」というドレスコードは「タキシード」を示すようになりました。

また、へちま襟(ショールカラー)しかなかったタキシードジャケットに、ピークトラペルのジャケットが加わったり、フロントもダブルのジャケットが流行するようになりました。

〈1930年代〉

夏のリゾート用に「白のタキシードジャケット」が登場。

色物のカマーバンドに、色物のポケットチーフ。

しかし、蝶ネクタイは黒だったようです。

〈1945年〉

第二次世界大戦後、アメリカで取られた特別措置から、大学生が急増します。

これまで上流社会だけのものであったタキシードが、あらゆる階層や人種の一般市民へ普及しました。

〈1950年代〉

色物のタキシードやクロス・タイ、フリルやレースや色物のシャツが流行します。

〈1960年代〉

タキシードは再び「黒一色」に戻ります。

シャツや小物と組み合わせることで楽しむようになり、パーティそのものを楽しむようになったと言われています。

1970~現代

〈1970年代〉

上下が白のタキシードにフリルシャツの組み合わせが「花婿の衣装」として流行。

これは現在も続いていますよね。

〈1986年〉

タキシード100年。
自由の女神100年。
コカ・コーラ100年。

オーストラリア建国100年。

これらのイベントに、タキシードに普通のネクタイを組み合わせた取材陣が多く登場。

また、昼間のタキシードも目立つようになりました。

〈1989年〉

「カリフォルニア・ブラックタイ」「テキサス・ブラックタイ」と呼ばれる、新しく大胆なタキシードの着かたが登場。
〈1990年代〉

タキシードシャツと呼ばれる「立襟シャツ」が流行。

立襟シャツと蝶ネクタイと合わせることで、ほとんどの服が「タキシード」な礼服として使えることが認識されていきます。

〈現在〉

正礼装だけではなく、タキシードジャケットと小物を合わせたり、正礼装中から何か1点だけ使うことで、楽しくハズしたタキシードを楽しむようになっています。

タキシードを構成するアイテム

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正礼装のタキシードを構成するアイテムを紹介します。

上着

色は黒または濃紺が一般的です。

生地には「カシミヤ」や「パラシャ」と呼ばれる素材が使われることが多いようです。

フロントは「シングル」と「ダブルブレスト」があり、襟には「拝絹」と呼ばれる光沢をもった生地が付けられた「へちま襟(ショールカラー)」が一般的。

ピークトラペルの襟のものも存在していますが、正礼装を考えると「へちま襟」がおすすめです。

スラックス

上着と同質のもので、上着が何色であってもスラックスは「黒」が基本です。

脇には1本の側章があり、カマーバンドを用いるのが一般的です。

ネクタイ

ブラック・タイと呼ばれるくらいなので「黒蝶ネクタイ」が基本です。

ポケットチーフ

白麻が基本です。

上着が色物の場合に限って、黒や色物の絹も選ばれています。

革靴

黒のエナメルが基本ですね。

もう一歩踏み込むと「舞踏靴」という選択もありです。

靴下

黒の絹、ナイロン製が基本。

帽子

無帽でも問題ありません。

ただし帽子を被る場合には、黒か濃紺のボンブルグハットを選んでください。

夏場はパナマハットを選びましょう。

コート

チェスターコートの黒や紺、グレーを選びましょう。

トレンチやPコートは、正礼装には向きません。

マフラー

冬にマフラーをしたいときは、白の絹製がおすすめです。

タキシードの選び方

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デザイン

タキシードには色物もありますが、市民権を得ているのは「黒」。

ジャケットもシングルでノーベンツ。

へちま襟で拝絹付きが1着目ならおすすめです。

タキシードは流行に左右されにくいので、変わったデザインのものや色のモノよりも、スタンダードなものを選ぶようにしておきましょう。

「1年の間に何度もパーティがあって。」

そんな方は2着目として、変わったデザイン色物を選んでみてください。

拝絹

襟のところに光沢があるのが、タキシードの特徴です。

モーニングやスーツには、この光沢はありません。

この襟の光沢が「拝絹」と呼ばれていて、タキシードの品質の善し悪しを見分けていた頃もあったそうです。

現在は素材と技法の開発で「拝絹」を見ただけでは、品質の善し悪しを判断できないようです。

フロント

タキシードにはシングルとダブルがあります。

アメリカで言われる「宮廷晩餐会」のような席へ出席されるのなら「ダブル」が必要になります。

しかし、年に1度くらいの「正礼装」。

後はハズして着ることが多いのなら「シングル」がおすすめです。

へちまのように下へ向かうほど丸くなっている「ショールカラー」。

スーツにもよく見かける、先が尖った「ピークトラペル」。

どちらがおすすめかと言いますと、1着目なら「ショールカラー」を選んでおきましょう。

ショールカラーなら「正礼装」でも問題ありませんし、カジュアルなシーンでも違和感がありません。

ピークトラペルの場合は「正礼装」の主流ではありませんし、カジュアルなシーンでは堅いイメージになってしまうこともあります。

パーティが多くて、タキシードを何着か持っている方なら「ピークトラペル」を持っておいても良いですね。

シーズン

タキシードは、元々「スモーキングジャケット」ですから部屋着です。

そのため、屋外で長時間着用していることを想定していません。

夏物、冬物という区別がなく、一年中着用できる素材と仕立てになっています。

タキシードの正統派着こなし

ドレスコードに「ブラック・タイ」とあれば、タキシード着用でということ。

そんなときは「正統派」の着こなしが必要です。

まず上着は「黒」か「濃紺」でショールカラーのシングル。

襟は「拝絹」と呼ばれる光沢のある仕立てになっていることが基本です。

ベンツはなく、「くるみ式」と呼ばれるボタンが備わっていることが一般的。

スラックスは「黒」。

シャツには白無地が基本で、黒無地の蝶ネクタイというのが正統派。

忘れていけないのは「ポケットチーフ」。

ブラック・タイ指定なら、白無地のシルクか麻のものを用意しましょう。

折り方も指定や決まりはありませんが、

・シルクなら「パフドスタイル」
・麻なら「スリーピークス」

が一般的です。

またアクセサリーですが、正統派の場合には着用は避けておくのが無難です。

時計や携帯電話なども身につけないで、その場を祝う、楽しむ精神が大切です。

タキシードのハズした着こなし

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タキシードは正統派だけではありません。

正統派をハズして着こなすことで、大人の余裕、男の色気を際立て楽しむことができるアイテムです。

グローバルな着かた

タキシードジャケトに色々なパンツやシャツを組み合わせ、自由に楽しむのが大人の余裕を魅せるポイント。

ジャケパンのように使ってしまうのが、正解ではないでしょうか。

あえてボタンを外してラフな印象で。

楽しいパーティを心から楽しみながら、あなたのエンタメ性を存分に発揮してみてください。

小物はコレ

流行のシャツやカジュアルシャツを合わせてもいいですね。

冬なら黒のタートルネックでシックにハズしてもOK。

正統派ではないので、ストールを巻いたり、腕にはシルバーやゴールドでキラリと光る腕時計なんかも遊び心を演出できます。

色柄モノもOK

カジュアルなシーンなら、柄物のタキシードジャケットもOKです。

また柄物のタキシードジャケットがないという場合には、スラックスだけ黒のタキシードにして、ジャケットに柄物を合わせてもOKです。

夜しかダメ、ではありません

今やタキシードは「夜」だけのものではありません。

特にハズして着るのなら、お昼でも大丈夫。

自分にとっての「メインイベント」の場がどこなのか。

ここに合わせたふさわしい服装を選びましょう。

ネクタイでハズす

ネクタイというアイテムは、それだけでイメージが固定されています。

・蝶ネクタイなら「フォーマル」
・ノーネクタイなら「カジュアル」
・普通のネクタイなら「ビジネス」

カジュアルやビジネスでのパーティで「蝶ネクタイ」は、大人の余裕を見せつけるハズしかた。

エンタメ性が高いので、あなたのお陰で盛り上がるかもしれません。

まとめ

グローバル・スタンダードな礼服として認められているタキシード。

スーツやジャケパンでは、相手によって「フォーマル」「カジュアル」の認識が違ってきますが、タキシードについては、世界中の多くの人が「礼服」であると認めます。

また、タキシードは流行とは無縁ですので、パーティやセレモニーの場にふさわしいものを、と迷ったときは一生モノのタキシードを黙って選びましょう。

まだまだ日本では「タキシード」というと、タキシードの本場であるアメリカで言う「フルドレス」のイメージが強いですが、それは本場での「宮廷晩餐会」のドレスアップのひとつでしかありません。

でも本当は、正統派なスタイルにも、ハズしたおしゃれにも使いやすいのが定番のタキシード。

一生モノのタキシードを一式持つことで、気後れせず自信を持ってパーティやデートに足を運んでもらいたいと思います。

ぜひ、世界基準で楽しめるタキシードを、あなたのワードローブへ迎えてみてください。

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